キャッシュレスで税金をお得に支払い。どんな納税方法があるのか解説

配信日: 2022.06.23

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キャッシュレスで税金をお得に支払い。どんな納税方法があるのか解説
納めるべき税金があるのに、手持ちの現金が足りないときや銀行でおろせる時間がないということはないでしょうか?そのようなときに便利なのがキャッシュレスでの支払いです。
 
しかし、実際にはキャッシュレスで納税できることを知らない人も多いかもしれません。そこで、今回はキャッシュレスで納税する方法などを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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国税を納めるときに利用可能なキャッシュレス支払い

国税には、所得税や消費税、法人税、相続税、贈与税などがあります。一括で納めることが原則となっているうえに、税額が大きくなりがちなため、用意するのが大変な場合もあるでしょう。
 
そのようなときは、キャッシュレス支払いを利用すると便利です。国税で利用可能なキャッシュレス支払いは以下のようなものがあります。
 

インターネットバンキング

e-Taxを利用して、インターネットバンキング口座から納める方法です。普段、インターネットバンキングを利用している人なら、この方法が早いのではないでしょうか。利用する際は、e-Taxの利用開始手続きをしておきましょう。
 

クレジットカード納付

専用のサイトを利用し、インターネット上で決済を行う納税方法です。コンビニや銀行では利用できませんが、24時間対応可能で、いつでも納税できる点がメリットです。ただし、利用できないクレジットカードもあるので事前に確認が必要になります。
 

振替納税

銀行口座からの引き落としによる納税方法で、所得税や復興特別所得税、消費税、地方消費税を納めるときに便利です。「振替依頼書」を税務署に提出するだけで、あとは自動的に引き落としになります。「振替依頼書」は、初回だけ提出しておけば毎年反映されます。
 

ダイレクト納付

振替納税と同じですが、申告と「振替依頼書」の提出をすべてe-Taxを通して行います。すでにe-Taxでの申告をしているなら、便利で簡単な納税方法です。
 

地方税を納めるときに利用可能なキャッシュレス支払い

地方税は、住民税や事業税、固定資産税、自動車税、地方消費税などがあります。地方税の納め方は、実際には自治体ごとに変わってくるため、自分の居住する役所や役場で確認が必要です。
 
今回は、地方税のキャッシュレス納税の方法として東京都を例にあげて解説します。
 

スマートフォン決済アプリでの納付

スマートフォン決済アプリにある「請求書の支払いサービス」を使う納税方法です。納付書に印刷されたバーコードを、スマートフォンやタブレットで読み取るだけで簡単に納付できます。
 

ペイジー納付

ペイジー支払いに対応しているインターネットバンキングを利用していれば、簡単に納付できる方法です。手元の納付書にある収納機関番号と納付番号、確認番号、納付区分を順に入力しましょう。完了と同時に口座から引き落としになります。
 

クレジットカード納付

納付専用に用意されている、「都税クレジットカードお支払サイト」を利用して納める方法です。パソコンを使う方法とスマートフォンで行う方法の2種類があります。
 

地方税共通納税システムでの納付(eLTAX電子納税)

e-Taxを使って一括で納税できる方法で、東京都以外にすべての都道府県と市区町村で対応しています。インターネット環境が整っていて、あらかじめe-Taxの手続きをしておけば、自宅はもちろん場所を問わず可能な納税方法です。
 

口座振替

銀行口座から自動的に引き落としされる方法で、Webまたは「口座振替依頼書」のいずれかで申し込めます。振替日が決まっているので、当日までに口座に必要なお金を用意しておきましょう。
 

自分に合ったキャッシュレス支払いを選ぶことがポイント!

税金は、その年によって納税額が大きくなることもあります。すぐに用意できないときは、クレジットカード納税がいいでしょう。多額の現金を持ち歩きたくない、日中外出する時間がないという場合は、振替納税やインターネットバンキングを使うと便利です。
 
税金の納め方も多様化しています。自分に合ったキャッシュレス支払いを選んで、上手に納税しましょう。
 

出典

財務省 税金には、どういった種類のものがありますか
国税庁 キャッシュレス納付の利用について
東京都 都税の支払い方法について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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