更新日: 2023.01.14 年金

国民年金保険料の納付方法は? 前納・早割りでお得に支払おう!

執筆者 : 新川優香

国民年金保険料の納付方法は? 前納・早割りでお得に支払おう!
日本に住む20歳以上60歳未満の人は、国民年金保険料を納めなくてはいけません。無職の学生であっても、原則20歳から保険料を納める必要があります。
 
その中で、自営業者や農業者、学生などの「第1号被保険者」に当たる人は、本人または保険料連帯納付義務者である世帯主・配偶者のいずれかが、国民年金保険料を納める必要があります。
 
国民年金保険料の支払い方法は3種類あり、前納や早割でお得に支払うことも可能です。保険料をお得に支払いたい」と考えている方に向けて、本記事では3つの支払い方法と、お得な前納・早割について解説します。
 
新川優香

執筆者:新川優香()

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

国民年金保険料の3種類の納付方法とは?

国民年金保険料の納付方法は、以下の3つです。

●口座振替
●納付書「領収(納付受託)済通知書」
●クレジットカード

 

口座振替

口座振替は、指定の銀行口座から支払代金を自動的に引き落とす決済サービスのことです。
 
毎月銀行やコンビニエンスストアに足を運ぶ必要がなく、支払い忘れも防げるため、長期にわたって支払い続ける国民年金保険料に適しています。口座振替を利用するには金融機関、または年金事務所での手続きが必要です。
 

納付書「領収(納付受託)済通知書」

日本年金機構から送られる「納付書」を使用して、銀行、郵便局、コンビニエンスストアで納付する方法です。納付書がない場合は、年金事務所に連絡すると発行してもらえます。
 
納付書利用の注意点は以下のとおりです。

●市区町村役場および年金事務所でのお支払いは不可
●1枚の納付書の保険料額が30万円を超えた場合は電子納付

電子納付は、ATM、インターネットバンキング、モバイルバンキング、テレホンバンキングを利用した方法があり、事前に金融機関と契約する必要があります。
 

クレジットカード

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出することで、クレジットカードでの納付が可能です。利用可能なクレジットカードは以下のとおりです。

●VISA
●MasterCard
●ダイナースクラブ
●JCB
●アメリカン・エキスプレス

 

前納・早割でお得に支払おう!

国民年金保険料は「前納割引制度」を利用することでお得に支払うことができ、前納と早割で割引額が異なります。
 
前納は保険料をまとめて納付することで、6ヶ月前納・1年前納・2年前納から選択可能です。早割は1ヶ月分早く納付する方法で、口座振替でのみ利用できます。
 
前納は、口座振替の方が現金払いよりも割引額が高いのでお得です。
 
例えば令和4年度(2022年度)の国民年金保険料1万6590円の場合、どのくらいお得になるのかを図表1でまとめたので、参考にしてください。「現金払い」は納付書、またはクレジットカードによる納付です。
 
図表1

納付方法 1回の納付額 割引額
口座振替 前納(2年分) 38万1530円 1万5790円
前納(1年分) 19万4910円 4170円
前納(6ヶ月分) 9万8410円 1130円
早割 1万6540円 50円
現金払い 前納(2年分) 38万2780円 1万4540円
前納(1年分) 19万5550円 3530円
前納(6ヶ月分) 9万8730円 810円
早割 × ×

国民年金機構のホームページより筆者作成
※令和4年度分の1ヶ月あたりの国民年金保険料は1万6590円
※表内の金額は令和4年度分の割引額
 

まとめ

国民年金保険料の納付方法は3つあり、口座振替による2年前納が一番お得であることが分かりました。この先支払い続ける必要があるからこそ、少しでも負担を抑えて支払いたいものです。
 
申請は年金事務所に相談することで簡単に進められます。この機会に、前納割引制度の利用を検討してみるのもよいでしょう。
 

出典

日本年金機構 国民年金の保険料
 
執筆者:新川優香
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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