更新日: 2023.05.08 国民年金
支払いの手間を省ける！ 国民年金はクレジットカード納付が便利！
本記事では、国民年金の支払いにおいて、クレジットカード納付を行うメリットや納付方法について解説していきます。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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国民年金の納付にクレジットカードを利用するメリット
まずは、クレジットカードで納付するメリットをご紹介しましょう。
支払いの手間が省ける
クレジットカードで納付を行うと、保険料の納付にかかる支払いの手間が省けます。納付書で支払いをすると、金融機関やコンビニに行く手間が発生します。クレジットカードを利用すれば、移動時間や待ち時間がなくなるため、支払いに余計な時間をかけずに済むでしょう。
支払い忘れを防げる
支払い忘れを防げることも、クレジットカードで納付を行うメリットです。クレジットカードを使えば自動で引き落としされるため、納付書支払いとは違って支払いを忘れることがありません。一定期間分の保険料をまとめて支払う前納も可能なので、こちらの利用も検討してみましょう。
支払額に応じたポイントを獲得できる
クレジットカードで支払いを行うと、保険料の支払額に応じた「ポイント」を獲得できます。国民年金保険料は一定額を支払い続けるため、継続してポイントを獲得できるのは大きなメリットでしょう。ポイント付与の有無や還元率などは、クレジットカードによって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
支払額の管理がしやすい
保険料の支払額を管理しやすいのも、クレジットカードで納付を行うメリットです。自動で明細に記載されるため、Webやアプリを利用した金銭管理がより簡単になります。
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クレジットカードを利用する際の納付方法
次に、クレジットカードを利用して保険料の納付を行う方法をご紹介します。納付方法によって割引額が異なるため、しっかり確認のうえで自身に適した納付方法を選択しましょう。割引額についても解説していきます。
2年前納
2年前納は、当年の4月分から2年後の3月までの保険料を一括で支払う納付方法です。納付日は、前納を行う年の4月末日です。
1年前納
1年前納は、当年の4月分から1年後の3月までの保険料を一括で支払う納付方法です。納付日は、前納を行う年の4月末日です。
6ヶ月前納
6ヶ月前納は、当年の4月分から当年の9月分までと、当年の10月分から翌年の3月分まで6ヶ月分の保険料を一括で支払う納付方法です。納付日は、前納を行う年の4月末日と10月末日になっています。
毎月納付
毎月納付は、毎月の保険料を毎月末日に支払う納付方法です。納付日は、納付する当月の末日です。
前納を利用した際の割引額
前納を利用した場合の、一回あたりの納付額および割引額は、図表1のとおりです。金額は、令和5年度の納付額です。
【図表1】
| 2年前納 | 1年前納 | 6ヶ月前納 | 毎月納付 | |
|---|---|---|---|---|
| 一回あたりの納付額 | 38万7170円 | 19万4720円 | 9万8310円 | 1万6520円 |
| 割引額 | 1万4830円 | 3520円 | 810円 | 割引なし |
日本年金機構「クレジットカードでのお支払い」を基に作成
国民年金をクレジットカードで支払う際の注意点
ここからは、国民年金保険料をクレジットカードで納付する際の注意点をご紹介します。
利用できる国際ブランド
国民年金保険料の納付に利用できるクレジットカードのブランドは、以下のとおりです。
・VISA
・Mastercard
・ダイナースクラブ
・JCB
・アメリカンエキスプレス（アメックス）
そのほかのブランドは、納付に利用できないため注意しましょう。
納付開始は翌月以降
クレジットカードを利用した立替納付の開始月は、手続きを行った月の翌月以降となります。急いで納付を行いたい場合には、納付書を利用するとよいでしょう。クレジットカードによる納付の開始は「国民年金保険料クレジットカード納付開始（変更）通知書」によって連絡されます。
クレジットカードの利用限度額に注意
クレジットカードによる納付を行う際には、カードの利用限度額にも注意が必要です。利用限度額を超えてしまうと納付ができません。納付ができなかった場合、前納の場合には自動で毎月納付に切り替え、毎月納付の場合は当月のみ納付書で納付、といった対応がなされるため、注意しましょう。
国民年金保険料の支払いはクレジットカードで
本記事では、クレジットカードで国民年金保険料の納付を行うメリットや納付方法について解説しました。クレジットカード納付は、ポイント獲得や支払いの手間を減らすメリットがあり、支払い方法によっては割引を受けられる便利な支払い方法です。
これまで利用したことがなかった方は、ぜひ一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
出典
日本年金機構 クレジットカードでのお支払い
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
