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更新日: 2021.10.25 年金

国民年金のおトクな納め方。割引が1番大きいのはどんな方法?

国民年金のおトクな納め方。割引が1番大きいのはどんな方法?
毎月1万6610円の国民年金保険料(令和3年度)は、決して小さい金額ではないと思いますが、前払いをすることで割引が適用されるのをご存じでしょうか。
 
本記事では、国民年金保険料の前納による割引制度について解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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国民年金保険料の割引制度

令和3年度の国民年金保険料は月1万6610円で、令和4年度は1万6590円になる予定です。令和3年度分を合計した年額は19万9320円と、かなりの金額です。
 
しかし、前納によって保険料が割引となる制度があるため、それを活用して負担軽減につなげることができます。割引が大きい順に納付方法を並べると、以下のとおりです。


1. 口座振替前納(2年、1年、6ヶ月)
2. 現金・クレジットカード払い前納(2年、1年、6ヶ月)
3. 口座振替早割

では、令和3年度の割引制度を例に具体的に見ていきましょう。
 

口座振替前納

口座振替による前納が、最も割引が大きい納付方法です。2年、1年、6ヶ月分の保険料をまとめて前納することで、令和3年度の場合は下表の額に割引となっています。

   

2年前納 1年前納 6ヶ月前納
納付額 38万2550円 19万5140円 9万8530円
毎月納付した場合と比較した割引額 1万5850円 4180円 1130円

※比較の基となる年金保険料は6ヶ月分が9万9660円、1年分が19万9320円、2年分(令和3年度+令和4年度)は39万8400円
※年金保険料は年度単位で変わる場合があり、それに応じて割引額も変動します
※筆者作成
 

現金・クレジットカード払い前納

次に割引が大きい納付方法が、現金またはクレジットカード払いでの前納です。

   

2年前納 1年前納 6ヶ月前納
納付額 38万3810円 19万5780円 9万8850円
毎月納付した場合と比較した割引額 1万4590円 3540円 810円

※比較の基となる年金保険料は6ヶ月分が9万9660円、1年分が19万9320円、2年分(令和3年度+令和4年度)は39万8400円
※年金保険料は年度単位で変わる場合があり、それに応じて割引額も変動します
※筆者作成

 

口座振替早割

通常の納付期限(翌月末の引き落とし)より1ヶ月早く口座から振替することで、保険料が割引となる早割も利用できます。前納と比べて割引率は高くありませんが、少しでも負担を軽減したい場合はこちらも選択肢となります。
 

早割
毎月の納付額 1万6560円
毎月の割引額 50円
1年分の割引額 600円

※比較の基となる年金保険料は月1万6610円
※年金保険料は年度単位で変わる場合があり、それに応じて割引額も変動します
※筆者作成
 

それぞれの注意点

保険料の割引が適用される納付方法には、いずれも手続きや納付する際の注意点があります。
 

1. 口座振替前納

金融機関の窓口、または年金事務所へ口座振替の申出書の提出が必要ですが、申込期限は毎年2月末となっています(6ヶ月前納の後期分の場合は8月末)。令和4年度から前納を希望する場合は、年明けには手続きの準備を始めておくといいでしょう。
 
また、振替日(令和3年度の例では4月30日。6ヶ月前納の後期分は11月1日)までに前納する金額を銀行口座に用意しておく必要があります。残高不足だった場合は通常の翌月末の振替となり、割引は適用されません。
 

2. 現金・クレジットカード払い前納

口座振替と同じく申出書の提出が必要で、期限はクレジットカード払いが年金事務所へ2月末日まで、現金払いが金融機関または年金事務所へ2月~3月中となっています。
 
現金払いの場合、4月に発送される納付書(2年前納は申し込みが必要)を使用し、前納分の保険料を4月末日(6ヶ月前納の後期分は令和3年度の例では11月1日)までに支払います。
 
インターネットバンキングを利用した支払いも可能ですが、2年前納の納付書はコンビニでは使用できません。また、クレジットカードの場合は決済日に利用限度額を超えていると納付できなくなるので注意してください。
 

3. 口座振替早割

早割も申出書を提出しますが、毎月の納付を口座振替としている場合でもあらためて申し込む必要があります。申し込みから口座振替が開始されるまでは2ヶ月ほどかかります。
 
また、口座振替を早割に変えた場合、初回の振替はこれまでの1ヶ月分の保険料と、早割が適用された月の保険料の2ヶ月分の引き落としになることから、その分を忘れずに口座に用意しておくことになります。
 

まとめ

以上、国民年金保険料の前納による割引制度を紹介しました。
 
割引が大きいのは2年前納ですが、一度に納付する額も大きくなります。国民年金保険料の前納については家計の状況などに応じて、少しでも負担の軽減につながる納付方法を検討してみてください。
 
出典
日本年金機構 国民年金保険料の「2年前納」制度
日本年金機構 国民年金前納割引制度(口座振替 前納)
日本年金機構 国民年金前納割引制度(現金払い 前納)
日本年金機構 国民年金前納割引制度(口座振替 早割)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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