更新日: 2024.03.29 融資

個人事業主におすすめの借入方法は? 資金調達の審査時間やメリット・デメリットを解説

個人事業主におすすめの借入方法は? 資金調達の審査時間やメリット・デメリットを解説
「資金繰りが苦しく融資を受けたいが、審査に通過できる自信がない」、「個人事業主でも借入しやすい方法を事前に知りたい」このようなお悩みを抱えていませんか? 資金繰りに困っている事業主の方は融資を受けにくく、万が一のために借入先を探したいと考える人も少なくありません。
 
個人事業主は「ノンバンク系」「銀行系ビジネスローン」「不動産担保ローン」などを活用することで、自社に適したタイミングで資金調達できます。また、「借入件数を増やさない」、「資金使途や返済の実現可能性を提示する」などのポイントをチェックすることで、審査通過率を高められます。
 
本記事では、「個人事業主」におすすめの借入方法、借入審査に通過しやすいポイント、個人事業主が借入するメリットやデメリットなどについてご紹介します。本記事の内容を参考にして、自社の資金繰りを改善しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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個人事業主におすすめの借入方法【6選】

個人事業主におすすめの借入方法として、以下6つの方法をご紹介します。

(1)ノンバンク系のビジネスローン

(2)銀行系のビジネスローン

(3)不動産担保ローン

(4)信用金庫の融資

(5)日本政策金融公庫の融資

(6)補助金や助成金の活用

それぞれの方法の審査時間やメリット、デメリットを参考にしながら、自社に合った借入方法を選びましょう。

個人事業主におすすめの借入方法(1)ノンバンク系のビジネスローン

「ノンバンク系」の借入を利用することで、資金調達ができます。

ノンバンク系とは、大きく「消費者金融」や「信販会社」をはじめとした銀行ではないお金を融資している金融機関です。ノンバンク系のビジネスローンは高い利率を設定しているケースも多く、高金利な分幅広い事業者へ融資を検討しています。

また、ノンバンク系のビジネスローンの審査時間は、最短即日です。急な報酬の受け取りが遅れて資金繰りが悪化している場合にも、スピーディーに資金調達できます。ノンバンク系の借入を利用する際のメリットとデメリットとして、次の点が挙げられます。

<ノンバンクで借入するメリット>

●必要書類が少ない

●最短即日で融資を受けられる

●審査基準が銀行より柔軟

 

<ノンバンクで借入するデメリット>

●18%程度の高金利が適用される

●数億円程度の金額を借入できない

ノンバンク系のビジネスローンは数百万円から1000万円程度の融資限度額となっているため、数億円規模の資金調達に対応していない場合が多い点について留意しましょう。「審査に通過できる自信がない」「提出用の必要書類が少ない」融資を利用したい人は、ノンバンク系のビジネスローンがおすすめです。

個人事業主におすすめの借入方法(2)銀行系のビジネスローン

「銀行系のビジネスローン」を活用することで、事業資金をスムーズに調達できます。

銀行系のビジネスローンとは、「PayPay銀行」「福岡銀行」「東京スター銀行」などの銀行が提供しているビジネスローンです。また、10万円から1000万円程度の資金調達が可能となっていて、急な入金サイトの遅延や支払いが続いている状況でも資金調達できます。

また、多くの銀行系ビジネスローンでは、審査時間について明確に記載されていません。審査完了までかかる時間は申し込み状況によって変動するため、利用したいビジネスローンへ直接問い合わせましょう。

銀行系ビジネスローンを利用する際のメリットやデメリットとして、次の点が挙げられます。

<銀行系ビジネスローンのメリット>

●公的融資や銀行融資より融資スピードが速い

●多くの商品が担保や無保証が不要で申し込みできる

●「開業後から間がない」「個人事業主」などでも柔軟に審査している

●ノンバンク系のビジネスローンより低金利で資金調達できる

 

<銀行系ビジネスローンのデメリット>

●日本政策金融公庫や銀行融資と比較すると金利が高め

●審査完了までにかかる時間が不明確

資金調達が急ぎではなく、ノンバンク系のビジネスローンより低金利で借入したい人は銀行系ビジネスローンがおすすめです。

個人事業主におすすめの借入方法(3)不動産担保ローン

「不動産担保ローン」を活用することで、まとまった事業資金を融資できます。

不動産担保ローンとは、「土地」「建物」「マンション」などの不動産を担保に設定することで、100万円から10億円のまとまった資金を調達できるサービスです。利用先の不動産担保ローンによっては、第三者が保有する不動産を担保に設定することで融資を受けられるケースもあります。

また、不動産担保ローンの審査時間は3日間から1週間程度です。実際には図表1のように、利用先の不動産担保ローンによって、融資までにかかる審査時間が異なります。

図表1

不動産担保ローン 審査時間
アサックス 不動産担保ローン 最短3日間
セゾンファンデックス 不動産担保ローン 最短1週間
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローン 最短1週間
AGビジネスサポート 不動産担保ローン 最短3日間

※アサックス 不動産担保ローン
セゾンファンデックス 事業者向け不動産担保ローン
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産担保ローン 不動産活用ローン(フリーコース・ビジネスコース)
AGビジネスサポート 不動産担保ローンを基に作成

早いタイミングで資金調達したい人は、アサックス 不動産担保ローンを利用するとスムーズに融資を受けられます。また、不動産担保ローンを利用する際のメリットやデメリットとして、次の点が挙げられます。

<不動産担保ローンのメリット>

●無担保融資より低金利で資金調達できる

●数億円規模の融資を受けられる

●20年間から30年間の長期間における返済が可能

●「生活費」、「教育ローン」など資金使途が制限されていないケースが多い

 

<不動産担保ローンのデメリット>

●資金調達まで3日間から1週間程度かかる

●返済が滞る場合は、担保に設定している不動産を失う

不動産担保ローンは最短即日では資金調達できませんが、数千万円から数億円規模のまとまった資金調達が可能です。また、赤字決算の方は不動産担保ローンを利用することで、資金調達しやすくなります。事業用の土地や建物を持っていて、数千万円以上の資金調達を希望する人におすすめです。

個人事業主におすすめの借入方法(4)信用金庫の融資

「信用金庫の融資」を受けることで、まとまった事業資金を調達できます。信用金庫は地域住民や中小企業の出資で運営しており、中小零細企業を支援しています。

信用金庫の融資は、原則として信用金庫が所在する地域の中小企業が対象です。そのため、個人事業主は地元の信用金庫を利用することで、まとまった金額を借入しやすくなります。

また、信用金庫の審査時間は、1週間から1ヶ月程度かかります。申し込みが増える年末などのタイミングは繁忙期なため、審査に時間がかかる可能性がある点について留意しましょう。

個人事業主におすすめの借入方法(5)日本政策金融公庫の融資

「日本政策金融公庫の融資」を活用することで、個人事業主でも融資を受けられます。「開業資金」「運転資金」など、個人事業主の状況に合わせた制度を取り揃えています。

具体的には、「災害時の設備資金」「売上減少による資金繰りの悪化」など、資金調達に悩む中小企業の事業主を対象として融資を検討してもらえます。日本政策金融公庫の審査時間は公式ホームページに記載されていないため、問い合わせて確認しましょう。

また、日本政策金融公庫のメリットやデメリットとして、以下の点が挙げられます。

<日本政策金融公庫のメリット>

●一時的な資金繰りに困っている事業主に融資を検討してもらえる

●災害や感染症の蔓延時にも資金調達を検討してもらえる

●1%~3.5%程度の低利率で融資を検討してもらえる

●数億円規模の資金調達が可能

 

<日本政策金融公庫のデメリット>

●一般的な傾向として審査が厳しめ

●審査によって担保や保証人が必要

●幅広い融資制度があるため申し込み時に迷いやすい

資金調達に困っている個人事業主や中規模の事業主の方は、スタッフに相談しながら最適な融資制度を申し込みやすくなっています。対面式で職員と相談する中で、自社に適した融資を選びたい人におすすめです。

個人事業主におすすめの借入方法(6)補助金や助成金の活用

「補助金」や「助成金」を活用することで、事業資金の資金調達ができます。補助金や助成金を申し込むことで、審査結果に応じてまとまった金額を資金調達できます。実施している補助金や助成金制度の一例として、図表2があります。

図表2

補助金や助成金 詳細
事業再構築補助金 世界的な感染症が蔓延する社会の変化に対応するため、中小企業の事業再構築を支援する
ものづくり補助金 中小企業等が取り組む「革新的な製品・サービス開発」「生産プロセスの省力化」に必要な設備投資資金を補助する
IT導入補助金 「中小企業」「小規模事業者」が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入をする際の経費を支援する
キャリアアップ助成金 「有期雇用労働者」「短時間労働者」「派遣労働者」など、非正規雇用の労働者における企業内のキャリアアップを促進する事業主に助成
創業助成金 「都内で創業する」「創業後から5年未満の中小企業」を対象として、「従業員の人件費」「賃借料」「広告費」「創業初期における必要経費の一部」を助成
両立支援等助成金 「男性労働者が育児休業を取得できる(出生時両立支援コース」「事業所内保育施設を設置、運営、増築する(事業所内保育施設コース)」「育休取得者や育児短時間勤務利用者の業務を代替する体制整備に取り組む(育休中等業務代替支援コース)」など、該当するコースを選べる

※経済産業省 事業再構築補助金
全国中小企業団体中央会 ものづくり補助金総合サイト
ミラサポplus IT導入補助金とは
厚生労働省 キャリアアップ助成金
東京都創業NET 融資・助成制度
東京労働局 仕事と家庭の両立に関する助成金(両立支援等助成金)を基に作成

また、補助金や助成金を利用するメリットやデメリットは、次のとおりです。

<補助金や助成金を活用するメリット>

●返金が不要

●事業の知名度が向上する

●事業計画を客観的に再考できる

●「従業員の働きやすい労働環境の整備」、「事業促進」などの効果が期待できる

 

<補助金や助成金を活用するデメリット>

●一般的に資金調達は後払いになる

●申請後から支給まで1年間程度かかるケースがある

●課税対象になる補助金や助成金がある

また、図表2で紹介した創業助成金をはじめ、居住している都道府県や市区町村のみで取り扱っている補助金や助成金もあります。「居住地の市区町村や都道府県に問い合わせる」「公式ホームページをチェックする」など幅広い方法で情報収集しながら、応募できる補助金や助成金を探しましょう。

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おすすめポイント

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個人事業主が借入審査に通過しやすくなるポイント

個人事業主が借入審査に通過しやすくなるポイントとして、以下の3点が挙げられます。

●借入件数を増やさない

●確定申告や納税を実施する

●資金使途や返済の実現可能性を提示する

個人事業主の借入件数を増やさないことで、借入審査で信用を得やすくなります。また、確定申告や納税に取り組むことで、借入時の審査に通過しやすくなります。

他には、資金使途や返済の実現可能性についても提示し、審査通過率を高めましょう。

個人事業主が借入審査に通過しやすくなるポイント(1)借入件数を増やさない

個人事業主の借入件数を増やさないことで、借入審査に通過しやすくなります。借入件数が多い場合は、他社の返済額も含めた毎月の返済額が多額になるためです。

また、他の借入先の増額申請に通過して多額のローンを抱えた場合は、融資実行後に返済が滞るリスクが高まります。借入件数を可能な限り少なくすることで、滞りなく返済を続けられるといった信用を得やすくなります。現状で返済可能な借入金を支払い、借入件数を少なくしましょう。

個人事業主が借入審査に通過しやすくなるポイント(2)確定申告や納税を実施する

確定申告や納税に取り組むことで、借入時の審査に通過しやすくなります。「ビジネスローン」「不動産担保ローン」申し込み時には、確定申告書の提出を求められるケースが多いためです。

また、青色申告決算書の提出や税金滞納の有無の申告が求められるケースもあります。一方で、起業したばかりの事業者は事業所得を公的に証明できる書類がないため、ビジネスローンを申し込みできない場合もあります。

一方で、税金が未納の企業は、借入審査に通過しにくくなります。税金を延滞している場合は財産を差し押さえられるため、融資実行後に未払金を回収できないためです。

確定申告や納税を実施することで事業の信用度が高まり、融資を受けやすくなります。税金の未払いがある場合は必ず審査に通らないとは限りませんが、審査に通過するためにも確定申告や納税を実施することが大切です。

個人事業主が借入審査に通過しやすくなるポイント(3)資金使途や返済の実現可能性を提示する

資金使途や返済の実現可能性を提示することで、借入しやすくなります。明確な資金使途や具体的な返済計画を提案することで、融資決定後の貸し倒れリスクを最小限に抑えられるためです。例えば、図表3の項目ごとに具体例を記載することで、事業融資を受けたい理由や背景を理解しやすくなります。

図表3

融資を受ける際に伝えるポイント 伝えるポイントの詳細
希望融資日と必要金額 融資先の業者は内部採決を取らなければならないケースがあるため、明日までに資金調達したいなどといった状況は避ける
余裕を持った希望融資日を設定する
融資が必要な理由 「受注が集中していて仕入れ費用が必要」「需要拡大で設備投資を拡大しなければならない」など、具体的な理由を説明する
返済可能な背景 「融資の資金調達後に売上アップできる予想金額」「具体的な返済へ充てられる金額」を提示する
事業計画書や資金繰り表の記載内容を充実させる 「会社目標や理念」「経営者の経歴」「大型案件の仕入先や販売先を多く提示する」

資金繰り表は明細まで具体的に記載する
融資先から質問を受けた場合に答えられるように、資金繰り表の記載内容についても振り返る

筆者作成

図表3における項目の回答を用意することで、審査通過率を高めましょう。

個人事業主が借入するメリット

個人事業主が借入するメリットとして、以下の3点が挙げられます。

●借入先との信頼関係を構築できる

●将来へ投資ができる

●事業資金にゆとりができて経営が安定する

個人事業主が借入することで、銀行や消費者金融などの借入先との信頼関係を構築しやすくなります。また、個人事業主が借入れることで、事業の将来へ資金を投資できます。

他には、個人事業主が資金調達することで、安定的な経営を実現できる点もメリットです。

個人事業主が借入するメリット(1)借入先との信頼関係を構築できる

個人事業主が借入することで、銀行や消費者金融などの借入先との信頼関係を構築しやすくなります。銀行や消費者金融などの融資は、継続的に利用し続けることで徐々に限度可能額が増額する可能性があるためです。

例えば、100万円から融資契約をした場合を想定しましょう。継続的に計画的な返済を続けることで、次第に借入可能額の上限が120万円や200万円などに更新されるケースがあります。これまでに計画的な返済を続けた実績があり、今後も継続的な返済がイメージできるためです。

現在は少額の融資が必要な方でも、継続的に利用することで数百万円の出費にもスピーディーに資金調達できます。将来的な事業の安定性を保つためにも、継続的に利用を続けて信頼関係を構築しましょう。

個人事業主が借入するメリット(2)将来へ投資できる

個人事業主が借入れることで、事業の将来へ資金を投資できます。借入で事業の資金繰りが安定化するため、事業の促進を目指して資金を投入できるためです。例えば、「新規分野への参入」「工場の増設」「新商品の開発」「従業員が働きやすい労働環境の整備」などに投資できます。

市場ニーズや技術革新の変化が速い現代では、まとまった資金を確保できない状態で事業拡大のチャンスを逃す可能性があります。まとまった事業資金を借入れ、ビジネスを促進しましょう。

個人事業主が借入するメリット(3)事業資金にゆとりができて経営が安定する

個人事業主が資金調達することで、安定的な経営を実現できます。事業の資金繰りは不安定なケースが多く、資金不足に陥った場合に借入ることで、事業の資金繰りを立て直せるためです。

具体的には、ビジネスローンや不動産担保ローンなどの融資を契約することで、まとまった金額を借入できます。他には、事業資金にゆとりができることで、仕事に集中しやすいといった効果も得られます。安定的な経営を実現したい人は、融資で資金調達をしましょう。

個人事業主が借入するデメリット

個人事業主が借入するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。

●収入が不安定で審査に通過しにくい

●借入時に資金使途が制限される場合がある

個人事業主は収入が不安定になりやすく、審査に通過しにくくなります。また、個人事業主は、借入時に資金使途が制限されている場合があります。

個人事業主が借入するデメリット(1)収入が不安定で審査に通過しにくい

個人事業主は収入が不安定になりやすく、審査に通過しにくくなります。一時的な未払いや入金サイトの大幅な遅れなどが発生することで、継続的に安定した収入を得にくいと考えられるためです。

例えば、自己資金を多く確保することで、一時的な収入の減少にも対応できる点を審査時にアピールできます。個人事業主は審査に通過しにくい側面がありますが、自己資金を増やすといった工夫を取り入れることで借入のしにくさを補いましょう。

個人事業主が借入するデメリット(2)借入時に資金使途が制限される場合がある

個人事業主は、借入時に資金使途が制限されている場合があります。事業資金として借入した場合でも、開業資金や設備資金に活用できない金融商品もあるためです。具体的には、事業資金には図表4のような資金使途の種類があります。

図表4

事業資金の資金使途 資金使途の詳細
運転資金 事業を継続するための必要資金
事業における売上の増減に対応できる
設備資金 事業に必要な設備を購入する資金
「創業準備」「事業拡大」「設備の入れ替え」などで使用する
開業資金 事業をはじめるために必要な資金
「店舗の契約金」「店舗や事業所の賃料」「内装の工事費用」「商品や設備を仕入れる際にかかる費用」などが該当する
開業資金は事業をはじめる点以外において、「設備資金」「運転資金」と同じ資金使途となる

筆者作成

開業資金や設備資金として活用できる資金を融資受けたいなら 利用先の金融商品の資金使途の制限について 申し込み前にチェックしましょう。

個人事業主が借入する際の注意点

個人事業主が借入する際の注意点として、以下の2点が挙げられます。

●「ビジネスローン」「不動産担保ローン」は返済総額の利息分が大きい

●融資条件が変わる可能性がある

「ビジネスローン」「不動産担保ローン」は返済総額の利息分が大きくなります。また、契約後に一定期間が経過した場合は、融資条件を見直す業者がある点について留意しましょう。

個人事業主が借入する際の注意点(1)「ビジネスローン」「不動産担保ローン」は返済総額の利息分が大きい

「ビジネスローン」「不動産担保ローン」は返済総額の利息分が大きい点に留意しましょう。まとまった金額を借入できますが、利息で支払う金額も多額になります。一例として、図表5の借入を希望する場合は、多額の利息分を支払う必要があります。

図表5

借り入れ金額 金利 返済回数 毎月の返済金額 発生する利息金額
1000万円
(ビジネスローン)
13.8% 189回 13万円 1455万1376円
5000万円
(不動産担保ローン)
8.99% 360回 40万2000円 9472万円
(毎月の返済金額を40万2000円で返済し続ける場合で算出)

※PayPay銀行 ビジネスローン借入・返済シミュレーション(法人・個人事業主向け)
AGビジネスサポート 返済シミュレーションを基に作成

発生する利息金額を事前にシミュレーションし、融資を申し込むかについて検討しましょう。

個人事業主が借入する際の注意点(2)期間ごとに融資条件を見直す場合がある

契約後に一定期間が経過した場合は、融資条件を見直す業者がある点について留意しましょう。計画的な返済を実現するためにも、契約後から定期的に融資限度額や適用金利などの諸条件を見直しするケースがあるためです。一例として、図表6のビジネスローンや不動産担保ローンを利用する場合は、一定期間が経過するごとに契約条件を見直ししています。

図表6

利用する融資先 融資条件を見直す頻度 見直しを実施する項目
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローン 年2回 適用金利
返済金額
楽天銀行 不動産担保ローン 新規借入:毎月
新規借入以外:5年ごと
適用金利
PayPay銀行 ビジネスローン (個人事業主向け) 1年ごと 利用限度額
適用金利

※三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産担保ローン 不動産活用ローン(フリーコース・ビジネスコース)
楽天銀行 楽天銀行不動産担保ローン
PayPay銀行 商品要項を基に作成

利用を検討している「ビジネスローン」「不動産ローン」の条件を詳細までチェックし、申し込みを検討しましょう。

個人事業主が借入する際の事前準備

個人事業主が借入する際の事前準備として、以下の2点が挙げられます。

●借入前に返済シミュレーションを活用する

●自己資金を用意する

借入前に返済シミュレーションを活用することで、返済を具体的にイメージできます。また、借入時には、少額でも自己資金を用意しましょう。

個人事業主が借入する際の事前準備(1)借入前に返済シミュレーションを活用する

借入前に返済シミュレーションを活用することで、返済を具体的にイメージできます。返済シミュレーションは「借入総額」「借入金利」などを入力することで、毎月の返済額や利息分の支払い金額を把握できるためです。

例えば、個人事業主向けのビジネスローンや不動産担保ローンで借入することで、将来的に返済可能かどうかを見極められます。返済シミュレーションをチェックして借入すると、将来的に事業が進まない場合にも返済を続けられるのかについてイメージができます。

<返済シュミレーションができるサイト一例>

●PayPay銀行(ビジネスローン)

●AGビジネスサポート (不動産担保ビジネスローン)

具体的な返済金額を計算しながら、計画的に融資を受けましょう。

個人事業主が借入する際の事前準備(2)自己資金を用意する

借入時には、自己資金を用意しましょう。個人事業主が融資を受けるには、融資希望額の3分の1から4分の1程度の自己資金を保有していることを一般的に求められるためです。

例えば、200万円の自己資金を保有している場合は、600万円から800万円の融資を受けられます。自己資金は審査項目の1つであり、他の要素も含めて総合的に判断されます。融資前に一部の金額でも自己資金を用意し、融資の審査に通過できるよう準備しましょう。

個人事業主の借入におすすめのノンバンク系ビジネスローン【3選】

個人事業主の借入におすすめのノンバンク系ビジネスローンとして、以下3つの業者をご紹介します。

●AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン

●オリコ CREST for Biz

●プロミス 自営者カードローン

今回紹介したノンバンク系ビジネスローンを参考にしながら、自社に適した借入を検討しましょう。

個人事業主の借入におすすめノンバンク系ビジネスローン(1)AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン

AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローンは、赤字決算の事業主に融資を検討してもらえるサービスです。最大1000万円の融資が可能となっていて、まとまった資金調達を検討してもらえます。

また、最短即日で融資を受けられるため、急な経費が発生した場合でもスムーズに資金調達できます。「赤字決算となっていて、50万円以上のまとまった融資をスピーディーに受けたい人におすすめ」です。

図表7

利用対象者 法人
個人事業主
適用金利(年利) 3.1%~18%
融資可能額 50万円~1000万円
融資期間 最長5年
融資スピード 最短即日
資金使途 事業資金
運転資金
担保・保証人の有無 担保:不要
保証人:原則不要(法人の場合は代表者の連帯保証が必要)
必要書類 個人事業主
・運転免許証(表裏)
・健康保険証(表裏)
・運転免許証を持っていない場合は、「パスポート(自宅住所欄と顔写真のページ)」または「マイナンバーカード(表)」を提出する外国籍の方は、「在留カード」または「特別永住者証明書」を提出する

・次の直近2期分における決算書一式
確定申告書B(第1表)
確定申告書B(第2表)
指定フォーマットの事業内容確認書
取引先の「請求書」「領収書」いずれか1点(直近2ヶ月以内に発行した書類)

運営会社 AGビジネスサポート株式会社
〒105-0014
東京都港区芝2丁目31-19

※AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン
AGビジネスサポート 企業情報を基に作成

個人事業主の借入におすすめノンバンク系ビジネスローン(2)オリコ CREST for Biz

オリコ CREST for Bizは、最長13年程度の長期返済が可能なビジネスローンです。個人事業主が利用対象者となっていて、カードを利用して外出先でも必要な金額を資金調達できます。

また、借入上限額は300万円となっていて、借入可能額を最小限に抑えながら資金調達できます。「比較的少額の事業資金を借入ながら、出張中でも手軽に資金調達したい人におすすめ」です。

図表8

利用対象者 個人事業主
適用金利 6%~18%(変動金利)
融資可能額 10万円~300万円
融資期間 要問い合わせ
融資スピード 要問い合わせ
資金使途 事業資金
担保・保証人の有無 不要
必要書類 ・本人確認資料
・「確定申告書B」「青色申告決算書」「収支内訳書」いずれかの所得証明書類(所得証明書類は税務署・税理士等の受領印があるものに限る)
・借入計画書(指定フォーマット)
運営会社 株式会社オリエントコーポレーション
〒102-8503
東京都千代田区麹町5丁目2番地1

※オリコ CREST for Biz(クレスト フォービズ)
株式会社オリエントコーポレーション 企業情報 会社概要を基に作成

個人事業主の借入におすすめノンバンク系ビジネスローン(3)プロミス 自営者カードローン

プロミス 自営者カードローンは、「事業資金」「生計費」の両面で活用できるサービスです。最短即日で資金調達できるため、必要なタイミングでスムーズに融資を受けられます。

また、利用限度額を増額したい場合は、Web上から申し込みが可能です。「最短60秒で審査結果を回答してもらえるため、まとまった出費にスムーズに対応したい人におすすめ」です。

図表9

利用対象者 個人事業主
適用金利 6.3%~17.8%
融資可能額 300万円まで
融資期間 要問い合わせ
融資スピード 最短即日
資金使途 事業資金
生計費
担保・保証人の有無 不要
必要書類 次の本人確認書類
・運転免許証
(経歴証明書でも可能)
・パスポート
(2020年2月3日以前に申請し、住所欄に現在の住所が記載されている書類)
・健康保険証
・マイナンバーカード
(通知カードは不可)
・在留カード/特別永住者証明書次の収入証明書類
・確定申告書
・「青色申告決算書」または「収支内訳書」
(証明年度は前年度の書類を提出する。
※ただし、提出日が1月1日から3月31日の場合は、前々年度の書類も受付可能)
運営会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
〒135-0061
東京都江東区豊洲二丁目2番31号
SMBC豊洲ビル

※プロミス ご利用限度額の増額
プロミス 自営者カードローン
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 会社概要を基に作成

個人事業主の借入におすすめの銀行系ビジネスローン【3選】

個人事業主におすすめのビジネスローンとして、以下の3業者をご紹介します。

●PayPay銀行 ビジネスローン

●福岡銀行 フィンディ

●東京スター銀行 スタービジネスカードローン

今回ご紹介する銀行系ビジネスローンを参考にしながら、自社に適した借入を検討しましょう。

個人事業主の借入におすすめ銀行系ビジネスローン(1)PayPay銀行 ビジネスローン

PayPay銀行 ビジネスローンは、開業後から間もない事業主でも借入できるサービスです。1.8%から13.8%の低金利を採用しており、返済総額を減らしながら資金調達できます。

また、Visaデビット型のPayPayカードを併用することで、残高不足の場合に自動でビジネスローンの残高からカードへチャージできます。「事業用の支払いにデビットカードを併用し、手軽に支払いしたい人におすすめ」です。

図表10

利用対象者 次の条件を満たす個人事業主

・「日本国籍」「外国籍で日本の永住権がある」

・満20歳以上満69歳以下

適用金利 1.8%~13.8%(変動金利)
融資可能額 10万円~1000万円
融資期間 要問い合わせ
融資スピード 要問い合わせ
資金使途 事業資金
担保・保証人の有無 不要
必要書類 ・事業実態の確認できる資料
・所得証明資料
・永住権または特別永住権の確認できる資料
・古物商許可証
(申し込み者に応じて提出する必要書類は異なる)
運営会社 PayPay銀行株式会社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿2-1-1

※PayPay銀行 ビジネスローン(個人事業主向け)
PayPay銀行 会社概要を基に作成

個人事業主の借入におすすめ銀行系ビジネスローン(2)福岡銀行 フィンディ

福岡銀行 フィンディは、最大1000万円の融資を受けられるサービスです。2%から14%の固定金利を採用しており、手数料を抑えながらまとまった資金を調達できます。

また、最長で3年間の融資が可能となっており、短期間の資金調達にも対応しています。「短期間で多額の資金調達を受けたい人におすすめ」です。

図表11

利用対象者 個人事業主
適用金利 2%~14%(固定金利)
融資可能額 100万円~1000万円
融資期間 1ヶ月~36ヶ月
融資スピード 要問い合わせ
資金使途 運転資金
担保・保証人の有無 不要
必要書類 個人事業主
次の本人確認書類いずれか1点
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
・住民記帳台帳カード
・特別永住者証明書
・運転経歴証明書次の事業実態確認資料
・許認可証
・事業に関する「契約書」「請求書」「発注書」

仮審査通過後は下記の決算書類(直近1期分)を提出する
・確定申告書(第一表)
・確定申告書(第二表)
・青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表)または収支内訳書

運営会社 株式会社福岡銀行
〒810-0074
福岡市中央区大手門1丁目8番3号

※福岡銀行 フィンディを基に作成

個人事業主の借入におすすめ銀行系ビジネスローン(3)東京スター銀行 スタービジネスカードローン

東京スター銀行 スタービジネスカードローンは、Web完結で資金調達できるサービスです。全国からの申し込みに対応していて、最大1000万円までの資金を受け取れます。

また、東京スターダイレクトを契約することで、スマホやパソコン上から借入や返済手続きを進められます。「ビジネスローン用のカードを持ち歩かずに、必要なタイミングで資金調達したい人におすすめ」です。

図表12

利用対象者 申し込み時の年齢が満20歳以上、契約時の年齢が満69歳以下の個人事業主
適用金利 4.5%~14.5%
融資可能額 50万円~1000万円
融資期間 要問い合わせ
融資スピード 要問い合わせ
資金使途 事業資金
担保・保証人の有無 不要
必要書類 個人事業主
・本人確認書類
・直近1期分の収入が確認できる書類
・個人事業開業届出済証明書(開業後から間もない場合)
運営会社 株式会社東京スター銀行
〒107-0052
東京都港区赤坂二丁目3番5号

※東京スター銀行 スタービジネスカードローン
東京スター銀行 会社概要を基に作成

個人事業主の借入におすすめの不動産担保ローン【3選】

個人事業主の借入におすすめの不動産担保ローンとして、以下の3業者をご紹介します。

●アサックス 不動産担保ローン

●セゾンファンデックス 事業者向け不動産担保ローン

●三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローン

今回紹介した不動産担保ローンを参考にしながら、自社に適した借入を検討しましょう。

個人事業主の借入におすすめ不動産担保ローン(1)アサックス 不動産担保ローン

アサックス 不動産担保ローンは、長期的な返済を目指したい人に適したサービスです。完済時の年齢制限がないため、長期的なキャッシュフローでゆとりを持った返済計画を立てられます。

また、最大10億円の融資を検討してもらえるため、多額の資金を調達しながら返済額を抑えられます。「長期的に借入金を返済しながら、多額の資金を調達したい人におすすめ」です。

図表13

融資可能額 300万円~10億円
金利 1.95%~6.9%
融資スピード 最短3日間
保証人の有無 原則不要
対応可能なエリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
オンライン完結の有無 未対応(来社やスタッフの訪問で対面が必要)
必要書類 ・本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
・収入が確認できる書類(決算書、確定申告書等)
・認印
運営会社 株式会社アサックス
〒150-0012
東京都渋谷区広尾1-3-14

※アサックス 「事業者向け」不動産担保ローン
アサックス よくあるご質問
アサックス 会社概要・沿革・組織図を基に作成

個人事業主の借入におすすめ不動産担保ローン(2)セゾンファンデックス 事業者向け不動産担保ローン

セゾンファンデックス 事業者向け不動産担保ローンは、融資の対応エリア内なら柔軟に資金調達を検討してもらえるサービスです。対面式でスタッフに相談しながら、不動産担保ローンの利用を検討できます。

また、「運転資金」「設備投資」「開業資金」「納税資金」「ローンの組み換え」など、幅広い資金使途に活用できます。「対面式でスタッフに相談しながら、自社に合った借入を検討したい人におすすめ」です。

図表14

融資可能額 100万円~5億円
金利 2.75%~9.9%
融資スピード 最短1週間
保証人の有無 原則不要
対応可能なエリア 全国
オンライン完結の有無 未対応(来社やスタッフの訪問で対面が必要)
必要書類 個人事業主
・「運転免許証」「パスポート「健康保険証」などの本人確認書類
・住民票(世帯全員分の記載が必要)・「納税証明書」「固定資産税都市計画税領収書」などの収入証明書

・固定資産税・所得税・住民税など、担保提供予定者の納税証明書(いずれか1点)

・「残高証明書」「返済予定表」など担保予定不動産のローン残高が確認できる書類

運営会社 株式会社セゾンファンデックス
〒170-6037
東京都豊島区東池袋三丁目1番1号
サンシャイン60 37階

※セゾンファンデックス
セゾンファンデックス 会社概要
セゾンファンデックス よくある質問を基に作成

個人事業主の借入におすすめ不動産担保ローン(3)三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローン

三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローンは、最大10億円の資金調達を受けられる不動産担保ローンです。仮審査の審査結果は2営業日以内に伝えられるため、融資の可否を早い段階で把握できます。

また、フリーダイヤルの電話や店舗の窓口から、気軽に資金調達に関する相談を受け付けています。「不動産担保ローンの申し込みを相談しながら検討したい人におすすめ」です。

図表15

融資可能額 300万円~10億円
金利 15%以下
融資スピード 最短1週間
保証人の有無 原則不要
対応可能なエリア 要問い合わせ
オンライン完結の有無 要問い合わせ
必要書類 個人事業主
・不動産の登記事項証明書
・公図
・地積測量図
・建物図面
・世帯全員分における住民票の写し(「本籍地」「マイナンバー」「住民票コード」が省略されている書類)
・「運転免許証」「パスポート」など、写真付公的証明書
・直近3年度分の確定申告書
運営会社 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス株式会社
〒105-0004
東京都港区新橋2-20-1 新橋三泉ビル

※三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産活用ローン
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 企業情報を基に作成

個人事業主の借入に関するQ&A

個人事業主の借入に関する質問をご紹介します。抱えている悩みと同じ項目を見つけた際には、参考にしてみてください。

融資に通りやすい個人事業主向けのサービスはある?

融資に通りやすい個人事業主向けのサービスとして、次の特徴が挙げられます。

●上限金利が高い

●ビジネスローンに力を入れている

上限金利が高い業者は貸し倒れリスクを考慮して高い金利を設定しているため、融資を受けにくい個人事業主でも審査に通過しやすくなります。

個人事業主の運転資金を融資してもらえる方法は?

個人事業主の運転資金を融資してもらうためには、次の方法を活用しましょう。

●日本政策金融公庫

●メンバーズビジネスローン

●信用保証協会

●ビジネスローン

●不動産担保ローン

日本政策金融公庫や信用保証協会の融資は、政策金融機関、公的機関から融資を受けるため個人事業主でも審査に不安を感じる人も少なくありません。また、メンバーズビジネスローンは商工会議所の会員登録が必要なため、スピーディーに資金調達したい人には不向きです。

そのため、なるべく早く個人事業主で運転資金を融資するには、「ビジネスローン」「不動産担保ローン」の利用がおすすめです。

自社に合った借入先で資金調達しよう

今回は個人事業主におすすめの借入方法、借入審査に通過しやすいポイント、個人事業主が借入するメリットやデメリットなどをご紹介しました。個人事業主はノンバンク系や銀行系のビジネスローン、不動産担保ローンなどを活用することで、自社に適した資金調達を受けられます。

また、「借入件数を増やさない」「資金使途や返済の実現可能性を提示する」など借入審査に通過しやすいポイントをチェックすることで、審査通過率を高められます。本記事の内容を参考にしながら、自社に合った借入先を選びましょう。

出典

PayPay銀行 ビジネスローン
福岡銀行 フィンディ
東京スター銀行 スタービジネスカードローン
セゾンファンデックス 事業者向け不動産担保ローン
アサックス 「事業者向け」不動産担保ローン
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 不動産担保ローン 不動産活用ローン(フリーコース・ビジネスコース)
AGビジネスサポート 不動産担保ローン
日本政策金融公庫
経済産業省 事業再構築補助金
全国中小企業団体中央会 ものづくり補助金総合サイト
ミラサポplus IT導入補助金とは
厚生労働省 キャリアアップ助成金
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東京労働局 仕事と家庭の両立に関する助成金(両立支援等助成金)
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ASAX よくあるご質問
ASAX 会社概要・沿革・組織図
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セゾンファンデックス よくある質問
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス 企業情報
全国信用保証協会連合会 信用保証のお申し込みの流れ
アイフル 自営業・個人事業主がお金を借りる方法は?事業資金の調達方法を解説!

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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