更新日: 2022.10.29 その他年金
公的年金等の【源泉徴収票】を紛失! 年金関係の問い合わせ先ってどこ?
急いで再交付してもらう必要がありますが、問い合わせ先はどこになるのでしょうか? また、再交付の手続きはどのように行えばよいのでしょうか?
今回は、年金関係の問い合わせ先、公的年金等の源泉徴収票再交付手続きについて解説します。
執筆者:柳沢俊宏(やなぎざわ としひろ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、ワイゼットFPオフィス代表
年金関係の問い合わせ先
まず、年金関係の問い合わせ先は、「年金事務所」と「街角の年金相談センター」の2つです。これらに問い合わせることで何ができるのかを見てみましょう。
年金事務所
年金事務所は、日本年金機構の「お客様対応窓口」として、全国に312カ所あります。個人であれば、原則、全国どこの年金事務所でも相談が可能です。個人が相談できる内容は以下のとおりです。
・年金給付に関する請求や各種変更手続き
・「基礎年金番号通知書」、「年金証書」などの再発行の受付と処理
・年金相談や各種通知に関する問い合わせなど
街角の年金相談センター
街角の年金センターは、日本年金機構が全国社会保険労務士会連合会に運営を委託しており、全国に80カ所あります。個人が相談できる内容は以下のとおりです。
・年金給付に関する請求や各種変更手続き
・「基礎年金番号通知書」、「年金証書」などの再発行の受付
・年金相談や各種通知に関する問い合わせなど
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公的年金等の源泉徴収票再交付手続き
続いて、公的年金等の源泉徴収票再交付手続きには、(1)「ねんきんネット」による通知書の内容確認と再交付申請、(2)電話での再交付申請、(3)窓口での再交付申請、の3つの方法があります。
(1)「ねんきんネット」による通知書の内容確認と再交付申請
日本年金機構が提供する「ねんきんネット」の画面上から、いつでも公的年金等の源泉徴収票の内容が確認できます。2019年4月1日以後の確定申告書の提出の際、公的年金等の源泉徴収票の添付が不要になっているので、「ねんきんネット」で公的年金等の源泉徴収票の内容が確認できればそれで事足ります。
また、いつでも公的年金等の源泉徴収票の再交付申請が可能です。ただし、「ねんきんネット」を利用する際には、事前に「ねんきんネット」の登録を行う必要があります。なお、「ねんきんネット」で公的年金等の源泉徴収票を再交付する場合は、発送までに1週間程度かかります。
(2)電話での再交付申請
「ねんきんネット」の登録が少し面倒という方は、電話での再交付申請が可能です。マイナンバーまたは基礎年金番号が確認できるものを用意して、年金事務所へ連絡しましょう。
(3)窓口での再交付申請
「年金事務所」または「街角の年金相談センター」での再交付申請も可能です。ただし、氏名、生年月日、住所が記載された「有効期限内の本人確認書類」や「基礎年金番号が分かる書類」が必要になります。
また、「本人以外が申請」を行う場合は、「委任状」などの代理人であることが分かる書類が必要になります。
紛失しないように!
公的年金等の源泉徴収票再交付手続きを確認しました。しかし、源泉徴収票を紛失しないに越したことはありません。2022年分の公的年金等の源泉徴収票は2023年1月中旬から下旬にかけて順次発送される予定になっていますので、届いたらしっかりと保管を行い、紛失しないように気をつけましょう。
出典
日本年金機構 源泉徴収票をなくしたとき
執筆者:柳沢俊宏
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、ワイゼットFPオフィス代表