更新日: 2024.02.29 融資
個人事業主向けクレジットカードの選び方とおすすめカード18選を紹介
法人用クレジットカードは比較的限度額が高い傾向にあり、高額な取り引きでも安心してクレジットカードを利用できます。そのほかにも経理の作業が楽になったりビジネス向けの特典が多かったりなど、個人用クレジットカードと分けて利用するメリットは非常に多いです。
しかし、個人事業主向けのクレジットカードは、個人用クレジットカードよりも審査が通りにくかったりポイント還元率が低かったりなどのデメリットもあるため、ご自身に本当に必要か申し込み前にチェックする必要があります。
本記事では、個人事業主におすすめの法人用クレジットカードの種類や、個人用と業務用でクレジットカードを分けるメリットなどを詳しく紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
- 1 個人事業主向けクレジットカードの種類
- 2 法人用クレジットカードの種類
- 3 個人事業主向けクレジットカードの選び方
- 4 個人事業主におすすめのクレジットカード18選
- 5 【還元率の高さで選ぶなら】Airカードがおすすめ
- 6 【付帯サービスで選ぶなら】JCB CARD Bizがおすすめ
- 7 【年会費の安さで選ぶなら】三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめ
- 8 【出張の多い方は】三井住友カードビジネスオーナーズゴールドがおすすめ
- 9 【利用枠の高さで選ぶなら】三井住友カード ビジネスオーナーズなどがおすすめ
- 10 個人事業主向けクレジットカードを持つメリット
- 11 個人事業主向けクレジットカードを持つデメリット
- 12 個人事業主向けクレジットカードを申し込む際の流れ
- 13 個人事業主向けクレジットカードを持つ際の審査基準・審査落ち対策について
- 14 年会費の高い個人事業主向けクレジットカードを持つメリットとデメリット
- 15 個人事業主におすすめのクレジットカードまとめ
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個人事業主向けクレジットカードの種類
個人事業主がビジネス専用で利用するクレジットカードを作る際は、法人用クレジットカードか個人用クレジットカードのどちらかから選ぶことが一般的です。
法人用クレジットカードと個人用クレジットカードでは還元率の高さや年会費の有無など傾向が異なるため、どちらがご自身の事業に適しているかチェックしてみましょう。
個人事業主が法人用クレジットカードを利用する場合
事業専用のクレジットカードに法人用クレジットカードを選ぶメリットは、利用限度額が高めでビジネスに特化した特典が豊富であることが挙げられます。ショッピング利用限度額が高めに設定されていると、急な取り引きや手元に資金がない場合でもビジネスチャンスを逃さずに対応できて万が一の保険にもなります。
付帯する特典に関しても、ホテルや飛行機の会員限定優先予約や空港ラウンジの無料利用、会計ソフトとの連携など業務に役立つものが多く、業務の効率化や経費の削減を目指す方にもおすすめといえます。特に出張が多い方は、個人事業主向けクレジットカードの特典を十分に使いこなせるでしょう。
一方で、法人用クレジットカードは個人用クレジットカードよりもポイント還元率が低かったり3回以上の分割払いが不可だったりなどのデメリットもあり、どの個人事業主でも絶対におすすめできるとは限りません。法人用クレジットカードは年会費のかかることも多いため、業種や利用する額を考慮しながら決めましょう。
個人事業主が個人用クレジットカードを利用する場合
個人用クレジットカードは年会費や維持費が無料であることが多く、手軽に持ちやすい点がメリットです。還元率も比較的高く、貯まったポイントはプライベートの買い物やカードの支払いにも充てられます。
カードの支払いでポイント倍率が上がる加盟店も幅広く、普段の買い物でポイントが貯まりやすくなるため、商品の仕入れで高額な買い物にも使いやすいといえるでしょう。
独立したての個人事業主で審査が心配な場合、個人用クレジットカードであれば業績でなく個人の属性のみで審査されるため、法人用クレジットカードに比べて審査に通りやすいことも大きなメリットです。
しかし、年会費無料で手軽に持ちやすい分ショッピング利用の限度額は低めで、高額な取り引きには利用できない可能性もあります。今後事業で高額な取り引きや大量の仕入れ、備品の発注が予想される場合は、念のため法人用クレジットカードを選ぶことをおすすめします。
審査が心配である場合は、登記簿謄本や決算書が必要なく個人の属性のみで審査するカードや、先に個人用クレジットカードを利用して頃合いを見てから法人用クレジットカードに切り替える方法がおすすめです。
特に過去クレジットカードを申し込んで審査が通らなかった方は、申し込み履歴も信用情報に残るため、やみくもに複数申し込むのではなく一旦時間を置いてから再び申し込みましょう。
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法人用クレジットカードの種類
法人用クレジットカードは主にビジネスカードとコーポレートカードの2種類があります。明確な定義はありませんが、経済産業省ではコーポレートカードは従業員が20名以上の法人向け、ビジネスカードは20名未満の中小企業向けを例としています。
2種類の総称を「法人用クレジットカード」とするため、個人事業主が利用するのはビジネスカードと考えてよいでしょう。
たとえば三井住友カードであれば、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」の申し込み対象者は副業やフリーランスを含む個人事業主や法人代表者となり、「三井住友ビジネスカード」はカード使用者が20名以下を想定した法人のみが対象となります。名称が似ているものも多いため、まずは申し込み前に要件を確認しましょう。
個人事業主向けクレジットカードの選び方
個人事業主向けのクレジットカードは商品が非常に多く、カード選びに迷ってポイント還元率や年会費のみの情報に左右されることも珍しくありません。しかし職種に合っていない法人用クレジットカードを選択すると、利用しない付帯保険や足りない限度額など使い続けることで問題が浮かび上がってくることも考えられます。
ここからは、個人事業主が業務で利用するクレジットカードを選ぶ際のポイントを紹介します。後々別のカードにしておけばよかったと後悔しないために、申し込み前にぜひチェックしてみてください。
個人事業主向けクレジットカードの選び方1:余裕のある限度額
業務用のクレジットカードを選ぶ場合は、余裕を持った限度額を意識しましょう。特に仕入れや家賃の支払いがある場合は、限度額不足で支払えないと大きなトラブルとなります。
ショッピング限度額は年会費無料のクレジットカードほど金額が低い傾向にあるため、万が一の際に利用できないのは心配という方は、年会費が有料のクレジットカードを優先的に選ぶこともおすすめです。
たとえば、個人事業主向けのクレジットカード「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、カード利用枠の上限が500万円であり、年会費無料の法人用クレジットカードの中ではトップクラスの上限額です。しかし、すでに三井住友カードの個人用クレジットカードを所有している場合、2枚合わせた金額の上限が500万円となります。
他社のクレジットカードでも、同じ会社で複数のカードを所有している場合は上限額が一律になっている場合が多いため、個人用クレジットカードを利用している会社で法人用クレジットカードを発行する場合は事前に利用限度額を確認しましょう。
個人事業主向けクレジットカードの選び方2:年会費の確認
プライベートで利用するクレジットカードはなるべく維持費を抑えたいところですが、個人事業主向けのクレジットカード選びでは、必ずしも年会費無料のカードが優れているとは限りません。
費用がかからないに越したことはありませんが、事業用のクレジットカードは年会費がすべて経費に計上できるほか、年会費有料の法人用クレジットカードは付帯する特典が豊富だったり利用限度額が高額だったりなど、年会費を払う以上の有益なサービスを受けられます。
利用限度額が低くても問題なく、万が一の際のみクレジットカードを利用したい方は、審査に通りやすい個人用クレジットカードや年会費が無料の法人用クレジットカードもおすすめです。
個人事業主向けクレジットカードの選び方3:還元率の高さ
還元率とは、クレジットカードを利用した分に対して還元されるポイントの割合です。たとえば還元率1%のクレジットカードを利用する場合、1万円利用すれば100円分のポイントが付与されます。
法人用クレジットカードは個人用クレジットカードと比較して還元率が低い傾向にあり、0.3%~0.5%が一般的です。還元率の数値はクレジットカードの支払いが高額であるほど影響されるため、個人事業主向けのクレジットカードを選ぶ際は、なるべく還元率が高いものから選びましょう。
また、「ポイントの交換先」や「用途」に関しても事前の検討がおすすめです。
各クレジットカードの会社によってポイントの利用方法が異なり、中には特定の店舗でしか利用できないポイントもあります。日頃から利用する店舗なら問題ありませんが、まったく利用しない店舗のみ使用できるポイントは価値が低いため、ポイントで経費削減を目指す方は特に注目しましょう。
個人事業主向けクレジットカードの選び方4:会計ソフトとの連携の有無
クレジットカードの支払いに問わず、個人事業の経費は取り引きごとに仕訳をおこなう必要があります。法人用クレジットカードと会計ソフトが連動している場合は取り引きを自動で記録するため、簡単な操作で仕訳が可能となります。
有名なソフトでは、会計freeeや弥生会計などがありますが、事務作業を効率化したい方はご自身の利用している会計ソフトと連携できるクレジットカードを優先しましょう。
また、個人事業主向けのクレジットカードには会計ソフトの割引特典が付いているものもいくつかあるため、まだ会計ソフトを購入していない方は、先に法人用クレジットカードの申し込み審査が通ってから購入することも選び方の1つです。
個人事業主向けクレジットカードの選び方5:国際ブランドの種類
国際ブランドとは世界中に加盟店のあるクレジットカードのブランドで、VISAやMastercard、JCBが当てはまります。
有名なブランドは多くの店で利用できますが、まれにVISAとMastercard以外に対応していない店舗があったりするため考えずに選ぶと、利用したい店舗で買い物が出来ない可能性もあります。
カード会社によっては1つの国際ブランドのみを対象にクレジットカードを作成できることも珍しくないため、作りたい国際ブランドを決めてから候補を絞ることをおすすめします。
個人事業主向けクレジットカードの選び方6:付帯サービスの充実さ
ビジネスカードの付帯サービスは全国の空港ラウンジが無料で利用できたり、さまざまな保険が付帯されていたりなど、法人用クレジットカードそれぞれに特徴があります。
年会費が有料のクレジットカードほど特典が充実しており、ゴールドカード以上のクレジットカードは優待を活用することで年会費を超えるサービスが受けられることも珍しくありません。
たとえば、出張が多い方は、国内外の旅行傷害保険が付いていたり、特定の店舗でガソリン代が安くなったりなどの特典があるクレジットカードがおすすめです。一方で遠出をしない方は、カードで購入した物品が破損・故障していた際に利用できるショッピング保険が付いていたり、特定のサービスが割り引きになるなどの特典が付いているカードがよいでしょう。
個人事業主向けクレジットカードの選び方7:キャッシング枠の有無
クレジットカードは当月の取り引きが来月に指定口座から引き落とされるシステムが基本ですが、中には手持ちの資金が足りなくても一時的に借り入れて支払える、キャッシング枠付きの個人事業主向けクレジットカードも存在します。
一時的に資金を借り入れるビジネスローンの場合は、手元に資金がない時に重要な取り引きが発生してもビジネスチャンスを逃さず応じられることが大きなメリットです。しかし借り入れた分は一般的なローンのように利息や手数料が発生するため、利息を支払ってでも、取り引きを優先させたい場合のみの利用をおすすめします。
また、キャッシング枠は別途で申し込みや審査が必要になる場合があります。万が一の取り引きに備えたい場合は事前にキャッシング利用の申し込みを済ませておきましょう。
個人事業主におすすめのクレジットカード18選
今回は法人用クレジットカードの中から個人事業主向けのクレジットカードを18種類ご紹介します。それぞれ還元率や年会費のみでなく、利用上限額や付帯保険など特徴が異なるため、気になるクレジットカードをいくつかピックアップしてみてください。
図表1
カード名 | 年会費 | 還元率 | 限度額 | 国際ブランド | 連携会計ソフト | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
三井住友カード ビジネスオーナーズ | 無料 | 最大1.5% | 最大500万円 | VISA・MastercCard | 3社以上あり | 登記簿謄本や決算書が提出不要 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | 5500円 | 最大1.5% | 最大500万円 | VISA・MasterCard | 3社以上あり | ショッピング補償付き |
JCB CARD Biz | 2年目以降1375円 | 0.3% | 10万円~100万円 | JCB | 3社以上あり | 弥生会計が2年間無料 |
JCB CARD Biz ゴールド | 2年目以降1万1000円 | 0.3% | 50万円~300万円 | JCB | 3社以上あり | サイバーリスク保険付き |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード | 1万3200円 | 0.3%~1% | 一律の制限なし | アメリカン・エキスプレス | freee会計・弥生会計 | 海外旅行傷害保険が強い |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 3万6300円 | 0.3%~1% | 一律の制限なし | アメリカン・エキスプレス | freee会計・弥生会計 | 国内外で優待を受けられる店舗が多い |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード | 16万5000円 | 0.5%~1% | 一律の制限なし | アメリカン・エキスプレス | freee会計・弥生会計 | 秘書のような電話サポートを受けられる |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード | 無料 | 1%(特定加盟店のご利用で4倍ポイントサービス) | 利用者によって限度額を設定 | アメリカン・エキスプレス | 「freee」「弥生会計」「フリーウェイ経理」「マネーフォワードクラウド」 | 支払いサイクルを最長56日まで伸ばせる |
Airカード | 5500円 | 1.5% | 10万円~500万円 | JCB | freee会計・弥生会計 | 還元率が高い |
Mastercard® Titanium Card™ | 5万5000円 | 1% | 一律の制限なし | MasterCard | 弥生会計・MoneyFoward | 年会費相当の特典付き |
ライフカードビジネスライトプラス スタンダード | 無料 | 0.5% | 10万円~500万円 | VISA・MasterCard・JCB | freee会計 | 最短3営業日でカード発行 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 2万7500円 | 0.3% | 一律の制限なし | Diners Club | ー | freee会計の有料プランが2ヶ月分割り引き |
楽天ビジネスカード | 2200円 | 1% | 最高300万円 | VISA | freee会計・マネーフォワード | 楽天市場で最大5%還元 |
NTTファイナンスBizカード レギュラー | 無料 | 1% | 40万円・60万円・80万円 | VISA | ー | ガソリン代が1リットルあたり最大40円お得 |
EX Gold for Biz S | 2年目以降2200円 | 0.5% | 10万円~300万円 | MasterCard・VISA | freee会計 | 最大100万円のキャッシング枠あり |
freee Mastercard | 無料 | なし | 30万円~1000万円 | MasterCard | freee会計 | 最短3営業日でカード受け取り |
freee Mastercard ゴールド | 2200円 | 0.5% | 30万円~1000万円 | MasterCard | freee会計 | シートベルト保険付き |
マネーフォワード ビジネスカード | 無料 | 1%~3% | 上限なし | ー | マネーフォワード | プリペイド型で審査不要 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ|中小規模企業・個人事業主向け法人カードの三井住友VISAカード
法人確認書類不要の中小企業・個人事業主向けカード「JCB CARD Biz」 | 法人カードのお申し込みなら、JCBカード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
ビジネスゴールドカード|アメリカン・エキスプレス
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード/ Airカード/ラグジュアリーカード Mastercard®Titanium Card™/セゾンカード セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード【年会費無料】|クレジットカードはセゾンカード
【Airカード】経費管理がラクでポイントもたまるビジネスカード(法人カード)
ラグジュアリーカード Mastercard®Titanium Card™
ライフカードビジネスライトプラス/ダイナースクラブ ビジネスカード | カードラインナップ(法人) | クレジットカードのダイナースクラブ
楽天ビジネスカード/NTTファイナンスBizカード/オリコ EX Gold for Biz S/freee支払 freee Mastercard/マネーフォワードペイ マネーフォワード ビジネスカードを基に作成
個人事業主におすすめのクレジットカード1.三井住友カード ビジネスオーナーズ
●条件を満たせば還元率1.5%
●年会費無料で限度額が最大500万円
●加入後は無料で付帯保険を切り替えられる
三井住友カードが提供する個人事業主・法人向けのビジネスオーナーズは、年会費が永年無料で開業したての方でも利用できる法人用クレジットカードです。カード利用枠は最大500万円で、リボ払いや分割払いにも最大200万円まで対応しており、年会費無料のクレジットカードの中でもトップクラスに自由度が高いクレジットカードといえます。
基本の還元率は0.5%ですが、ビジネスオーナーズ以外にもう1枚三井住友カードを保有すと、AmazonやJAL・ANAでのショッピングが還元率1.5%になります。多くの無料カードが対象となっており、一度の手続きでビジネスオーナーズと個人向けカードの三井住友カード(NL)を申し込めるため、プライベートで利用するクレジットカードの乗り換えを検討している方にもおすすめです。
貯まるポイントは三井住友カード共通の「Vポイント」で、交換先は楽天ポイントやAmazonギフト券など多岐に渡るほかカードの利用代金にも充てられるため、あらかじめ利用方法を設定していれば期間が切れて無駄になることもありません。
また連携している会計ソフトはfreee会計や弥生会計などの大手以外のソフトにも複数対応しており、会計仕訳の効率化にも役立つでしょう。カード利用枠や還元率、付帯サービスなど、年会費無料の個人事業主向けクレジットカードの中でもトップクラスに利用しやすい商品といえます。
個人事業主におすすめのクレジットカード2.三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
●海外・国内旅行傷害保険付き
●初年度年会費無料キャンペーンがある
●出張が多い方におすすめ
ビジネスオーナーズゴールドは、「三井住友カードビジネスオーナーズ」のグレードアップしたクレジットカードです。ゴールドカード限定の特典として、海外のみでなく国内旅行傷害保険に対応し、全国主要空港ラウンジの無料利用、年間300万円までのショッピング補償など、通常カードにはなかった特典が追加されています。
通常カードとともにETCカードの発行も無料で追加できるため、出張が多い個人事業主の方も安心して利用できるクレジットカードです。
2024年3月末までに申し込めば初年度の年会費が無料になったり、年間100万円以上の利用で翌年から永年無料になったりなど、年会費に関してのお得なキャンペーンも実施中です。
通常の三井住友カード ビジネスオーナーズと比較したデメリットは年会費のみであるため、高額な取り引きが予想される場合は、通常カードよりも特典が付いたゴールドがおすすめといえます。
またビジネスオーナーズを利用していても、年間100万円を超える支払いがある場合は無料でゴールドへのグレードアップが可能です。ビジネスオーナーズとビジネスオーナーズゴールドのどちらかで迷っている方は、まず年会費のかからないビジネスオーナーズを利用してからゴールドに移行する方法もおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード3.JCB CARD Biz
●期間限定で弥生会計2年無料の特典付き
●サイバーリスク保険あり
●最短5分でカード番号が発行されネットですぐ使える
「JCB CARD Biz」は一般カードでも年会費が2年目から1375円がかかる有料の個人事業主向けクレジットカードです。カードの利用限度額は10万円~100万円と比較的低めですが、旅行傷害保険が国内外で3000万円ずつ付帯されている点がメリットの1つです。
加えて海外のショッピングガード保険が最高100万円分付いていたり、サイバーリスク保険が50万円まで対応していたりなど、付帯する保険が多いことが特徴です。一方でデメリットは年会費がかかるにも関わらず限度額が低いことと、国際ブランドがJCBのみであることが挙げられます。
「個人事業主の方はモバイル即時入会サービスの対象」でもあり、入会フォームから必要情報を入力し審査の申し込みをすると最短5分でカード番号が発行される非常にスピーディな手続きが受けられます。
カードの発送は申し込みから1週間程度ですが、カード番号が発行されればすぐに買い物に使えるため、急ぎで法人用クレジットカードを利用したい方にはおすすめです。
ポイントは1000円の利用でJCB特有のOki Dokiポイントが1ポイント貯まり、レートが1ポイント=1円ではなく各交換先によって異なります。優待店が多くキャンペーンも頻繁に開催されているため、ポイントを効率よく貯めるには逐一公式サイトのチェックやエントリーが必要です。
クレジットカードの支払いに充てる場合は1ポイントで3円分のレートとなり、基本還元率0.3%となります。
個人事業主におすすめのクレジットカード4.JCB CARD Biz ゴールド
●初年度は年会費の1万1000円が無料
●利用した分に応じてポイント還元率アップ
●付帯保険が充実
「JCB CARD Biz ゴールド」は年会費1万1000円の個人事業主向けクレジットカードです。通常カードと比較すると利用限度額が50万円~300万円に上がり、旅行傷害保険の補償額も海外最高1億円、国内5000万円とさらに高額になっています。
「JCB CARD Biz」と比較すると、飛行機の遅れが原因で発生した損害を保障する「出航遅延費用等保険金」や、手荷物が6時間以内に手元に届かない場合に支払われる「寄託手荷物遅延費用保険金」など、飛行機関連の付帯保険が充実しています。
基本の還元率は通常カードと同じように低めですが、JCBのクレジットカードは利用した金額に応じて自動的にポイント倍率が上がり、利用すればその分ポイントが貯まりやすくなります。
しかし、利用金額が50万以上で通常の還元率の1.1倍、100万円以上で1.2倍、300万円以上で1.25倍と、最大倍率になっても還元率1%には満たないため、ポイントをカード支払いやギフトカードに交換したい方にはおすすめできません。
個人事業主におすすめのクレジットカード5.アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード
●ETCカードの発行と年会費は無料
●海外旅行傷害保険が充実
●還元率は1%
国際ブランドの1つであるアメリカン・エキスプレスは、一番お手頃のビジネス・グリーン・カードでも年会費が1万3200円で、所有しているだけでステータスが高いとされるクレジットカードの1つです。
還元率は0.3%~1%で、貯めたポイントはカードの利用代金にも充てられます。ポイントに関するデメリットは、有料のオプションプログラムに参加していないと1ポイント0.3円分の価値になり、還元率が一律で0.3%となる点です。有料オプションに加入せずお得に利用できる交換先は各社マイルへの移行で、特にANAでは2000ポイントで1000マイルと交換でき、還元率0.5%の価値に上がります。
お手頃といえど、他社の個人事業主向けクレジットカードと比較すると年会費が高額であり、付帯サービスを利用することで最大限価値を発揮するクレジットカードともいえます。
たとえば、付帯保険の1つに「リターン・プロテクション」がありますが、これはアメリカン・エキスプレスのクレジットカードで商品を購入した場合、店舗が返品を受け付けていない際に1商品につき最高3万円相当額まで払い戻しする補償です。
国内外で購入した商品の破損や盗難についても、年間で最高500万円まで補償する保険が付いており、付帯保険に関しては非常に充実しています。
そのほか、ショッピング保険や海外旅行傷害保険などよく見られる保険のみでなく、海外に行く際、自宅から空港、空港から自宅にスーツケースを無料配送するサービスも利用できて、万が一の備えにもなるクレジットカードです。
個人事業主におすすめのクレジットカード6.アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
●年会費3万6300円
●支払いは分割やリボ払い可能
●ヘルスケア無料電話相談あり
アメリカン・エキスプレスのゴールド・カードは、グリーン・カードと同じく還元率が0.3%~1%で、タッチ決済対応など、日常的に利用する機能に大きな変化はありません。
グリーン・カードから追加されたのは、世界中のさまざまなサービスが割り引き価格で利用できることと、予定していたフライトや公演がケガや病気で行けなくなった際にキャンセル費用を保障するといった、海外出張に役立つサービスが充実しています。
そのほかにもグリーン・カードにも付帯する最高5000万円の国内旅行傷害保険に加え、最高1億円の海外旅行保険や国内航空機遅延費用も追加で付帯されるため、国内外問わず飛行機に乗る機会が多い方におすすめといえます。また期間限定で条件を満たせば最大19万ポイント獲得可能で、グレードアップしたプラチナ・カードよりも高額なポイントが受け取れます。
個人事業主におすすめのクレジットカード7.アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード
●メンバーシップリワードプラスが無料
●24時間365日出張や接待手配
●健康サポートの無料電話あり
「アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード」は、今回紹介する個人事業主向けクレジットカードの中で一番維持費が高額な年会費16万5000円のクレジットカードです。その分ステータスは非常に高く、年会費をかける分の極上なサービスが受けられます。
たとえば急な出張や接待が必要になった際には、プラチナ・カードの会員限定で24時間365日電話で手配を受け付けていたり、健康維持のサポートのために健康管理と医療の無料相談も受け付けていたりなど、秘書のような活用方法が可能です。
またグリーン・カードとゴールド・カードとは異なり、年間参加費3300円のメンバーシップ・リワード・プラスもプラチナ・カード会員限定で無料加入できるため、普段の買い物で貯まるポイントも還元率0.3%から0.5%~1%に上がります。
一番のデメリットは年会費の高さですが、追加カードは4人分まで無料で作成でき、従業員を雇っている個人事業主の方には特におすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード8.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
●支払いサイクル最長56日
●手続きに決算書や登記謄本本が不要
●カード発行日最短3営業日
年会費無料の「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、個人事業主やフリーランスの方ならどなたでも申し込めるクレジットカードです。追加カードの発行も9枚まで無料で、家族や従業員にカードを持たせたい方や無料のアメリカン・エキスプレスのカードを探している方にもおすすめです。
特徴は、支払いサイクルを最長56日まで伸ばせることで、売り上げの入金が遅れそうな場合でもビジネスチャンスを逃さず取り引きできる点が大きなメリットです。
エックスサーバーの初回ご利用料金が最大1万6500円割り引きになったり、エックスサーバーやお名前.comでは利用金額の2%相当がポイント還元されたりなどビジネス向けの特典もあり、サーバーを持つ個人事業主の方に向いているといえるでしょう。
また高額な支払いに対応できるよう、一時的に利用限度額の増額も可能で、臨機応変なカスタマーサポートも特徴的なクレジットカードです。
個人事業主におすすめのクレジットカード9.Airカード
●還元率1.5%
●経営アシスタント機能あり
●個人事業主から人気の高いカード
「Airカード」は株式会社リクルートが提供しているビジネスカードで、ポイント還元率が常時1.5%と業界でもトップクラスの商品です。貯まったリクルートポイントの交換先はdポイントかPontaポイントの2種類で少なめですが、どちらも全国で利用できる店舗が多いためポイントが無駄になることもないでしょう。
Airカードを経営アシスタントの「Airメイト」と連携させると、カードの明細やレジごとの売り上げデータなどがまとめられ、店舗の収支管理にも役立ちます。飲食店を経営している個人事業主の方に特におすすめの機能といえます。
年会費は本会員5500円、追加カード3300円と有料ですが、カードの支払い方法は2回払いまで対応しており、カードでの高額な仕入れが予想される方や店舗型の事業をおこなう方には年会費を支払ってもおすすめできるクレジットカードの1枚です。一方で保険付帯については海外のショッピングガード保険が最高100万円付いているのみで、比較的サポートが薄い点がデメリットの1つです。
またリクルートでは無料で利用できるPOSレジアプリ「AirREGI」や、シフト管理サービス「AirSHIFT」などさまざまな経営アシスタントサービスを取り扱っており、従業員を雇いたい個人事業主の方にもおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード10.Mastercard® Titanium Card™
●MasterCardの最上位カード
●デザインがスタイリッシュ
●コンシェルジュサービスが豊富
「Mastercard® Titanium Card™」は年会費5万5000円と高額で、Mastercardの中でも最上位のクレジットカードです。
特徴は付帯保険とコンシェルジュサービスが充実していることで、国内・海外旅行保険で最高1.2億円の保障が付き、24時間エージェントに直接つながる店舗予約やギフトサポートなど、秘書のような活用も可能です。
カードを保有していると国内外のVIPホテルで部屋のアップグレードや会員限定価格で予約が優先的に取れるため、国内外の出張が多い方には年会費5万5000円相当の恩恵が受けられるでしょう。会員限定のイベントにも参加でき、カードを持つ方同士でコミュニケーションを深める機会もあります。
そのほかにも毎月全国の映画で利用できる無料鑑賞券を1枚プレゼントしたり、国立美術館に同伴者1名まで無料で行くことができたりなど、生活が豊かになるようなサービスが豊富に用意されています。
還元率も1%と一般的な個人事業主向けクレジットカードよりも高く、ステータスを優先する方やラグジュアリーな生活を目指している方にはおすすめの1枚です。
個人事業主におすすめのクレジットカード11.ライフカードビジネスライトプラス スタンダード
●キャッシング枠は50万円
●法人向けの福利厚生が豊富
●提携弁護士による法律相談が1時間無料
年会費が永年無料の「ライフカードビジネスライトプラス スタンダード」は、利用上限額が最大500万円でキャッシング枠も50万円まで付いている年会費無料の個人事業主向けクレジットカードで、個人事業主になったばかりの方におすすめの1枚です。
タイムズカーが提供するカーシェアのカード発行手数料(通常1650円)が無料になったり、初回1回に限り提携弁護士と電話や面談による相談も可能だったり、ほかのクレジットカードでは見られない付帯サービスが特徴的です。
国際ブランドがVISAとMastercard、JCBの3種類から選べることも魅力で、すでにプライベートで利用しているクレジットカードとは別ブランドの法人用クレジットカードを選択することも可能です。
ライフカードビジネスライトプラス スタンダード以外にも、年会費2200円のゴールドカードがありますが、スタンダードでも法人向けの福利厚生プランが充実しており、将来的に個人事業主から法人まで成長させたい方にもおすすめのクレジットカードといえるでしょう。
しかし、スタンダードでは旅行保険や空港ラウンジサービスが付帯されません。付帯保険や特典の豊富さを重視するならゴールドカードがおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード12.ダイナースクラブ ビジネスカード
●国際ブランドでステータスが高い
●ダイナースクラブでしか買えないギフト
●会員制シェアオフィスの入会事務手数料が無料
「ダイナースクラブビジネスカード」はビジネスに役立つ特典が豊富に揃えられており、年会費は2万7500円と高額ですが、数多くの個人事業主や会社役員から支持されています。
カードの利用額は会員ごとに決定されるため、限度額に囚われず高額な取り引きにも応じられる点が魅力の1つです。取引先に送るギフトや手土産なども会員限定の逸品を取り寄せることが可能で、ビジネスのお付き合いが多い個人事業主向けのクレジットカードといえるでしょう。
追加カードも4枚まで無料で発行でき、従業員に持たせることで清算の手間もかからずポイントも貯まりやすくなります。デメリットは年会費と還元率のバランスが悪い点で、クレジットカードの支払いに充てる場合は100ポイントが30円分に換算され、還元率にすると0.3%と低くなります。
2024年6月30日までに申し込むと、初年度の年会費が無料になる新規入会キャンペーンも実施中です。利用してみたいけれど年会費の高さで躊躇してしまう方は、この機会にぜひお試しください。
個人事業主におすすめのクレジットカード13.楽天ビジネスカード
●楽天市場の利用で最大5%のポイント還元
●ETCカードが一枚無料
●プライオリティ・パスが無料登録可能
「楽天ビジネスカード」はすでに楽天プレミアムカードの会員である人が発行できる法人用クレジットカードで、ポイントが貯まりやすいことが一番の特徴です。
基本の還元率は1%であり、楽天カードを利用し楽天市場で買い物することでプラス2%、楽天市場アプリを利用し、引き落とし口座を楽天口座に設定することでプラス2%、合計5%のポイントが還元されます。楽天市場で仕入れしたり備品を購入したりする予定があるのであればおすすめのクレジットカードです。
年会費が1万1000円の楽天プレミアムカードの保有や申し込みが必要になる点がデメリットですが、楽天プレミアムカードをプライベートでも利用することで、さらにポイントが貯まりやすくなります。ポイントで経費削減を目指している方には特におすすめの1枚です。
楽天ビジネスカード自体には付帯保険や空港のラウンジ利用などのサービスがなく、楽天プレミアムカードの最高5000万円の国内旅行傷害保険や、最高300万円の動産総合保険など高額な保障利用者をサポートします。
その他のデメリットは分割払いに対応していないことと、通常の楽天ビジネスカードは国際ブランドがVISAのみであることです。楽天プレミアムカードであればJCBとMastercardからも選択可能であるため、必要に応じて楽天プレミアムカードでのお支払いをおすすめします。
またプライオリティ・パスとは世界1200ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるサービスで、年会費が高額なカードに付帯されることが多いサービスです。2025年以降は年間5回までの無料利用に変更されるため、ご自身の空港利用回数と照らし合わせてお得になるかチェックしてみましょう。
個人事業主におすすめのクレジットカード14.NTTファイナンスBizカード レギュラー
●ネットショップ経由でポイント最大26倍
●年会費無料で付帯保険が豊富
●会計ソフト必要なし
●ガソリン代が1リットルあたり2円~40円お得
「NTTファイナンスBizカード」は年会費永年無料のレギュラーと年会費1万1000円のゴールドカードがあります。
レギュラーのほうはショッピング利用上限額が最大80万円と少々低めですが、国内外の旅行傷害保険がそれぞれ最高2000万円付いていたり、不正検知システムでクレジットカードの不正利用を24時間監視したりなど、年会費無料でもビジネスカードにふさわしいサポートが備わっています。
ほかのクレジットカードにはない特典として、NTTファイナンスBizカードで出光興産系列でガソリンを入れると、ガソリンが1リットルあたり2円から40円キャッシュバックされるサービスもあり、配達系の個人事業主の方は特におすすめといえます。
年会費がかからないことと、特別なソフトも必要なくWeb明細編集サービスで経費の計算が可能であるため、個人事業を立ち上げてすぐの方でも利用しやすい1枚です。
レギュラーカードではETCカードの年会費や郵送の明細書発行手数料がかかりますが、ゴールドカードでは無料になります。また、ゴールドカードでは、ショッピング利用可能額が最大200万円まで上がったり、付帯保険の最高額や空港ラウンジでの無料利用サービスも追加されます。
一方で、そのほかのサービスはレギュラーと大きく変わらないため、出張や飛行機に乗る機会がない方はレギュラーカードで十分といえるでしょう。
個人事業主におすすめのクレジットカード15.EX Gold for Biz S
●支払いサイクルを最大60日後ろ倒し可能
●年会費無料で3枚まで発行可能
●限度額100万円のキャッシング枠あり
オリコの商品である個人事業主限定の「EX Gold for Biz S」はVISAとMastercardに対応しており、タッチ決済可能な店舗であればどこでも利用できるクレジットカードです。
最大100万円のキャッシング枠があることが特徴で、急な取り引きで高額な資金が必要になった際にも役立つ点がメリットといえます。年会費は初年度無料、2年目以降は2200円とお手頃価格で、万が一の備えにもなるクレジットカードを探している方におすすめです。
デメリットはポイント交換が分かりにくいことで、ポイントは1000円の利用でオリコ特有の1暮らスマイルポイントが貯まります。1暮らスマイルポイントは5オリコポイントに交換でき、オリコポイントは1ポイントで1円相当の価値があるため、EX Gold for Biz Sの還元率は0.5%と計算できます。
オリコポイントはAmazonギフトカードやnanacoポイントにも交換できるためポイントが無駄になる可能性は低いですが、還元率重視で選ぶ個人事業主の方にはおすすめできません。
またオリコでは請求書カード払いOBSの利用で、実質的な支払い日を最大60日後ろ倒しすることも可能です。EX Gold for Biz M(法人限定)やオリコ以外のVISAやMastercard、JCBのクレジットカードが利用可能なサービスであるため、別のクレジットカードを利用している個人事業主の方でも活用できます。
個人事業主におすすめのクレジットカード16.freee Mastercard
●最短3営業日でカードが届く
●ライフカードの提携カード
●紙面での申し込みでETCカードが999枚無料
会計ソフトでおなじみのfreeeでも、個人事業主が利用できるクレジットカードを取り扱っています。「freee Mastercard」は利用限度額が200万円以内であれば本人確認書類のみで審査できることや、最短3営業日でカードが届くなど、手軽かつスピーディな手続きがメリットの1つです。
ライフカードと提携しているクレジットカードであり、ライフカードビジネスライトプラスと同じ特典を利用できるため、弁護士無料相談サービスやタイムズのカーシェア特典なども受けられます。さらに、freeeカード限定の特典として、freeeやAdobeの割り引き特典が受けられたり、弁護士に加え税理士や社労士への相談が1回無料になったりなどのサービスも受けられます。
デメリットはポイント還元や付帯保険などのサービスが一切ないことです。利用可能額は10万円から500万円と比較的高めですが、高額な買い物をする方には向いていません。その分所得が低めで他社の審査に落ちてしまった方でも審査に通りやすいと評判のため、念のため事業用のクレジットカードを持っておきたい方や赤字に悩んでいる方にもおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード17.freee Mastercard ゴールド
●利用額200万までなら本人確認書類のみで審査
●創業とともに申し込み可能
●シートベルト保険あり
年会費2200円の「freee Mastercard ゴールドカード」は通常のfreee Mastercardと異なり、利用金額に応じたポイント付与や国内外の旅行傷害保険が付帯されたりなど、ゴールドカードに見合ったサービスが受けられます。
付帯保険は海外旅行傷害保険が最高2000万円と国内旅行傷害保険が最高1000万円に加えて、搭乗者がシートベルトを装着していたのに事故に遭い、死亡もしくは重度後遺障害になった際に最高200万円が支払われるシートベルト保険も付帯します。
ポイントに関しては交換先によってレートが異なりますが、1000円の利用につき1ポイント貯まり、1000ポイントでAmazonギフトカードに交換できるため、Amazonギフトカードに交換する場合は還元率が0.5%になります。
それに加えて年会費無料のfreee Mastercardと同じくfreee限定の特典が付き、ライフカードゴールドに付帯する空港ラウンジ利用も可能で、年会費2000円代でクレジットカードを最大限利用したい方にもおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカード18.マネーフォワード ビジネスカード
●プリペイド形式で与信審査なし
●上限1000万円の不正利用補償
●カード発行可能枚数無制限
マネーフォワードビジネスカードはこれまでご紹介した一般的なクレジットカードとは異なる、プリペイド形式の法人用カードです。
プリペイドカードとはクレジットカードのようにカード会社が立て替えて翌月に契約者が払う形式ではなく、事前に入金した分のみが利用できるカードとなります。そのため審査もなく、信用情報に自信のない方でも申し込みやすいカードの1つです。
法人向けのプリペイドカードが少ない中、マネーフォワードビジネスカードはポイント還元率が1%と高く、1000万円までの不正利用補償も備わっているなど、ビジネスにおいても利用しやすいカードといえます。さらにマネーフォワードに対する支払いでは還元率が3%に上がり、現在マネーフォワードクラウドを利用している方にもおすすめです。
カードの発行枚数は上限なしで、かつカードごとの利用限度額も設定できるため、安心して従業員や家族にも持たせられます。それぞれのカードが盗難や紛失にあってもアプリからすぐに利用停止でき、安全対策の面でも優れた一枚です。(枚数に関して制限が設けられる可能性もございます。)
また、審査を通せば後払いにも対応しており、通常のクレジットカードのように利用することも可能です。審査は信用情報のみでなくマネーフォワードビジネスカードと紐づいている金融機関の情報も利用するため、これまで継続してカードを利用していれば審査に通りやすくなるといえるでしょう。
【還元率の高さで選ぶなら】Airカードがおすすめ
個人事業主向けのクレジットカードの還元率は0.3%~1%が一般的であるところ、「Airカード」は常時還元率1.5%とトップクラスに高く、法人用クレジットカードでの高額な買い物や取り引きが予想される方に特におすすめです。
年会費は5500円ですが、新規入会特典で初年度は年会費分のポイントが付与されて、初年度のみ実質0円で利用できるため入会のハードルも下がり、初めて法人用クレジットカードを利用する方にも向いています。ポイントの交換先は比較的少ないですが、dポイントとPontaポイントへ交換できるため無駄にもなりにくいでしょう。
その他には、楽天市場での買い物が還元率最大5%になる「楽天ビジネスカード」や、対象のカードの保有でAmazonや航空券を購入する場合に還元率が1.5倍になる「三井住友カード ビジネスオーナーズ」もおすすめです。
【付帯サービスで選ぶなら】JCB CARD Bizがおすすめ
「JCB CARD Biz」は年会費1375円の法人用クレジットカードで、ポイント還元率も比較的高くなく、限度額も最大100万円と低めです。その分付帯サービスは非常に充実しており、年会費1000円代で国内外の旅行傷害保険、海外ショッピングガード保険、さらに損害賠償に関連するサイバーリスク保険も50万円分の特典が受けられます。
特にJCBはサイバーリスクの支援に力を入れており、法人用クレジットカードを所有している方に、管理リスク診断サービスやトラブル発生時の電話相談サービスなども提供しています。どなたにでも起こりうるリスクだからこそ、万が一に備えたい方におすすめの個人事業主向けクレジットカードです。
【年会費の安さで選ぶなら】三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめ
三井住友カードの個人事業主向けカードは年会費無料のビジネスオーナーズと年会費が5500円のビジネスオーナーズゴールドの2種類があります。ビジネスオーナーズは通常時の還元率が0.5%で、年会費無料の個人事業主向けカードとしては一般の還元率です。
しかし個人向けの三井住友カードを所有している場合、AmazonやETC、国内航空機の利用で還元率が最大1.5%まで上がります。現在、三井住友カードをお持ちの方や個人で持つクレジットカードの見直しを考えている方には特におすすめです。
また三井住友カード ビジネスオーナーズには旅行傷害保険が付帯していますが、出張がない方や利用する機会がない方向けに、日常生活のケガ、賠償に備えた「個人賠償責任保険」やスマートフォンの破損や故障に備えた「動産総合保険」など、別の保険に切り替えることも可能です。
ETCカードや追加カードの年会費も無料であり、年会費無料の個人事業主向けクレジットカードの中では非常にお得な一枚です。
【出張の多い方は】三井住友カードビジネスオーナーズゴールドがおすすめ
出張が多く、空港ラウンジサービスの付帯するクレジットカードをお探しであれば「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド」もおすすめです。
こちらも年会費は5500円と有料ですが、国内外の旅行傷害保険が最大2000万円付帯され、国内の主要空港のラウンジ利用が無料になる特典が付いています。
年間で100万円を利用すれば翌年以降の年会費が永年無料になるため、これから個人事業を立ち上げて備品や仕入れなどの高額な買い物が予想される方であれば、さらにお得に利用できるでしょう。
【利用枠の高さで選ぶなら】三井住友カード ビジネスオーナーズなどがおすすめ
仕入れや家賃などの出費が多い個人事業主ほど、カードの利用上限枠は特にチェックすべきポイントです。
今回紹介した個人事業主向けクレジットカードでは、年会費無料のカードの中だと「三井住友カード ビジネスオーナーズ」、年会費有料のものだと「Airカード」と「ライフカードビジネスライトプラス スタンダード」、「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」が年間500万円までの利用可能額となっています。
ゴールドカードやプラチナカードになるほど利用可能額が上がる傾向にありますが、利用上限額は一律ではなく審査で決定します。一方で、年会費が高額なプラチナカードでは、利用上限額に制限を設けず所定の審査で1000万以上利用できるものもあります。500万円以上の出費が予想される場合は、プラチナカードの検討もおすすめです。
個人事業主向けクレジットカードを持つメリット
個人事業主の中でも業務での取り引きを個人向けのクレジットカードでおこなう方と、仕事専用のクレジットカードを持つ方で分かれます。
今回は仕事専用の個人事業主向けクレジットカードを持つメリットについて確認してみましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つメリット1:貯めたポイントがプライベートで利用できる
業務上の取り引きや仕入れは高額になりがちであり、なるべく還元率の高いクレジットカードを利用したいところです。
貯まったポイントは各カードによって交換先が異なりますが、プライベートで利用する店舗がある場合は、効率的に利用でき、ポイントの利用期間に悩まされることもありません。
特に、個人用クレジットカードとビジネスカードの2枚保有でポイント還元率が上がる「三井住友カード ビジネスオーナーズ」のようなクレジットカードであれば、プライベートと仕事でクレジットカードと分けるメリットが大きく上がります。
法人用クレジットカードで貯めたポイントは基本的に同じクレジットカードに貯まります。Amazonギフトカードやマイルに交換することでプライベートでの買い物が出来るため、高額な取り引きが多い方こそ、法人用クレジットカードの利用がおすすめされます。
また、クレジットカードによっては、自社のショッピングサイトでの買い物や景品交換で通常の還元率よりもお得になることがあります。クレジットカードを申し込む際は還元率のみでなく、事前にポイントの交換先やレートについてチェックしておきましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つメリット2:会計ソフトとの連携で業務効率化
事業用でクレジットカードを分けるメリットの1つは、経費精算が明瞭になる点です。
事務所の家賃や光熱費、インターネット料金などは分かりやすい経費の1つですが、プライベート用のクレジットカードや現金で購入したものはどれが事業用のものであったかのちに確認して、間違いのないように振り分けなければなりません。特に現金で購入するとレシートや領収書を確認しながら振り分ける必要があります。
ビジネスカードはリアルタイムで明細が確認できるものが多く、中には自動で明細を振り分けるサービスが付帯したクレジットカードもあり、経理の手間を省きます。出費を1枚にまとめることで、事業のみでどの程度の出費があったか可視化されることもメリットです。
すべての支払いを1枚のクレジットカードでおこなうと、どの取り引きが経費であったか分かりにくく、計上漏れが発生する可能性もあります。個人事業主は経理も基本的に自身で担当するため、少しでも業務効率化を目指す場合は、利用している会計ソフトと連携できるクレジットカードを選びましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つメリット3:余裕のある支払い
クレジットカードは基本的に取り引きが発生した翌月の支払いになります。現在手元に資金がない場合でも、カードの支払いが翌月になれば、当月に資金がなくても売り上げが入金される予定があれば滞りなく支払うことができます。
利用可能額に関しても、プライベートと事業にかかる出費を同じクレジットカードで支払うと限度額の上限に達してしまい、取り引きが出来なくなる可能性があります。そのため事業にかかる出費が多いほど、個人事業主向けのクレジットカードを別で持つことがおすすめされます。
また翌月どうしても入金される目途が経たない場合は、各社が実施している請求書カード払いのサービスを利用することで支払いを翌月以降に伸ばすことができます。手数料がかかるため、やむを得ない場合のみ利用しましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つデメリット
プライベートと事業用でクレジットカードを分けるメリットは多いですが、一方でデメリットも存在します。
まだ個人事業主向けクレジットカードを作成していない方は、申し込み前にデメリットに関してもチェックしておきましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つデメリット1:審査が個人よりも厳しめ
ビジネスカードは事業の業績も審査の対象となるため、個人向けのクレジットカードよりも審査に通りにくいとされています。
しかし、個人事業主向けクレジットカードは個人の信用情報も審査対象であり、事業を立ち上げて間もなく、業歴がない場合でも審査に通ることも珍しくありません。特に申し込みに登記簿謄本や決算書が必要ない場合は、代表者の信用情報を重視して利用上限額を決定します。
そのため、まずは個人の信用情報を傷つけないために、安定した収入を継続しつつ税金やカード支払いの滞納がないように心がけましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つデメリット2:還元率が個人用クレジットカードより低め
個人事業主向けクレジットカードは、規模は違えど法人用クレジットカードと同じ扱いになります。
個人が持つクレジットカードでは還元率1%のカードが多い中、個人事業主向けのクレジットカードは0.3%~0.5%が一般的です。特に年会費無料のクレジットカードは還元率も低い傾向にあります。
そのため個人事業主向けのクレジットカードで大きい買い物をすることが予想される場合は、年会費を支払っても還元率が高くビジネス関連のサービスが豊富なクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
個人事業主向けクレジットカードを持つデメリット3:支払いは一括払いが基本
法人用クレジットカードの支払い方法は一括払いが一般的で、分割払いやリボ払いには対応していないカードも多いです。
個人事業主向けのクレジットカードでは分割払いやリボ払いに対応している汎用性の高い商品も見かけますが、3回払い以上の分割払いが可能なカードはほぼありません。
開業したてで備品や大量の仕入れなどで高額な資金が必要になる場合は個人用クレジットカードの分割払いが役に立ちますが、個人事業主向けのクレジットカードでは利用できない可能性があるため、クレジットカードを選ぶ際は支払い方法を事前にチェックしておきましょう。
個人事業主向けクレジットカードを申し込む際の流れ
1.事業に適したクレジットカードを選ぶ
2.申し込み要件を確認して入会手続きに進む
3.審査が通ったら利用可能額を確認する
4.クレジットカードが届いたら利用開始
個人事業主向けクレジットカードのほとんどはインターネットから申し込めます。まずは申し込みたいクレジットカードのサイトから、申し込み条件を確認しましょう。
たとえばオリコの「EX Gold for Biz S」は個人事業主限定のカードですが、「EX Gold for Biz M」は法人代表者のみが申し込めるカードです。
同じ会社のクレジットカードには名称が似ているものもあるため、事前に間違っていないかチェックしてください。年齢に関しても、高校生は不可ですが、18歳から申し込めるものもあれば、20歳以上が条件になっていることもあります。
申し込みに必要な書類はクレジットカードごとに異なりますが、共通しているものは免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類と支払口座の確認書類の提出です。法人向けのクレジットカードでは登記簿謄本や決算書が必要になることもありますが、個人事業主向けのクレジットカードでは提出しなくても申し込める会社も多々あります。
入会審査申し込みフォームに情報を入力して送信すれば、手続きは一旦完了です。審査の結果は申し込みから3日~1週間程度かかることが一般的です。通知が届くまで待ちましょう。
無事審査に通ったら利用可能額を確認して、カードの到着を待ち、手続きは終了です。「JCB CARD Biz」のように最短5分でカード番号が発行されて即日利用できるカードもありますが、申し込みからクレジットカードが届くまでは1週間から3週間程度が目安です。余裕を持って申し込みましょう。
個人事業主向けクレジットカードを持つ際の審査基準・審査落ち対策について
クレジットカードは個人法人問わず、審査の内容が気になるものです。一度落ちてしまえば同じクレジットカードにはすぐに申し込めず、カードを選ぶ幅が狭まります。
今回は個人事業主向けのクレジットカードの審査に通りやすくなるポイントと、審査に落ちてしまった場合の対処法を事前に確認しましょう。
個人事業主向けクレジットカードの審査に通りやすくなるポイント
●安定した収入が継続している
●現在まで支払いの滞納がない
●申請に不備がない
個人事業主向けのクレジットカードは業績のみでなく、個人の信用も審査対象です。開業したての個人事業主であればまだ安定した業績がなく、なおさら個人の信用情報が重視されます。
そのため代表者がこれまでに支払いの滞納があったり安定した収入がなかったりなどの要素がある場合は、利用可能額が下がるのみでなく審査自体に通らない可能性も十分にあります。
すでに支払いを滞納した経験がある方は、一度ご自身の信用情報を開示することもおすすめです。クレジット情報や申し込み情報などの信用情報が記録されている「CIC」では、手数料500円でインターネット開示が可能です。
クレジットカードの審査前に信用情報を確認することで、審査の対策やこれから注意すべきポイントも分かりやすくなります。
一度審査に落ちた場合の対処法
一度審査に落ちてしまうと、再び同じクレジットカードへ申し込むには収入が上がっていたり、業績が安定していたりなどのプラス要素が必要です。
他社のクレジットカードに申し込む場合でも、クレジットカードの審査に落ちた情報は信用情報機関に残り各社で共有されるため、すぐに申し込んでも通らない可能性があります。CICではクレジット会社等から登録される情報は照会日から6ヶ月間とされているため、半年を目途に再申し込みする方法がおすすめです。
また、クレジットカードの継続利用は本人の信用につながります。次回の審査に通りやすくするために、プライベートで利用している個人用クレジットカードを継続して利用し、支払い能力があることを示すことも1つの対処法です。
もしどうしても審査に通らない場合は、審査不要の銀行口座の残高分を利用できるデビットカードや、事前に入金した分のみ利用できる「マネーフォワード ビジネスカード」のようなプリペイドカードの利用がおすすめです。
年会費の高い個人事業主向けクレジットカードを持つメリットとデメリット
法人用クレジットカードは年会費がかかる種類が多く、選ぶ際はつい年会費が安いカードに目が行きがちです。しかし、年会費が高いほどカードの利用可能額が上がったりビジネス向けの特典が充実していたりなど、トータルして考えるとお得になるケースが多いです。
そのため付帯サービスを十分に利用できる方は、「多少年会費をかけてでも有料の個人事業主向けクレジットカードがおすすめ」といえるでしょう。
年会費と特典のバランスを考慮して選ぶことが大切です。特に法人用クレジットカードは空港利用の特典やETCカードの無料発行などのサービスが充実しているため、出張が多い方は年会費が有料のクレジットカードがおすすめです。
個人事業主向けクレジットカードの年会費は経費に計上できる
事業専用で利用するクレジットカードの年会費は、勘定科目「支払い手数料」や「諸経費」として経費に計上できます。
個人用クレジットカードで事業に利用する物品や取り引きをしたとしても経費として計上できますが、後々仕訳が必要になるため1枚のクレジットカードで管理したほうが経理の手間が省けます。
そのため仕入れや取り引きが多い個人事業主の方こそ、事業専用のクレジットカードの作成がおすすめです。
個人事業主におすすめのクレジットカードまとめ
個人事業主向けのクレジットカードは多くの企業が提供しており、どの商品を選んでよいか難しいジャンルでもあります。年会費の有無や還元率も比較しやすいポイントですが、選べる国際ブランドの幅や、付帯する保険なども加味して選ぶことが大切です。
特に年会費がかかる個人事業主向けのクレジットカードはビジネス向けの特典も豊富で、付帯サービスを最大限に活用すれば、年会費以上の恩恵を受けられます。本当にほしいサービスや付帯保険を吟味しつつご自身の事業に適合した一枚を選びましょう。
出典
三井住友カードビジネスオーナーズ
JCBJCBCARDBiz
アメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード
Airカード
ラグジュアリーカードMastercard®TitaniumCard™
ライフカードライフカードビジネスライトプラス
ダイナースクラブダイナースクラブビジネスカード
楽天カード楽天ビジネスカード
オリコEXGoldforBizS(エグゼクティブゴールドフォービズエス)
freee支払freeeMastercard
マネーフォワードペイマネーフォワードビジネスカード
CIC
セゾンカードセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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