更新日: 2024.07.10 NISA

40代で年収500万円です。今年に入って周りで「NISA」を始める人が多く、自分もやったほうがいいのか悩んでいます。同じだけの収入で投資をしている人はどれくらいいるんでしょうか?

40代で年収500万円です。今年に入って周りで「NISA」を始める人が多く、自分もやったほうがいいのか悩んでいます。同じだけの収入で投資をしている人はどれくらいいるんでしょうか?
近年、全国的に投資の積極性が高まっています。とりわけNISAに関しては2024年に新制度が開始したこともあって注目が集まっており、老後の蓄えやお子さまの教育資金向けに始める方も珍しくありません。
 
しかし20代~30代といった若い世代はともかく、40代だと「始めるには遅いのではないか」と考える方もいるでしょう。今回は年収500万円の方が投資をする割合や、40代から投資を始める際に注意しておくポイントを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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年収500万円で投資をしている人の割合

株式会社LENDEXが実施した「貯金額・投資額」に関する調査によると、年収400万円~600万円未満の20代~70代男性のうち、投資をしている割合は46%でした。投資をしていない人のほうが若干多いものの、およそ2人に1人が投資をしているという結果です。
 
また投資に使う金額は毎月1円~1万円までが8.67%、1万1円~2万円までが10.33%で、以降は金額が大きくなるごとに7%から2%程度まで下がっていく結果でした。全体のうち、毎月最大2万円までが標準的な投資額といえます。
 

投資先は株式と投資信託が多い

同調査における主な投資先は、1位がNISAなどを利用した「投資信託」の33.69%で、2位は「株式」の30.47%でした。そのほかに関しては1%程度~7%程度と低い割合です。
 
また、Z世代向けの企画・マーケティングを行っている「僕と私と株式会社」が実施した投資に関する意識調査の結果においても、X世代(44歳~59歳)のうち、投資先として多かったのは「株式投資」と「NISA」で、割合は株式投資が22.6%、NISAが22.0%でした。
 
なお、同調査のX世代より下の世代における株式投資の割合は11.1%~18.3%で、NISAは14.3%~26.6%です。NISAに関しては下の世代よりも若干消極的なものの、株式に関しては4%ほど上回る結果でした。
 

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40代から投資を始めるときの注意点

ここからは、40代から投資を始めるときの注意点を解説します。40代から投資を開始する場合、若い世代に比べて運用期間が短めです。資産運用を行ううえで注意すべきポイントは、若い世代と若干異なります。
 

積立額を余計に増やさない

年齢的なことを心配して投資額を増やすのは得策とはいえません。20代や30代と比較すると、40代は投資できる期間が短くなります。「若いうちにできなかった分を取り返さないと」「投資するお金は多いほどいい」といった理由から身の丈に合わない金額で投資を始めると、生活を圧迫してしまうでしょう。
 
資産運用は生活を豊かにするために行うものであり、無理な投資で生活が困窮しては本末転倒です。投資は余剰資金で行うのが基本であり、あせって行うものではありません。家計の収支を考慮したうえで、問題なくだせる金額のみで運用しましょう。
 

資産形成の目的や目標金額を明確化する

投資を始める際は「なんのために資産運用するのか」「何歳までにどれくらい必要なのか」を明確にしましょう。資産運用を始める理由のなかには「周りがやっているからなんとなくやらなきゃいけないと思った」といった方も多いでしょう。しかし、目的や目標がなければ、身の丈に合わない金額を投じてしまうかもしれません。
 
また、知識がないままリスクの大きい金融商品を購入する可能性もあります。資産運用は具体的なプランを立てたうえで行いましょう。
 

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年収400万円~600万円未満で投資をしている割合は46%

今回参照した調査結果によると、年収400万円~600万円未満で投資をしている割合は46%で、およそ2人に1人が投資をしているということが分かります。投資に使う金額は毎月最大2万円までが標準的な投資額と考えられます。
 
また、投資先はNISAなどを利用した投資信託や株式投資が多いという結果になりました。
 
投資を始める際は、事前に投資に対する知識を蓄え、無理のないペースで投資を行いましょう。
 

出典

株式会社LENDEX 「貯金額・投資額」に関する調査(PR TIMES)
僕と私と株式会社 投資に関する意識調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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