工場勤務の仕事内容は? 種類や魅力、向いている人の特徴を徹底解説! |ファイナンシャルフィールド

工場勤務の仕事内容は? 種類や魅力、向いている人の特徴を徹底解説!

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工場勤務に興味があるけど、実際にどのような仕事をするのかわからないという人も多いのではないでしょうか。工場の仕事は小売業や接客業と違い直接目で見ることはないため、なかなか知る機会はありません。

しかし、工場勤務には魅力がたくさんあります。本記事では、工場勤務の主な仕事内容や働き方の特徴、工場勤務の魅力などについて解説しています。

工場勤務の主な仕事内容

一口に工場といっても実際に製造する製品はさまざまです。そして、工場で製品を製造するにはいくつもの工程を経る必要があります。そのため、多くの工場では工程ごとに担当が割り振られ、作業員は自分が担当する工程の作業をこなしていきます。

工場勤務の主な仕事内容としては、ライン作業、マシンオペレーター、ピッキング、ライン管理・生産管理、設備保守・保全、品質管理・検査、事務・開発が挙げられます。それぞれの仕事内容を詳しくみていきましょう。

工場の仕事1. ライン作業

ライン作業は工場勤務の代表的な仕事です。 「ライン」とは「生産ライン」のことで、ライン作業とはベルトコンベアや台車に乗って流れてくる部品を決められた時間内に組み付けたり、チェックしたりしながら次の工程に送っていったりする仕事です。

ライン作業は立ち作業の場合が多く、慣れるまでは体力的に決して楽ではありません。とはいえ、基本的にライン作業は他の業務以上に単純作業の場合が多く、仕事内容を覚えること自体の難易度はあまり高くはないです。

なお、昨今は自動化が進み、ライン作業は完全に機械がおこない、工場内にライン作業という仕事がない場合もあります。

工場の仕事2. マシンオペレーター

マシンオペレーターとは、工場で取り扱う機械を操作する仕事のことです。扱う機械は工場によってさまざまで、大型な機械を操作する場合もあれば、部品をセットして起動ボタンを押すだけといった場合もあります。

とはいえ、マシンオペレーターの仕事の範囲は工場によって同一ではありません。先述したように、起動ボタンを押すだけという場合がある一方、複数の機械を同時に操作することが求められる工場もあります。その場合、マシニングセンタにプログラムを入力したり、機械を使って部品を加工したり、機械のメンテナンスをおこなったりする場合もあります。

求人でマシンキーパー募集とある場合は、具体的にどのような仕事をするのかを事前に確認しておきましょう。

工場の仕事3. ピッキング

ピッキングは「選び取る」といった意味を持つPick(ピック)を語源とする仕事です。語源の通り、所定の部品や製品をピックアップし、運んでいく仕事です。

例えば、倉庫に置いてある部品の中から、これからラインに投入する部品を運んだり、完成した製品を倉庫まで運んだりします。

また、ピッキングは工場によっては大きなケースなどの重量物を対象とすることもあります。その際には多くの場合、素手ではなくフォークリフトを利用します。フォークリフトの利用にはフォークリフトの運転免許が必要ですので、ピッキングの仕事に応募する際には募集要件をしっかりと確認しておきましょう。

工場の仕事4. ライン管理・生産管理

ライン作業やピッキングは単純作業ですが、工場の仕事は単純作業だけではなく、これらの業務を管理したり、統制を取ったりする仕事もあります。

工場では基本的にはあらかじめ日々の生産計画が決められていて、生産ラインではその生産計画に応じた数量を作らなければなりません。ライン管理や生産管理の担当者は計画に対して進捗(しんちょく)がどれくらいなのかを把握し、必要に応じて人員増強や生産ラインの調整などをすることもあります。

ライン管理・生産管理の仕事としては、生産現場内にさまざまな指示を出すことはもちろん、他部門と交渉することも含まれます。そのため、ここまでみてきたライン作業やピッキング作業よりもレベルの高い仕事ともいえるでしょう。

工場の仕事5. 設備保守・保全

工場では製品を製造するために多くの設備や機械を導入しています。機械は勝手に動いてくれますが、使い続けているとさまざまな不具合が生じます。設備保守・保全は、工場内の設備や機械が正常に使えるように点検したり、部品を交換したりといったように、設備や機械をメンテナンスする仕事です。

日常的な点検に加え、トラブルが起きた時にはすぐに対応して速やかに生産を再開できるように対応していきます。

ちなみに、機械が正常に作動するための保守・保全にはトラブルが起こる前に対応する「予防保全」と、動きが悪くなった後に対応する「事後保全」があります。「事後保全」を減らし、生産時間を確保するためには、「予防保全」をしっかりとしていくことが大切です。

工場の仕事6. 品質管理・検査

工場の使命として、市場に高品質の製品を送り出すことが挙げられます。いくらコストが安くすんだり、大量に生産できたりしても、不良品では意味がありません。不良品を常に出してしまうような会社は信用をなくし、淘汰(とうた)されていってしまいます。

そして、工場が作る製品の品質を守るのが品質管理や検査の仕事です。品質管理・検査の仕事では、完成した、もしくは製造途中の製品をチェックします。不良品がないか、異物は混入していないか、図面通りに仕上がっているのかなどを細かく確認していきます。

チェックする品物は工場によって異なりますが、どのような製品を扱う場合でも、作業は繊細さが必要です。そのため、品質管理・検査の仕事は集中力がある人や細かい作業が好きな人に向いています。

なお、品質管理の仕事ではチェックするだけでなく、より良い品質の製品を作るための仕組み作りを企画する必要があります。「どうすれば不良品がなくなるか」「品質を高めるには生産工程のどこをどう改善すれば良いか」を考えていくことで、品質管理としての仕事を進めていけるでしょう。

工場の仕事7. 事務・開発

工場では直接製品に手を加える仕事だけでなく、事務や開発の仕事もあります。事務の仕事はどの企業でもあるような、従業員の給与や労務管理を担当する人事部門、取引先への支払いをする経理部門、会社のIT系のインフラを整えるIT部門などが挙げられます。

また、工場は世に出回る製品を作りますが、ずっと同じ製品ばかりを作るわけではありません。世の中は常に進化しているため、同じものを作り続けていれば同業他社に後れを取ってしまいます。そのため、常により良い製品、より顧客のニーズにマッチした製品を生み出していかなければなりません。そのためには、新たな製品開発が不可欠です。

なお、事務や開発の仕事は必ずしも工場にあるとは限りません。支店である工場での仕事は現場作業がほとんどで、事務・開発の仕事は本社で一括という場合もあります。

工場勤務の働き方の特徴

工場での仕事はライン作業やマシンオペレーター、ピッキングのように生産現場に近いところで作業することが多いです。

これらの仕事では、一般的な会社員とは異なる働き方や特徴があります。工場勤務の働き方の特徴についてみていきましょう。

交替勤務がある

工場は昼だけではなく夜も稼働していることも少なくありません。夜稼働するということは、夜にも人が出社する必要があるということです。そのため、工場では交替勤務があることが多いです。

交替勤務とは、勤務時間が周期的に変わる働き方です。例えば、今週は昼に働き、翌週は夜、その次の週は昼といったような働き方を指します。工場によって実際に何時から何時まで働くかは異なりますが、もちろん労働基準法にのっとり、適正な休憩をはさみながら勤務しています。

一般的に交替勤務に従事すると交替勤務手当や深夜手当がもらえ、給料が高めになることが多いです。とはいえ、働く時間が安定していないため、生活リズムがくずれたり、体力的にきつかったりすることもあります。

基本は週休2日制

工場では基本的に週休2日の場合が多いです。理由としては工場にもよりますが、例えば一度動かした機械を止め、また動かすというのを頻繁に繰り返してしまうと、そのたびに余計な電力や労力がかかります。

そのため、月曜日から金曜日まで動かし、週末のみ停止するといったスケジュールが効率的なことが多く、結果的に週休2日制を採用している場合もあります。

また、工場では土日以外でもゴールデンウィークやお盆、年末年始に長期休暇が設けられている場合も多いです。年間休日自体も業界全体として少なくはありません。

このように、工場勤務では基本的には休みを安定して取りやすい環境だといえます。

繁忙期がある場合も

工場の仕事の量は必ずしも一定ではありません。工場は通常、世の中の製品に対する需要に対しての供給責任を果たすべく稼働しています。そのため、製品の需要が極端に上がる時期があるとすれば、その前に多くの製品を作る必要があります。そういった繁忙期には、残業や休日出勤が発生し、増産体制を確立することも少なくありません。

繁忙期がいつかというのは一概にはいえません。なぜなら、物の需要はそれぞれであり、夏に売れるものや冬に売れるもの、特定の月に売れるものなど、条件が異なるためです。とはいえ、一般的には物が安くなる決算前の2月や3月、製品が売れやすい夏と冬のボーナス前などに工場が忙しくなることが多いです。

もちろん、季節関係なしに、インフルエンサーの発言がきっかけで一気に需要が高まるなど、市場からの要求は常に変化していきます。

工場勤務の魅力

工場で働くと、他とは一味違った魅力を味わえます。工場勤務の魅力をみていきましょう。

交替勤務や夜勤でお金が稼げる

工場では多くの場合交替勤務に従事し、夜勤をすることも多いです。交替勤務手当は工場によって異なりますが、一般的に1ヶ月間交替勤務に従事すると、数万円程度もらえます。また、夜勤の時間については深夜業に対する割増賃金が支払われます。

具体的には、午後10時から翌日午前5時までの間に働いた場合、通常の賃金の2割5分以上が割増賃金分です。なお、深夜業の割増賃金は時間外労働と重複して発生することがあります。

例えば、時給が1000円で、通常21時までの勤務にも関わらず、24時まで働いた場合、22時までは時間外労働に対する割増賃金含め時給としては1250円、そして22時から24時まではさらに深夜業分ということで時給1500円が支払われます。

寮などの福利厚生が充実している

一般的に工場では寮などの福利厚生が充実していることが多いです。工場での募集は大企業がしていることも多く、その場合は特に期待ができます。

寮については、社員だけでなく期間社員などの契約社員に対しても準備していることが多いです。基本的に寮は格安、もしくは無料で入居できますので、生活費を大幅に節約することが可能です。

寮によっては家賃が格安なだけでなく、水道光熱費や食費が無料だったり、家具・家電が備え付けられていたりする場合もあります。また、通勤面でも利便性が良い場所にあることがほとんどで、勤務場所から離れている場合には通勤バスが出されることもあります。

また、工場では食堂が完備されているところも多いです。会社がある時には食堂で食べれば、外食よりも費用を抑えつつ、栄養もきちんととることができます。中には寮にも食堂が設置されている場合もあります。

休みが取りやすい

工場での仕事は定型的なものが多いです。そのため、マニュアル化がしやすく、仮に自分が休んでも他の人がフォローする体制が整えやすいです。そのため、予定がある日などは自分が休んでも、他の人がフォローしやすい環境だといえます。

そもそも、工場では独自の年間カレンダーがある場合も多く、休日が明示されています。そのため、基本的にはカレンダー通りに休みが取れます。

カレンダー通りに休めて、さらに突発的な休みでも周りの人がフォローしやすい工場では、休みは取りやすいといえるでしょう。

未経験でも働きやすい

工場の仕事は未経験者でも働きやすい場合が多いです。一部、過去の経験や資格が重宝される仕事もありますが、生産ラインで従事する仕事の場合、入社のハードルはあまり高くありません。生産ラインが中心となる働き方の場合、単純作業やルーティンワークが多く、また安全配慮の観点からマニュアルが用意されています。

基本的にはマニュアルに沿ってミスなく作業していけば、どんな人でもこなせるような仕事が大半です。特別なスキルも必要なく、手を動かせれば誰でも仕事ができるため、経験がなくてもスムーズに業務を始められます。また、メーカーでは未経験者が多く働いており、新人に対する教育体制が整っていることも多いです。

未経験者でも働けるとしても、「ずっと同じ給料だと嫌だ」という人もいるでしょう。他の業界の会社では大卒以上が出世の条件だったり、学歴フィルターを突破しないと入社できなかったりします。

しかし、工場は学歴に関係なく未経験でも入社できるため、入社後はどんな人でも平等に昇格できるチャンスがあります。まずは決められたことを決められた通り、欠勤や遅刻などをすることなく真面目にこなしているだけで、一定以上の評価はもらえるはずです。

ものづくりの喜びを感じられる

なにかを作る仕事がしたい人やものづくりの喜びを感じたい人にとっては工場勤務は天職かもしれません。最初は小さな部品や粒状の材料がさまざまな工程を経て、そして作業員みんなの手で1つの製品へと進化していく姿を見られるのは、工場ならではでしょう。

そして、工場で作られる製品は必ず誰かの役に立ったり、生活を支えていたりします。人の暮らしを彩り、社会から必要とされている物品を自分の手から生み出せることに喜びを感じる人も多いです。

もちろん、普通に工場で働いていてもなかなか社会生活に貢献できているという実感がわく人は多くないかもしれません。しかし、製造した物を目にし、それが使われる場面に思いを巡らせれば、ものづくりの喜びを感じられるようになるでしょう。

工場勤務の仕事をするうえでの注意事項

工場勤務には多くのやりがいや魅力がありますが、いいことばかりではありません。働く前にしっかりと注意事項を確認しておかないと、「こんなはずではなかった」という後悔をしてしまう可能性があります。 工場勤務の注意事項をみていきましょう。

体力的にきついことがある

工場勤務において生産エリアで働くと、立ち仕事が多く体力が必要です。ずっと立ったままの作業はそれだけでも楽ではありませんが、工場の仕事は早さと正確さが求められることも多いです。

工場では大きな生産工程を各担当で分担していることがよくあります。その場合、1つの作業にかける作業時間が決まっているのが基本です。そのため、もしも自分の工程が遅れてしまうと、次の人の作業が遅れ、結果的に生産ライン全体の遅れにもつながります。

もちろん、ただ早いだけで作業が雑だと、しっかりとした品質の製品はできません。品質は工場の生命線ですので、早さとともに正確さも必要です。

また、工場の仕事は単純作業を繰り返すことも多いです。単純作業は決して難しくはありませんが、飽きてしまうこともあります。お昼ご飯を食べた後や、寝不足で迎えた深夜勤務時などであっても、飽きずに作業を繰り返す必要があります。

生活リズムが安定しない

工場勤務では多くの人が交替勤務に従事します。交替勤務では、週ごとに勤務が入れ替わるため、生活のリズムは安定しません。今週は昼に働き、夜に遊んだり寝たりしたとしても、次の週は夜に働き、昼に寝ることになります。特に睡眠については、リズムを確立するのに苦労するかもしれません。

交替勤務は慣れてしまえばお金も稼げ、また平日の昼に時間があれば病院や役所に行きやすいといったメリットもあります。しかし、特に慣れるまでは生活のリズムの不安定さにより、体調を崩したり、気持ち的にしんどかったりするかもしれません。

なお、工場によっては昼も夜も稼働をしていても、働く人は日勤のみ、夜勤のみ、夜勤は週に1回だけなど、周期的な変更ではない場合もあります。生活リズムが不安な人は、比較的身体の負担が少ないシフトで働けそうな会社を探してみるのもよいでしょう。

他業種で役に立つスキルを身に付けづらい

工場は未経験者でも入社がしやすいですが、一方で工場勤務を経て覚えた知識や技能は他の業種では生かしづらいという面もあります。例えば、生産ラインから流れてくる部品の組み付け作業をいくらうまくやったとしても、そのスキルは基本的には同じような工場でのみ役に立ちます。

もちろん、手先の器用さが身に付き、それを別の業種でアピールできないわけではありません。とはいえ、工場特有の手順や技能も多いため、同じ製造業ならまだしも、その他の業種で転職に有利になるほどのスキルはなかなか身に付けることは難しいです。

なお、例えば人事や経理といった仕事は、工場でしていた経験を他の業種でも十分に活用できます。しかし、逆に人事や経理といった仕事は工場でなければならないというわけではないため、工場勤務としてのやりがいや魅力はあまり感じられないともいえるでしょう。

工場勤務の仕事に向いている人

工場勤務の特徴や魅力、注意事項などを解説してきましたが、結局どのような人が工場勤務に向いているのでしょうか。工場勤務に向いている人はどんな人なのか解説していきます。

決められた仕事を淡々とこなすことが得意な人

工場では決められた単純作業を1日中続けることもあります。単純作業なので仕事内容自体は難しくありませんが、同じ繰り返しの毎日では、つまらないと感じたり、すぐに飽きてしまったりする人もいるでしょう。

また、単純作業とはいえ、同じ仕事を淡々と長時間こなすというのは楽ではありません。同じ作業を素早く、そして正確におこない続けるには集中力が必要です。そのため、与えられた仕事をとにかくそつなくこなし、同じ作業を続けることに苦痛を感じない人は工場勤務に向いています。

同じ作業の繰り返しの中でも楽しみを見つけられる人はなお良いです。作業をしている中で、「この作業手順は反対の方が効率的なのでは」「このレイアウトは少し変更したらより作業がしやすくなるのに」といったように、単純作業をしつつ改善に目を向けられるような人は、より工場勤務に向いているでしょう。

ものづくりが好きな人

工場勤務の大きなメリットの1つが、ものづくりに直接関われることです。一般的に、消費者は物ができた完成品しか目にすることはできません。しかし、工場では製品がどの部品で構成されているのか、どうやって製品として組みあがっていくのかの過程を間近で見ることが可能です。

ベルトコンベアを流れる部品がだんだん大きくなり、やがて自分が一消費者として頻繁に目にする形に仕上がっていくのは、見ていて楽しいと感じる人もいるでしょう。普段からDIYやプラモデルなどを趣味にしている人は、趣味と似たような工場での仕事にやりがいを持って働けるかもしれません。

また、もしも開発部門などであれば、生産ラインとは別の喜びも感じられます。開発部門では、消費者の声などを参考に、新たな製品を生み出すことが責務です。苦労も多いですが、自分が開発に関わった製品がさまざまな過程を経て世に送り出された際には、「ものづくりをしていて良かった」と感じることもあるでしょう。

コミュニケーションをとることが好きな人

工場の仕事は単純作業のため、人と話をすることはないと思っている人もいるかもしれません。確かに接客業ほどは人と接する機会は多くないかもしれませんが、工場においても多くの場合コミュニケーションは発生します。

例えば、生産ラインにはトラブルがつきものです。急に装置が止まったり、エラーの表示が出たりします。その際には、まずは原因を特定しますが、周囲の人とコミュニケーションをとることが大切です。

トラブルが起きた時、装置はどういう状況だったのか、自分はなにをしていたのか、普段とは違うことはなかったのかなどを、しっかりと担当部署と連携しながら対応を進める必要があります。

また、工場では多くの部署と密接に関わっています。生産計画の策定、部品の発注、部品の納品、組み立て、検査、出荷といった過程において、特に自分が担当する前後の過程の部署とは密にコミュニケーションをとらなければなりません。

調整が必要な場合も少なくないため、コミュニケーションをとることが好きな人は、工場勤務に向いているといえるでしょう。

計画性が高い人(将来のために貯蓄したい人を含む)

将来やりたいことがありお金を計画的に貯めたいと思っている人は工場勤務が向いています。

工場勤務の仕事は会社が無料や格安の寮を用意していることも多く、通常は毎月数万円必要な住居費を抑えることが可能です。また、給料自体も決して低いわけではないため、計画的に貯蓄ができます。

また、工場ではPDCAサイクルを回していくことが大切です。工場ではさまざまなトラブル解決や改善をしなければなりません。その中で、しっかりとPDCAサイクルを意識して仕事をすることで、業務を手戻りなく効率的に進め、目的を達成できます。

PDCAサイクルでは、まずは「P」、つまり計画を立てますが、その際には期限や目的、ゴールなどを明確にしていきます。しっかりとした計画さえあれば、後はその通りに実行し、その成果を確認していくだけです。

PDCAサイクルを回すうえで重要な「P」をしっかりとこなせる計画性の高い人は、工場勤務に向いているといえるでしょう。

工場の仕事まとめ

工場の仕事内容は幅広いですが、メインとなる生産ラインに関する仕事は単純作業です。工場勤務では寮などの福利厚生が充実しており、さらに給与面でも恵まれています。未経験者でも働きやすく、休みが取りやすい点もメリットです。

しかし、交替勤務で生活のリズムを整えづらかったり、立ち作業がきつかったりすることもあります。

工場勤務には多くの魅力がありますが、注意事項も確認しておくことが大切です。就職・転職で工場勤務を視野に入れている人は、本記事を参考に、工場勤務が自分に合っているのかどうか考えてみましょう。

出典

厚生労働省 法定労働時間と割増賃金について教えてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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