更新日: 2022.07.20 その他保険

ねんきん定期便を失くしてしまった…! 再発行はしてもらえる?

執筆者 : 柘植輝

ねんきん定期便を失くしてしまった…! 再発行はしてもらえる?
ねんきん定期便を誤って破棄したり、紛失してしまったが、どうすればいいのでしょうかと問い合わせをいただくことがあります。今回は、ねんきん定期便を紛失してしまった場合の対応について解説します。

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柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

ねんきん定期便とは

ねんきん定期便とは、年金制度への理解を深めることなどを目的として年に1回、誕生日が属する月に日本年金機構から送られてくるものです。
 
ねんきん定期便には、保険料の納付状況や加入実績に応じた将来の年金額など年金記録が記載されていますが、50歳未満と50歳以上では記載内容がやや異なっています。
 

出典:日本年金機構 「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
 
また、ねんきん定期便は毎年はがきで届きますが、35歳、45歳、59歳といった節目の年には封書の形式で送られてきます。
 
はがきは直近1年間の年金加入情報に基づき作成されていますが、封書の場合、これまでのすべての年金加入期間の記録を確認できるようになっています。
 

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ねんきん定期便は再発行できる?

ねんきん定期便は通常、年1回の発行・送付となりますが、紛失した場合は再発行が可能です。
 
再発行の申し出は「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」に電話をして行います。ただし、送付までには2ヶ月ほど要するほか、再発行時点での年金加入情報に基づいて作成されるため、元の発行時と同じ記載内容のねんきん定期便が届くわけではありません。
 

ねんきん定期便を紛失した場合のデメリットは?

ねんきん定期便を紛失したからといって、年金に関する手続きが行えなくなるなど大きなデメリットはありませんが、自身の年金加入情報を知りたいと思ったときに、スムーズに確認できないということにご注意ください。
 
例えば将来のライフプランを考える際、参考として加入実績に応じた年金の見込額を確認する場合などでは、ねんきん定期便が手元にあれば便利でしょう。
 

ねんきん定期便は電子版の利用がおすすめ

ねんきん定期便には、はがきなど紙のものだけではなく電子版もあります。電子版であれば、ねんきん定期便を何度でもダウンロードして年金加入情報などを確認できます。
 
ねんきん定期便の電子版を利用する場合、「ねんきんネット」への登録が必要です。登録はマイナポータルと連携して行う方法と、ねんきんネットのユーザIDを取得する方法があります。
 
どちらの方法で登録しても、ねんきんネットでの年金加入情報の閲覧や電子版ねんきん定期便のダウンロードなど、利用できるサービスに違いはないため便利な方を選ぶといいでしょう。
 
登録方法などねんきんネットの詳細については、日本年金機構のホームページや専用の電話窓口でご確認ください。
 

ねんきん定期便は再発行や電子版の利用が可能

ねんきん定期便は紛失しても再発行が可能です。手元に届くまでは2ヶ月程度かかりますが、ねんきんネットに登録して電子版のねんきん定期便をダウンロードできるようにしておけば、いつでも年金の加入情報などを確認できるので、ねんきんネットの利用をぜひ検討してみてください。
 

出典

日本年金機構 「ねんきん定期便」を汚損、毀損、紛失したのですが、再発行はできますか。

日本年金機構 大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています

日本年金機構 電話での年金相談窓口

日本年金機構 「ねんきんネット」による電子版「ねんきん定期便」

日本年金機構 「ねんきんネット」の登録方法

 
執筆者:柘植輝
行政書士