公開日:2019.08.23 資産運用

株式型投資信託は6000本以上流通 買った後に心がけることは

貯蓄から投資という考えが普及していく中、投資初心者の方は初めての運用を投資信託からスタートすることが多いのではないでしょうか?
 
投資信託協会の統計によると、2019年6月末現在の公募投資信託の中の株式型投資信託は6000本を超えて流通している、と発表されています(※)。
 
買う前はデータを収集してさまざまなことを比較したり、買うタイミングを見計らったりあれこれ考えると思いますが、その後は何をしたら良いかわからない方が多いのではないかと思います。投資信託を買った後に、どのようなことを心がけたら良いのか考えてみましょう。
 
小沼鮎子

執筆者:

執筆者:小沼鮎子(こぬま あゆこ)

ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者

大学を卒業後、大手証券会社に就職。約10年間、個人のお客様への資産コンサルティング業務に主に携わる。勤務中に、資産コンサルティング業務の延長線上に、ファイナンシャルプランナーという仕事があることを知り、お客様に寄り添ったコンサルティングができることに共感し、資格を取得。アメリカでは資産管理の一生涯のパートナーとして時には金融に詳しいお茶飲み友達として身近な存在であるファイナンシャルプランナーという仕事を、日本でも普及させたいという志を持って一般の方への情報発信をしている。

詳細はこちら
小沼鮎子

執筆者:

執筆者:小沼鮎子(こぬま あゆこ)

ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者

大学を卒業後、大手証券会社に就職。約10年間、個人のお客様への資産コンサルティング業務に主に携わる。勤務中に、資産コンサルティング業務の延長線上に、ファイナンシャルプランナーという仕事があることを知り、お客様に寄り添ったコンサルティングができることに共感し、資格を取得。アメリカでは資産管理の一生涯のパートナーとして時には金融に詳しいお茶飲み友達として身近な存在であるファイナンシャルプランナーという仕事を、日本でも普及させたいという志を持って一般の方への情報発信をしている。

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頻繁なチェックは不要

運用全般にいえることですが、投資信託はとくに運用の期間を中長期で考えるべきでしょう。信託期間(運用が始まった時から償還するまでの期間)も、10年や無期限のものが多いです。
 
組み入れる資産にもよりますが、投資信託は1本の中でさまざまな資産を組み入れた分散投資も可能なことから、長い目でみた将来の資産形成に利用する方が多いのが特徴です。
 
何ヶ月という単位ではなく何年も保有することで、最初に支払うコストの負担の軽減もできますし、分配金が出たら再投資をしてより効率の良い投資ができます。
 
こういったことから、日々の値段で一喜一憂するのはあまり得策ではありません。基準価格を毎日チェックしていると日々の上げ下げに気を取られてしまい、思ってもみないタイミングで手放してしまったという話をよく耳にします。
 
せっかく中長期の投資をするのですから、あまり頻繁に気にすることのないように心がけ、ゆったりとした気持ちで保有されることをおすすめします。そして、どうしても気になった時には新聞やインターネットで価格をチェックしましょう。
 

運用報告書はきちんと確認を

投資信託の運用報告書は、その投資信託の決算時に作成されて保有している受益者に送られます。運用報告書では、今までの運用の経過や基準価格の推移、今後の方針など、重要なことがたくさん記載されています。
 
届いたものを見ないでそのまま処分してしまうことのないように、きちんと確認されることをおすすめします。純資産残高が順調に増えているかも確認するべき項目です。資金の流出が多いと、解約している人が多いということですので、今後の見通しが悪くなるかもしれません。
 
また、あまりないことですが、まれに破綻しそうな企業の株式や格下げがあった債券などが組み入れられていた場合に、どのぐらいの組み入れ比率なのか、今後組み入れから外すのかなど、組み入れ資産の内容も随時変更することもあるのでチェックが必要です。
 
また、ファンドマネージャーが今後どのように運用していく方針なのかを知ることができる貴重な資料ですので、ご自身が考える運用方針と照らし合わせてみましょう。
 
投資は自己責任の原則という言葉があるとおり、プロに運用を任せているからといって内容を確認せずに保有しないことが大切です。
 
金融商品は形のないものなので、保有した後のメンテナンスをどのようにしたら良いのかわかりづらいかもしれません。ご自身の運用方針をしっかりと持ち、定期的に保有しているファンドの方針と照らし合わせて、今後の方針を確認していく必要があります。
 
保有したからといってまったくのほったらかし状態だと、大切な資産形成を楽しむことができませんし、知らない間に自分の思っていた方向からずれてしまった時に後悔することが多いのです。
 
納得のいくポートフォリオを組んで、長い目でご自身の資産と向き合っていけると良いですね。
 
(※)一般社団法人投資信託協会 統計データ 投資信託の全体像(2019/06)より
 
執筆者:小沼鮎子
ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者

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