【住み込みの仕事】やめとけ!? メリットとデメリットを徹底解説! |ファイナンシャルフィールド

【住み込みの仕事】やめとけ!? メリットとデメリットを徹底解説!

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数多くある求人の中でも、住み込みの仕事が気になっている人もいるのではないでしょうか。求人を見ながら、「住み込みって大変なのかな」「寮のルールって厳しい?」などと不安に思うことも多いかもしれません。

本記事では住み込みの仕事の種類やどのような環境なのか、そして住み込みの仕事のメリット・デメリットなどについて解説しています。

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住み込みの仕事とは?

住み込みの仕事とは、会社が準備する寮やマンションなどに住み、そこから会社まで通勤する仕事のことです。求人サイトなどでは「寮あり」「住み込み」「社員寮あり」といった文言で募集がされています。

住み込みの仕事の場合、住居は会社が準備してくれますので、自分で探す必要はありません。また、家賃や光熱費が無料または格安の場合も多く、余分な出費を抑えられるのが特徴です。

ただ、仕事の種類自体も非常に多いため、「住み込みの仕事で働きたい」という人は、どこで働けば良いのか迷うことも多いかもしれません。

住み込みの仕事の種類

住み込みの仕事と一口にいっても、その種類や形式は多種多様です。普通の会社で寮に入ることもあれば、たとえば繁忙期の温泉旅館でスタッフとして働く場合、その温泉旅館自体に住むこともあります。また、マンションの管理人としての仕事で、そのマンションに住みつつ管理業務を担う場合もあります。

住み込みの仕事では基本的には住居は会社に近い場所にあるため、通勤時間も短いことが多いです。

住み込みの仕事にはさまざまな職種があります。今回は、代表例として、「期間工」「リゾートバイト」「マンションの管理人」「パチンコ店」について紹介していきます。

住み込みの仕事の代表例(1)期間工

「期間工」は、もっともポピュラーな職種といっても過言ではありません。

自動車メーカーなどの大手メーカーの工場で働く期間工では、工場の生産ラインで部品の組立や加工、物流作業、検査などの業務に携わります。期間工は未経験でも給料が高く、寮費が格安の場合が多いです。季節を問わず、日本全国でいろいろなメーカーが募集していますので、自分が住みたい場所の期間工の仕事を探してみるのもよいでしょう。

住み込みの仕事の代表例(2)リゾートバイト

「リゾートバイト」は、たとえば夏であれば海の家や沖縄の民宿、冬であればスキー場や温泉旅館といった場所で接客や雑用などをする仕事です。

リゾートバイトでは、実際にスキー場であればスキーのリフト券をもらえたり、各地のアクティビティを楽しみながら働けるところもあります。また、季節的に学生の休みと重なるという点から、若者に人気があります。旅行好き、観光好きな人にも向いているといえるでしょう。

住み込みの仕事の代表例(3)マンションの管理人

「マンションの管理人」は、マンションの管理事務室などに併設された居室に住みながらマンションの管理をする仕事です。

仕事内容は共有スペースの掃除や人の出入りの確認、各種トラブル対応などです。2人1組の募集も多いため、夫婦でともに働く場合もあります。マンション管理人の業務はデスクワークもあり、また中高年の人が多く活躍しています。

住み込みの仕事の代表例(4)パチンコ店

「パチンコ店」の業務は、接客対応や店内清掃が中心です。

ただ、パチンコ玉を運搬する作業では思っていたよりも重労働である場合もあります。パチンコを運営している会社は福利厚生を整えていて、時給も高い場合が多いです。

パチンコ店は昔はお店の2階に寮があることが割とありましたが、昨今ではそういうケースは減っています。パチンコ店で住み込む場合、最近は会社がレオパレスなどを借り、そこを従業員に貸すような形の方が主流です。

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住み込みの仕事における住居のタイプ

住み込みを募集している職種もさまざまですが、住み込みの住居のタイプもいろいろな種類があります。また、同じ会社の中でも複数の住居タイプがある物件を保有していることも珍しくありません。

住み込みの仕事における住居のタイプは、大きく分けて「完全個室タイプ」、「集合寮タイプ」、「共同生活タイプ」、「施設併設タイプ」の4つがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

住み込みの仕事における住居タイプ(1)完全個室タイプ

「完全個室タイプ」は、一般的なマンションやアパートを会社が借り上げ、そこに従業員が住む形です。

他のタイプでは同じ会社で働く人と共用スペースで顔を合わせる機会も少なくありませんが、完全個室タイプではその機会はかなり少ないです。また、他のタイプでは門限や掃除などでルールがあることも多いですが、完全個室タイプでは特にルールがない場合もあります。

住み込みの仕事における住居タイプ(2)集合寮タイプ

「集合寮タイプ」は、一人一室の個室という点では完全個室タイプと同じですが、風呂やトイレ、洗面などの水回りは共同で使用するタイプです。

完全個室タイプと違い、共用スペースがあるので、会社の人と会うことも少なくありません。とはいえ、部屋の中は完全に一人なのでプライバシーは確保されており、かつ共用スペースは掃除などが不要であれば過ごしやすいと感じることもあるでしょう。

住み込みの仕事における住居タイプ(3)共同生活タイプ

「共同生活タイプ」は、1室に複数人が住むタイプです。

昔はさらに1部屋に複数人が住むことも多かったですが、最近は1部屋に1人、部屋は施錠できるということが多いです。共同生活タイプでは1室の中に風呂・トイレ・洗面などがあり、それを3~4人で共同で使用します。人と接するのが苦手な人や、潔癖な人などはあまり向いていないといえるでしょう。

住み込みの仕事における住居タイプ(4)施設併設タイプ

「施設併設タイプ」は、職場となる施設やその敷地内に住むタイプです。

温泉旅館に住みながら働く、マンション管理人としてマンションの一室に住むような場合が該当します。実際にどのような部屋の環境なのかはそれぞれの求人によって異なるため、よく確認しておきましょう。

おすすめできる住み込みの仕事のメリット

住み込みの仕事に就くと、さまざまなメリットがあります。代表的なものをいくつか見ていきましょう。

住み込み仕事のメリット(1)住居を探す手間が不要

通常、現在住んでいるところから新たな職場までが遠い場合、新たな職場に通える距離に住居を探す必要があります。インターネットで良い住居を探したり、不動産会社に相談したりすることが一般的な探し方です。

新たな職場についてはあまり土地勘がない場合も多いでしょう。そのような中で自分が希望する物件を見つけるのは骨が折れ、中には物件探しに何回も現地に訪れなければならないこともあるかもしれません。

一方、住み込みの仕事は会社が「住居を提供」してくれますので、自分で探さなくても良いです。そのため、住居を選びに現地まで行く必要はなく、その分の時間や現地までの交通費も効率化されます。住居を探す手間がない分、採用後すぐに働けるような場合も少なくありません。

住み込み仕事のメリット(2)金銭的に余裕ができてお金を貯めやすい

住み込みの仕事で提供される寮などは、家賃や光熱費が無料、または格安な場合がほとんどです。

通常、毎月家賃は5~10万円、光熱費は1~2万円程度は必要ですが、これらの費用を大幅に削減できます。その分、手元に残るお金が多くなり、金銭的に余裕が出ることが期待できます。

具体的には、仮に普通に住居を借りると家賃が毎月6万円、光熱費が1万5000円かかるとします。この場合、住み込みの仕事での住居が無料であれば、毎月7万5000円、「年間で90万円」が浮く計算です。

また、通常物件を借りる際には敷金や礼金、仲介手数料といった初期費用が必要です。しかし、住み込みの仕事では基本的にはこれらを払う必要はありません。さらに、住み込みの住居には家具や家電が始めから備え付けられている場合もよくあります。そのため、初期費用にお金をほとんどかけずに一人暮らしを始められます。

初期費用がかからず、毎月支払う家賃などもあまりかからないため、金銭的な余裕が生まれやすいというのは大きなメリットです。余裕ができれば、その分お金を貯めることがしやすくなりますし、趣味に費やすお金も増やせます。工場などでは土日が休みの職場も多いため、週末は余裕ができたお金で好きなことにお金を費やすこともしやすいでしょう。

住み込み仕事のメリット(3)通勤時間が短い場合が多い

住み込みの仕事の場合、職場から比較的近い場所に住むケースが多く、通勤時間も短い傾向にあります。通勤時間が短いメリットはさまざまです。

たとえば、通勤に電車を使い、毎日満員電車で往復2時間という人もいるでしょう。つり革を持たずに踏ん張ってバランスを保つ、もみくちゃにされる、といったこともあります。そのような環境が好きという人はまずいません。通勤時間が短ければ、長時間の満員電車で会社に着いた時点でぐったりという心配は不要です。

また、自分が車を運転する場合でも、運転時間が長いと疲労も貯まり、事故を起こすリスクが高くなります。通勤時間が短ければ、自分が運転してもそこまで疲労が蓄積されないでしょう。

さらに、通勤時間は長いよりも短い方が自由な時間を増やせます。

仮に、今までの仕事では往復の通勤時間が1時間半、住み込みの仕事では40分になった場合では、1日あたりで50分の自由時間が増えます。1日50分ですので、1ヶ月22日とすると1100分、年間では1万3200分です。1日50分の自由時間があれば、その分美味しい料理を作れたり、睡眠時間を増やせたり、本を読めたりもするでしょう。

ちなみに、中には通勤時間が長い方ことによるメリットを感じる場合もあります。たとえば、電車での通勤中に本を読んだりネットを楽しんだりするという人もいるでしょう。車の中で音楽を聴くのが好きで、長い通勤時間でリラックスできるという人もいるかもしれません。

とはいえ、やはり通勤時間は短い方が疲れやストレスが少なく、自由時間も増えるため、メリットの方が大きい場合が多いといえるでしょう。

住み込み仕事のメリット(4)同僚と仲良くなれる

住み込みの仕事における住居のタイプは、大きく分けて「完全個室タイプ」、「集合寮タイプ」、「共同生活タイプ」、「施設併設タイプ」があると説明しました。それぞれのタイプによって程度の差はあれど、どのタイプでも職場の同僚と仲良くなりやすいです。

もちろん、中には「できるだけ他者と関わりたくない」、「家に帰ってまで職場の同僚の顔を見るなんてうんざり」という人もいます。相部屋で一緒に住んでいる人とどうしても気が合わないという場合もあるでしょう。

しかし、仕事が終わった後に部屋に集まってわいわいとゲームやお酒を楽しんだり、いろいろな情報共有ができたりすることもあります。仕事のみならず、プライベートでも関わりを持てるため、心理的な距離は縮めやすい面もあります。

人によるところはありますが、他者とのコミュニケーションが薄くなりがちな昨今において、住み込みの仕事で同僚と仲良くなれるのは魅力的と感じる人もいるでしょう。

「やめとけ」と言われる住み込みの仕事のデメリット

数々のメリットがある住み込みの仕事ですが、デメリットもあります。いくつか見ていきましょう。

住み込み仕事のデメリット(1)住む場所や部屋は選べない

住み込みの仕事での住居は勤務先が準備しますので、自分が自由に決められるというわけではありません。

たとえば、期間工の場合では、同じメーカーでもいくつもの工場を保有しており、工場の稼働状況などによって勤務地が決まります。そして、基本的には勤務地に近い住居が割り振られますので、自分の好きな立地や間取りの部屋を選ぶことはできません。

同じ勤務地だとしても複数の住居があり、住居毎に環境が大きく異なる場合もあります。同じ寮費無料という条件で入社したのに、一緒に働く同僚が「完全個室タイプ」に入居して近くにコンビニやスーパーが多い便利な寮なのに、自分は「共同生活タイプ」で同居人がいるという場合も珍しくはありません。

住居の築年数や間取りもさまざまですので、古くていかにも昔の物件という場合もあれば、最新のマンションのような場合もあります。

どのような住居に住むかというのは、仕事内容や給料と同じくらい大切といっても良いくらい大切な項目です。仕事が終わって帰ってきたのに、ゆっくりできずにストレスを抱えてしまえば、仕事にも身が入らないでしょう。

住居についての快適性を重視し、自分が望む場所や部屋にどうしても住みたいという人は注意が必要です。

住み込み仕事のデメリット(2)プライベートが確保しづらい

住み込みの仕事では、帰宅後のプライベートが確保しづらいです。

部屋のタイプにもよりますが、どの場合でも職場の人と顔を合わせる機会が少なくありません。風呂やトイレなどが共用だったり、寮の食堂で食事をとったりする場合には、一人だけの空間ではないので人間関係に気を遣う必要があります。

本当は一人でゆっくりとお風呂に入りたいのに、寮の大浴場で職場の先輩が話しかけてきたり、なんとなく気になってトイレでゆっくりできなかったりするかもしれません。

特に「共同生活タイプ」の場合、同じ住居に住む人との関係性は重要です。仲が悪いと家に帰ってからも気を遣ったり、顔を見るだけでストレスとなってしまったりするかもしれません。仮に仲が良くても、同じ住居に住むため、夜中の音が気になったり、電話で話しづらかったりすることも考えられます。

もしも、仕事上友好な関係を築いている間柄だとしても、プライベートに深く踏み込まれることに対しては嫌悪感を覚える人もいます。そのため、お互いが心地よい関係を継続できるような適切な距離感で接することが大切です。

住み込みの仕事で一人の時間を大切にしたい場合、「完全個室タイプ」を貸してもらえる仕事を優先的に探すようにしましょう。

住み込み仕事のデメリット(3)独自のルールがある場合もある

住み込みの仕事で与えられる住居は自分のものではなく、会社の所有物です。そして、その会社の所有物を一時的に貸してもらっている形です。そのため、会社はさまざまなルールを入居者に課している場合も少なくありません。

ルールについてはその会社によってかなり差があります。全くない場合もあれば、以下のようなルールがある場合もあります。

【住み込みの仕事で入居する場合のルール事例】

●部屋で喫煙をしてはいけない
●喫煙できるスペースが限られている
●異性を部屋に入れてはいけない
●異性に関わらず、会社に所属していない人を部屋に入れてはいけない
●門限が決められている
●外泊時には外泊届が必要
●食事や洗濯、入浴をする時間が決められている
●廊下などの共有スペースに私物を置けない
●ペットは飼えない
●車を持ち込むことができない



また、風呂やトイレなどを共用で使う場合には、仮にルールとして明記されていなくても、丁寧に扱う必要があります。みんなのものという意識を持ち、誰もが住みやすい環境を皆で作り上げていかなくてはなりません。

住み込み仕事のデメリット(4)退職後は家を探す必要がある

住み込みの仕事での住居はその会社の福利厚生の一環として提供されています。そのため、仕事を辞めるとそこから出ていかなくてはなりません。通常、退職日にそのまま退去しなければならないということはありませんが、退職後1週間以内など、所定の期間が設定されています。

そのため、決められた期間の後には、家を探す必要があります。もしも退職後の家も仕事も決まっていないという場合、路頭に迷ってしまうかもしれません。仮に仕事が決まっているとしても、その会社の家具・家電付きの寮などに入るのでなければ、新しく家具や家電を準備しておく必要があります。

住み込みの仕事で働いている場合、退職日がある程度見えてきたら、住居含め今後の生活を考えるようにしましょう。

住み込みの仕事は女性や子育てしながらでもOK?

「住み込みの仕事をしたいけど、自分は女性だから無理かな」、「子どもがいるから住み込みの仕事は厳しいよね」などと思っている人もいるかもしれません。 たしかに、住み込みの仕事で実際に働いているのは、女性よりも男性の方が多いでしょう。しかし、中には女性や、子育てをしながらでも働けるような仕事もあります。

昨今は、少子高齢化による労働力人口の減少などにより、多くの会社が人手不足に悩まされています。会社の中には誰でも働きやすい環境を整備すべく、その一環として女性や子育て中の人でも住み込みとして働けるところも少なくありません。

女性が働く場合、防犯面が気になる人もいるでしょう。会社によって準備できる住居は異なりますので一概にはいえませんが、最近では防犯対策をしていてセキュリティ完備の住居も存在します。女性専門の寮がある場合には、1人暮らしよりも頼れる仲間がそばにいて安心できることもあるでしょう。

また、たとえば看護師などの求人でも、シングルマザーでも安心して働けるようにしている病院があります。中には24時間体制の託児所を病院内に設けているようなこともあり、その場合は病院ですので急な体調不良があっても安心です。病院に限らず、一般企業でも託児所を併設していたり、寮内に託児所があったりする場合もあります。

住み込みの仕事をすると通勤距離が短かったり、手元に残るお金が多くなったりといったメリットがあります。「女性だから」、「子どもがいるから」とはじめから諦めずに、志望する会社に相談したり、始めから女性や子育て家庭でもOKな職を探したりしましょう。

住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイント

住み込みの仕事にはメリットもデメリットもあります。ここでは、住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイントについて解説していきます。

住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイント(1)条件に優先順位を付ける

住み込みの仕事で働きたいと思って求人を探しても、その多さからどこで働けばよいのかすぐには決められないかもしれません。

住み込みの仕事を探す際には、希望する条件をいくつか出したうえで、その条件に優先順位を付けることが大切です。そうすることで、希望する求人も見つけやすくなります。

具体的には、働きたい地域、給料や福利厚生、住居の間取りや設備、住居にかかる費用などです。これらのうち、なにを重視するかによって、探す求人も変わります。

もしも条件に優先順位を付けないと、なかなか絞り込めなかったり、働き始めてから後悔してしまったりするかもしれません。たとえば、「給料がいいからとりあえず働き始めたけど、相部屋で毎日が苦痛になってしまった」ということもあれば、「別に相部屋は気にならないけど、給料が安すぎて思ったより貯蓄ができない」ということもあるでしょう。両者とも、事前に付けた優先順に基づいた結果なら、後悔もそれほどしないのではないでしょうか。

ポイントを明確にし、自分の希望条件や優先順位を見える化することで、自分に合った求人が見つけられるでしょう。

住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイント(2)家賃や光熱費、初期費用などのお金はどれくらい必要か

住み込みの仕事を探す際には、家賃や光熱費、その他初期費用などのお金がどれくらい必要なのかを把握することも大切なポイントです。

家賃については、無料で住めることもありますし、無料でなくとも家賃の一部を会社が負担してくれ、相場よりも安く住めることが多いです。どちらにしても負担は少ないですが、毎月のことですので、自己負担なく無料で住みたい人は事前に確認しておきましょう。

光熱費についても、無料の場合もあれば、定額で決まっている場合や普通にアパートを借りた時と同じくらいかかる場合もあります。特に昨今は電気代なども高騰していますので、負担が大きいと生活を圧迫しかねません。家賃と合わせ、光熱費についても求人票の記載や担当者への問い合わせなどで確認するようにしましょう。

初期費用については、住み込みの仕事では敷金や礼金、不動産会社への仲介手数料などは、基本的には無料です。ただ、室内に家具・家電がある場合とない場合ではもちろん準備にかかるお金が異なります。

室内にどのような設備があらかじめ用意されているかは会社や住居によってさまざまです。住んでみた後にあると思っていた物がなくて揃えるのに時間がかかったということにならないようにしておきましょう。

住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイント(3)個室か相部屋か

個室か相部屋かどうかは会社や配属先によって異なります。個室と相部屋はそれぞれに利点がありますが、両者で生活環境は大きく変わります。

個室ではプライベートが確保され、一人の時間を満喫することが可能です。会社の同僚と顔を合わせることも無いため、帰宅後も気を遣うことはないでしょう。

一方、相部屋はプライベート感は個室ほどはないですが、同僚と頻繁にコミュニケーションを取ることができます。知らない土地で一人で暮らすのが心細い人や、人と暮らしてみたいといった人には向いています。

なお、ホームページなどで「個室」と書いてあっても、実態は必ずしも同じではありません。同じ「個室」でも、部屋にトイレや風呂がある場合もあればない場合もありますし、1室に複数の部屋があり、その部屋の中で「個室」(1室に複数人が住むわけではないため)としている場合もあります。

住み込みの仕事を探す際に確認すべきポイント(4)住みやすい場所にあるか

物件自体は同じでも、周辺環境を含めて住みやすい場所にあるかどうかは異なってきます。自分の生活スタイルを考えた際に、最寄り駅までの所要時間やコンビニやスーパーなどへの距離はどれくらいまでなら大丈夫なのかを事前に考えておきましょう。

実際に現地に足を運べたらベストですが、できない場合でも、ストリートビューなどを活用し、できるだけ事前に住みやすさについても確認しておきたいところです。

住み込みの仕事まとめ

住み込みの仕事で働くと、めんどうな住居探しから解放され、お金も貯まりやすく、通勤時間も短くてすむといったメリットがあります。一方、どうしても普通の一人暮らしと比べるとプライベートは確保しづらく、どんな住居になるかは会社次第です。

住み込みの仕事を探す際には、仕事内容や給料と合わせ、居住環境も含めて希望条件を整理、優先順位を付けることが大切です。

本記事を参考に、自分に合った住み込みの仕事を探していきましょう。

出典

リゾバ.com スキー場リゾートバイト

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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