更新日: 2022.08.29 年金

年金額改定通知書と年金振込通知書はチェックするべき? 何が書かれているの?

年金額改定通知書と年金振込通知書はチェックするべき? 何が書かれているの?
老齢年金(国民年金と厚生年金)の受給者には、毎年「年金額改定通知書」や「年金振込通知書」が送られてきます。被保険者のなかには、届いても内容を確認していない人が少なくないようですが、受け取った際には必ずチェックするようにしましょう。
 
本記事では、年金額改定通知書と年金振込通知書に書かれている内容や、誤って紛失した際の対応策などについて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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年金額改定通知書と年金振込通知書に書かれている内容と紛失した際の対応策とは

日本年金機構では毎年5月下旬から6月上旬にかけて、老齢年金受給者に向けて年金額改定通知書と年金振込通知書を送付しています。また、2つの通知を同時に行う必要がある場合には、両通知書を一体化させたはがきが送付されます。
 

・年金額改定通知書とは

年金額は、賃金や物価の変動に応じて年度ごとに改定されています。年金額改定通知書に目を通すことで、その年度の年金額と前年度からの増減額を一目瞭然に理解することができます。
 

・年金額改定通知書に書かれていること

年金額改定通知書には、(1)国民年金・厚生年金の基本額(2)支給停止額(3)年金額(4)老齢年金の合計額(5)(1)~(4)の改定前の年金額、という5つの情報が書かれています。
 

・年金振込通知書とは

老齢年金の受け取り方法は原則各金融機関への口座振込です。そのため、日本年金機構では年金振込通知書によって、6月〜翌年4月までの年金支給額とその明細を事前に告知しています。なお、支給額や金融機関に変更がある場合は、その都度通知書によって告知されます。
 

・年金振込通知書に書かれていること

年金振込通知書には、(1)1回分の年金支払額(控除前)(2)年金から天引きされる介護保険料額(3)年金から天引きされる後期高齢者医療保険料または国民健康保険料(4)年金支払額から社会保険料と各種控除額を差し引いた後に5.105%の税率を掛けた所得税額と復興特別所得税額(5)年金から天引きされる個人住民税額(6)年金から天引きされる社会保険料、所得税額と復興特別所得税額、個人住民税額を差し引いた後の控除後振込額、(7)前回支払額、という7つの情報が書かれています。
 
なお、(3)が表示されるのは、後期高齢者医療保険料または国民健康保険料が天引きされる場合のみです。また、(4)の社会保険料とは、天引きされた介護保険料、後期高齢者医療保険料または国民健康保険料の合計額です。
 

・年金額改定通知書と年金振込通知書を紛失した場合の対応策

本記事を読んで両通知書をチェックしようと思って探してみたがみつからない。そんなときには、日本年金機構が運営するねんきんネットか、ねんきんダイヤルか近くの年金事務所への電話で再交付の申請ができます。
 
ねんきんネットでは、いつでも両通知書に書かれている情報が閲覧できます。また、原本を請求する場合も、ねんきんネットから24時間いつでも再交付申請が可能です。その場合は、申請から1週間程度でねんきんネットに登録されている住所地に送付されます。
 
電話で再交付の申請をする場合は、マイナンバーか基礎年金番号が確認できるものを用意して、ねんきんダイヤルもしくは年金事務所に連絡をすれば対応してもらえます。電話で申請した場合は、発送まで5日ほどかかります。
 

通知書が届いたら必ず開いて内容をチェックしよう

年金額改定通知書と年金振込通知書には年金額に関する情報が書かれています。両通知書を見ることで、改定された場合の年金額やその明細が理解できます。また、両通知書はねんきんネットでも閲覧可能です。いずれにしても、老齢年金受給者にとって重要な情報が書かれているため、通知書が届いた際には必ず開いて内容をチェックすることが大切です。
 

出典

日本年金機構 令和4年4月からの年金額をお知らせする「年金額改定通知書」、「年金振込通知書」の発送を行います。
日本年金機構 年金額改定通知書・年金振込通知書
日本年金機構 年金証書・年金額改定通知書・振込通知書の再交付を希望するとき
日本年金機構 「ねんきんネット」による通知書再交付申請
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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