知ってた!?国民年金の電子決済サービスが始まります!
配信日: 2023.03.24
それにより、在宅ワークをしている方・自営業やフリーランスの方・ご多忙な方など、多くの方にとってより効率的に納付できるようになったといえます。
しかし、どの電子決済サービスを利用できるのか・手続き方法が複雑なのではないかなど、気になる点もあるでしょう。そこでこの記事では、国民年金を電子決済サービスで納める際に利用できるサービス・手続き方法・注意点を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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令和5年2月から国民年金の電子決済サービスが開始!
電子決済サービス(※)を利用して国民年金を納付できるシステムが、令和5年の2月20日に始まりました。
※事前にお金をチャージしておいた電子マネーサービス・クレジットカードと連携させた決済アプリなど。
国民年金はすでにPay-easyでの納付に対応していましたが、このサービスで納付する場合、ATMのある店舗へ足を運ぶか、ネットバンキングで口座を開設しなければなりませんでした。
今回新たに電子決済サービスに対応したことによって、納付方法の選択肢が広がり、より簡単に納付できるようになったといえます。
さて、今回利用できるようになった電子決済サービスは、以下の4種類です。(※令和5年3月時点)
・auPAY
・d払い(※)
・PayB(PayBと提携している各金融機関提供の決済アプリを含む)
・PayPay
※「d払い」は、株式会社NTTドコモの登録商標。
auPAY・d払い・PayPayはプリペイド式の決済サービスのため、事前にチャージが必要です。一方、PayBはクレジットカード情報を登録させる決済サービスのため、事前チャージ不要で納付ができます。
「多忙で、いつも期限日にコンビニエンスストアでお金を引き出して納付している」
「ときどき、うっかり納付期限を過ぎてしまう」
といった方は、電子決済サービスを利用することで、ATM手数料の削減・時間の節約・納付遅れの予防につながるはずです。
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国民年金を電子決済するときの手順
電子決済サービスで国民年金を納付する手順は、以下の4ステップのみです。
1. 決済アプリをダウンロードし、利用者登録をする
2. 決済アプリを起動する
3. スマートフォンのカメラで、納付書のバーコードを読み取る
4. 決済内容を確認のうえ、パスワードを入力する
難しい操作はなく、家から出ずに数分で納付を終えられます。
国民年金を電子決済するときの注意点
電子決済サービスで納付すると、その後も手元に納付書が残ります。そのため、後々納付書を確認していて「納付していなかった!」と焦って再度納めることがないよう注意しましょう。
納付済みの納付書は分けて保管しておく・慌てて納付する前にいったん口座の履歴を確認するといった工夫をしておくと安心です。
もし重複して納付してしまった場合は、日本年金機構から「国民年金保険料還付請求書」が送られてくるので、記入・送付すればお金を返還してもらえます。
損をするわけではありませんが、手続きが増えるため、のちのちも分かりやすいように情報を整理しておきましょう。
電子決済サービスで効率的に国民年金の納付を済ませよう
在宅ワークをしている方・自営業の方・多忙な方にとって、国民年金を納めるためだけに外出するのは負担となっているはずです。電子決済サービスを利用すれば、インターネットバンキングの口座がなくても、自宅でスムーズに納付ができます。
毎月の手続きに手間を感じている方は、この機会に納付方法を見直してみるのはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部