更新日: 2021.11.02 年金

初回の年金支給はいつになる? 奇数月になる場合もある?

初回の年金支給はいつになる? 奇数月になる場合もある?
公的年金は、原則65歳から受給できます。老齢基礎年金は、国民年金の保険料納付済期間などを合算した受給資格期間が10年以上ある方が65歳から受け取れます。また、厚生年金に加入していた方は、老齢基礎年金の受給資格期間があれば、65歳から老齢基礎年金に上乗せされて老齢厚生年金が支給されます(※1)。
 
では、65歳になったとき、初回の年金はどのようなタイミングで受け取れるのか見ていきましょう。
 
上山由紀子

執筆者:

執筆者:上山由紀子(うえやま ゆきこ)

1級ファイナンシャルプランニング技能士 CFP®認定者

1級ファイナンシャルプランニング技能士 CFP®認定者 鹿児島県出身 現在は宮崎県に在住 独立系ファイナンシャル・プランナーです。
 
企業理念は「地域密着型、宮崎の人の役にたつ活動を行い、宮崎の人を支援すること」 着物も着れるFPです。
 

上山由紀子

執筆者:

執筆者:上山由紀子(うえやま ゆきこ)

1級ファイナンシャルプランニング技能士 CFP®認定者

1級ファイナンシャルプランニング技能士 CFP®認定者 鹿児島県出身 現在は宮崎県に在住 独立系ファイナンシャル・プランナーです。
 
企業理念は「地域密着型、宮崎の人の役にたつ活動を行い、宮崎の人を支援すること」 着物も着れるFPです。
 

年金はいつからもらえるの?

年金は、受給権発生日(受給開始年齢に達する誕生日の前日)が属する月の翌月分から受け取ることになるため、誕生日が同じ月でも受給開始のタイミングが異なる場合があります。
 
例えば、10月の2日から31日の間に誕生日がある方は、その翌月となる11月分から年金を受給できます。また、10月1日が誕生日の方は誕生日の前日が9月30日のため、年金の受給権が発生するのは9月となり、この場合は10月分から年金を受け取ることになります。
 

通常の年金支払月はいつ?

年金は後払いとなっており、偶数月2月、4月、6月、8月、10月、12月の年6回に分けて前々月までの2ヶ月分が支払われます。例えば、2月に支払われる年金は前の月の1月分、前々月の前年12月分となります(※2)。
 
また、年金の振込日は支払月の15日となっており、15日が土曜・日曜・祝日の場合は直前の平日に振り込まれます(※3)。
 

出典:日本年金機構 「年金の支払月はいつですか。」
 

年金を受け取るまでの流れは?

年金を受け取るためには請求手続きが必要となります(※4)。請求から受給開始までの主な流れは以下のとおりです。
 

(1)年金請求書を提出

年金の受給権が発生する場合、受給開始年齢に達する3ヶ月前に年金請求書が送られてくるので、必要事項を記入して誕生日の前日以降に年金事務所に提出します(※5)。
 

(2)年金証書・年金決定通知書が郵送で届く

年金請求書の提出から1ヶ月程度で年金額が決定し、年金証書・年金決定通知書が送られてきます。加入状況の再確認を要する方は2ヶ月程度かかります。
 

(3)年金の受け取りが始まる

年金証書・年金決定通知書の送付後、支払いについての案内(年金振込通知書・年金支払通知書)が届いて年金の受け取りが始まるまでの期間は、50日程度となっています。ただし、2つ以上の年金を受け取る場合などは50日以上かかることもあります。
 

初回の年金支給は奇数月になる場合も?

年金請求書の提出は、受給開始年齢に達する誕生日の前日(受給権の発生日)以降となっていますが、提出が遅くなり、その時点で過去にさかのぼって受け取れる年金(未支給分)がある場合は、初回の支払いが奇数月になるケースもあります。
 

まとめ

老齢年金は老後の生活の柱となりますが、年金の受給権は発生から5年で時効により消滅します。請求手続きをせずに5年がたつと年金を受け取れなくなるため、年金請求書が届いたら早めに準備をして、誕生日の前日以降、必ず手続きをしてください。
 
年金の手続きや加入記録などについて疑問に思うことがあれば、ねんきんダイヤルでも相談ができます(※6)。
 
出典
(※1)日本年金機構 老齢年金
(※2)日本年金機構 年金の支払月はいつですか。
(※3)日本年金機構 年金を銀行で受け取ることにしましたが、支払月のいつ頃振り込まれますか。
(※4)日本年金機構 老齢年金の請求手続き
(※5)日本年金機構 老齢年金の請求手続きのご案内
(※6)日本年金機構 電話での年金相談窓口(ねんきんダイヤル)
 
執筆者:上山由紀子
1級ファイナンシャルプランニング技能士 CFP®認定者

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