更新日: 2020.06.22 キャリア

転職に成功する自己PRの書き方は?3つのステップを紹介

転職に成功する自己PRの書き方は?3つのステップを紹介
この記事では、転職に成功する自己PRの書き方を紹介します。
 
自己PRの書き方は「自分の強みを具体的な実績で紹介する」「なぜその企業に応募したのかを説明する」「応募企業にどのように貢献していくかを伝える」の3つのステップです。
 
長所をアピールする方法もあります。
 
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自己PRの書き方は3ステップ

自己PRでは、自分の強みを具体的な実績で紹介するのが良いです。
 
「〇〇をやっていきたい」というやる気だけでは企業側にアピールできません。前職での実績や経験を具体的に紹介することが必要です。
 
以下のような記入例が考えられます。
 

記述例
  • 前職では入出金管理を任されていました。キャッシュフロー管理で、昨年実績で4%の経費削減に成功しました。
  • 前職ではキャリアアップのためカラーコーディネーターの資格を取得しました。
  • 前職では得意なパソコン業務を生かしてペーパーレス化の導入に携わりました。
  • 前職では顧客満足度を重視してアフターサービスに力を入れたところ、約8割の人がリピーターになってくれました。

 

なぜその企業に応募したのかを説明する

なぜその企業に応募したのかを説明する必要があります。
 
先述した前職での具体的な実績と絡めてなぜその企業に応募したのかを説明すると、さらに効果的です。
 
以下のような記入例が考えられます。
 

記述例
  • IT技術を積極的に取り入れる御社の姿勢に魅力を感じました。
  • 御社の商品の開発過程を知り、御社の仕事の取り組み方に魅力を感じました。

 

応募企業にどのように貢献していくかを伝える

さらに応募企業にどのように貢献していくかを伝える必要があります。
 
以下のような記入例が考えられます。
 

記述例
  • 経理担当としてこれまでの経験を生かしていきたい
  • 御社の手がける大規模なプロジェクトに携わり、Webディレクターとしてキャリアアップしたい
  • ★★テキスト
  • 販売担当として御社の売り上げに貢献したい

 
これまでの点をまとめると以下のような自己PRになります。
 
前職では入出金管理を任されていました。キャッシュフロー管理で、昨年実績で4%の経費削減に成功しました。
 
しかし、前職は新しい技術を導入することに慎重で、IT化の導入にも消極的でした。
 
そこで、御社のIT技術を積極的に取り入れる姿勢に魅力を感じました。経理担当としてこれまでの経験を生かしながら、先進技術を学んでいきたいです。
 

長所をアピールするのもアリ

自己PRで長所をアピールするときは、応募企業で役立ちそうな長所を選んでください。
 
応募企業の職種に全く関係ない長所をアピールしても効果は薄いでしょう。
 

1つの長所に絞って記入

長所をアピールするときは、1つの長所に絞って記入しましょう。
 
あれもこれもと含めてしまうと、ぼやけてしまい長所が伝わりづらいです。
 

長所が生かされた具体的なエピソード

さらに長所が生かされた具体的なエピソードを盛り込んでください。
 
長所がどんな良い結果につながったのか、長所を顧客や上司に褒められたエピソードを盛り込むことで信憑性が高まります。
 

やってはいけない自己PR

やってはいけない自己PRは、応募企業のニーズに合っていないことを書くことです。
 
企業側は良い人材であれば誰でも良いわけではありません。企業側には必要な人材のイメージがあります。そこから外れてしまうと、どんなに良い人材でも採用されません。
 

アピールが具体的でない

さらにやってはいけない自己PRは、アピールに具体性がないことです。具体的な記述がないと、信憑性に乏しいです。
 
また、入社後にどのようにあなたの経験や長所が生かされるか分かりにくいでしょう。
 

まとめ

この記事では、転職に成功する自己PRの書き方を紹介しました。
 
自己PRの書き方は「自分の強みを具体的な実績で紹介する」「なぜその企業に応募したのかを説明する」「応募企業にどのように貢献していくかを伝える」の3つのステップで書くことができます。
 
どんな方法で自己PRを書くにしても応募企業のニーズを考えて、具体的な実績やエピソードを盛り込むことを忘れないようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:王野浩光
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