更新日: 2022.04.20 年金

老後資金を準備するために。ねんきんネットにアクセスしてみよう!

老後資金を準備するために。ねんきんネットにアクセスしてみよう!
毎年、自分の誕生月に「ねんきん定期便」が届いても年金見込額を確認するだけで、隅々まで読んでいる方は少ないかもしれません。
 
しかし、ねんきん定期便に記載されているアクセスキーで「ねんきんネット」をチェックすることで、年金見込額以外にも、老後資金の準備に役立つ情報を確認できます。
 
この記事では、日本年金機構の公開情報などを基に、ねんきん定期便の活用方法を解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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ねんきん定期便とは? 何のために発行されているのか

 
ねんきん定期便には保険料納付の実績や、将来受け取れる年金の見込額などが記載されています。現役世代の方、特に年金を受け取ることに実感の少ない若年層に、年金制度に対する理解を深めてもらうことを目的として発行されています。
 
ねんきん定期便は、国民年金および厚生年金保険の加入者に送付されます。また、海外に居住中の方は、海外の住所でねんきん定期便を受け取り可能です。
 

記載されている内容

 
ねんきん定期便には、以下のような項目が記載されています。

●これまでの年金加入期間
●これまでの加入実績に応じた年金額
●これまでの保険料納付額

50歳未満の方には、これまでの加入実績に応じた年金額が記載され、50歳以上の方には将来受け取る年金見込額が記載されます。
 

ねんきん定期便はいつ届く?

 
ねんきん定期便は、年に1回誕生月にはがきで送付され、直近1年間の年金に関する情報が記載されています。
 
また、35歳・45歳・59歳の節目の年には全期間の年金記録情報が封書で届きますので、大切に保管しておくようにしましょう。
 

「ねんきんネット」を活用しよう

 
ねんきん定期便では、年金加入期間や年金見込額を確認するだけではなく、記載された「アクセスキー」で「ねんきんネット」のユーザーIDを取得できます。アクセスキーは、ねんきん定期便の下部「お客様のアクセスキー」欄に記載されており、ねんきん定期便の到着から3ヶ月間有効です。
 
ここでは、ねんきんネットの活用事例を紹介します。
 

条件を設定して年金見込額をシミュレーションできる

 
ねんきんネットでは、条件に合わせて将来受け取れる年金額を試算できます。

●将来受け取れる年金額
●年金を受け取る時期を変更した場合の受取金額の増減
●収入の増減があった場合のシミュレーション

試算結果は最大で5件まで保存可能です。異なる条件での試算結果をグラフで比較できますので、年金受取額が有利になる条件をシミュレーションできます。
 
将来受け取れる年金額を具体的にシミュレーションできますので、必要となる老後資金の計算にも活用できます。
 

追納等可能月数と金額の確認

 
国民年金保険料の未納期間がある場合や、学生納付特例制度・納付猶予制度の適用を受けている期間を確認できます。
 
未納期間のうち追納可能な月数と金額を確認可能です。また、納付する場合と納付しなかった場合での年金見込額の比較も可能です。
 

電子版「ねんきん定期便」の閲覧

ねんきんネットでは、電子版「ねんきん定期便」を閲覧できます。電子版ねんきん定期便はPDF形式でダウンロードできるため年金情報の管理に便利です。
 
また、はがき版のねんきん定期便の郵送を停止できますので、環境にもやさしいペーパーレスでのねんきん定期便を受け取れます。
   

ねんきん定期便が届いたら「ねんきんネット」をフル活用しよう

 
誕生月にねんきん定期便が届いたら、年金見込額を確認するだけではなく、ぜひユーザーIDを取得して、ねんきんネットをチェックしてみましょう。
 
ねんきんネットでは、収入の増減などさまざまな条件下でシミュレーションされた将来の年金受給額や、国民年金保険料の未納期間や追納可能時期といった、ねんきん定期便では分からないことを確認できます。
 
退職後の収入の柱となる年金額をねんきんネットでしっかり把握して、老後資金の準備に備えておきましょう。
 

出典

国民年金機構「「ねんきんネット」のご利用方法」
国民年金機構「年金見込額の試算」
国民年金機構「追納等可能月数と金額の確認」
国民年金機構「電子版「ねんきん定期便」とは?」
国民年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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