更新日: 2023.03.01 国民年金

「国民年金保険料」は納め方で「年間1万円」安くなる!? お得な納付方法3つを紹介!

「国民年金保険料」は納め方で「年間1万円」安くなる!? お得な納付方法3つを紹介!
国民年金への加入は日本国民の義務であり、一定の保険料を納め続けなければいけません。会社員や公務員などの人は、厚生年金保険料に含めて会社側が代わりに納めてくれます。一方、自営業や学生などの人は、国民年金保険料を自分で納める必要があります。
 
そのため、毎月決まった国民年金保険料を納め続けている人も少なくないでしょう。実は国民年金保険料の納付方法を少し工夫すると、年間約1万円もお得になることをご存じでしょうか。
 
本記事では、国民年金保険料をお得に納める方法を3つ紹介します。そして、最もお得な納付方法を活用した場合、具体的にいくら得するのかシミュレーションするので、ぜひ最後までご覧ください。
増田賢人

執筆者:増田賢人(ますだ けんと)

2級FP技能士

FP2級技能士。青山学院大学教育人間科学部卒。在学時からFP2級を取得し、お金に関わるジャンルを得意とするライターとして活動。

その後、上場企業へ入社し、Webマーケティング担当として従事。現在はお金ジャンルを得意とする専業ライターに転身。「お金の知識は知ってるだけで得する」という経験を幾度もしており、全員にお金の基本を身につけてもらいたいと思って執筆を続けている。

国民年金保険料の納付金額がお得になる3つの方法

国民年金保険料の納付金額がお得になる方法は、下記の3つです。

・クレジットカードで支払う
・前納を使う
・早割を使う

知っているだけで国民年金保険料を節約できるので、それぞれ説明します。
 

クレジットカード払いで納付する

国民年金保険料の納付方法をクレジットカードにすると、クレジットカード会社から支払額に応じたポイントがもらえるため、その分お得になります。一般的なクレジットカードだと、支払額に対して1%前後のポイントが手に入ります。手に入れたポイントは、主に商品券への交換やクレジットカード会社の関連サービスなど多くの場面で活用できるので便利です。
 
仮に支払額に対して1%のポイントがもらえるクレジットカードで、令和5年(2023年度)の国民年金保険料の月1万6520円を1年間納めたとしましょう。この場合、月1万6520円×12ヶ月×1%で1982ポイントが手に入ります。つまり、実質的な国民年金保険料の年間の納付金額は1982円分得することになります。
 

前納を使う

国民年金保険料を前納すると、毎月納めるよりも多少の割引が受けられます。具体的には、6ヶ月・1年・2年の3つの期間から選び、その期間の国民年金保険料をまとめて納めます。前納する期間と支払い方法によって、毎月納める場合と比べたときの割引額が異なるので、図表1を参照してください。
 
【図表1】


 
厚生労働省 令和5年度における国民年金保険料の前納額についてより筆者作成
 
前納をすれば、保険料を毎月支払うよりも最大1万6100円もお得に国民年金保険料を納付できるのです。
 

早割を使う

早割を利用して国民年金保険料を納めると、毎月50円・年間600円お得になります。早割とは、通常なら翌月末までの納付期限である国民年金保険料を、当月末に口座振替で納めることです。早く納付した分、少しだけ国民年金保険料を割り引いてくれます。
 

最もお得に国民年金保険料を納めた場合の節約額をシミュレーション

ここまでは国民年金保険料のお得な納付方法を紹介してきました。ではどのように納付すると、最もお得になるのでしょうか。
 
答えは、クレジットカード払いで2年間の前納をすることです。図表2で具体的な割引額を計算すると、令和5年(2023年度)においては2年間で実質1万8701円の節約ができます。1年で考えると、約9350円と1万円近くの節約です。
 
【図表2】


 
※1 クレジットカードのポイントは支払額に対して1%で想定
※2 1ポイント1円相当として計算
 
日本年金機構 国民年金保険料の「2年前納」制度より筆者作成
 
このように国民年金保険料の支払い方法を少し工夫するだけで、リスクなくお得に支払うことができます。
 

お得に国民年金保険料を納付して年金を有利に準備しよう

国民年金の毎月の保険料は、毎年決まっています。少しの工夫で年間1万円近い保険料を節約できます。国民年金保険料を自分で納めている人は、本記事で紹介した方法を試して、少しでも有利に年金を準備してください。
 

出典

日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり
日本年金機構 国民年金保険料 納付のご案内
厚生労働省 令和5年度における国民年金保険料の前納額について
日本年金機構 国民年金保険料の「2年前納」制度
 
執筆者:増田賢人
2級FP技能士

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