公開日:2019.10.21 家計

約半数が貯金300万円未満。老後も不安だけど、みんなが一番不安に感じていることって?

厚生労働省によれば、日本人の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳であり、日本は世界一の長寿国となっています(※1)。一方で、年金受給額の引き上げがうわさされたり、老後資金2000万円問題など、自分の将来が不安になる話題が多いですよね。若い人が減り、高齢者が増えていくのですから、「会社を定年になっても働かねばならないなあ~」というのが現実的ですが、高齢になると体力の衰えや病気の不安も出てきます。

このような状況のもと、SBI生命保険株式会社(東京都港区)は、「将来の不安に対する意識についてのアンケート調査」を実施しました(※2)。

みなさんは、将来に対し何を不安に思っているのでしょうか。
FINANCIAL FIELD編集部

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最も不安なのは病気や事故に遭うこと。金銭面での不安も大きい

将来について、どのようなことに不安を感じるか聞いたところ、最も多い回答は「病気(生活習慣病・がんなど)になる」で73.1%となりました。次いで「災害にあう」(59.5%)「事故にあう」(59.3%)と、約6割の人が不慮の災害や事故に遭遇する不安があると答えています。また、「貯金がない」(45.7%)「もらえる年金の額」(43.0%)というように、老後資金が不安だという人も4割以上いました。多くの人が何らかの点で将来に不安を抱いているようです。
 
年代別にみると、40代は「病気やケガで働けなくなる」ことに不安を感じる人の割合が48.3%と全ての年代で最も高くなりました。40代というと、体に不調が徐々に出始め、健康診断で引っかかることが増えてきます。子育てや住宅ローン返済などお金が必要な年代なので働けなくなったら困ると考えるのでしょう。
 
50代では「充分な収入が得られなくなる」ことに不安を感じる人の割合が51.2%と、他の年代に比べて高くなりました。定年が見えてきて、退職後の収入に不安を感じるのだと思われます。
 
また、平成30年度の少子化社会対策白書によれば、生涯未婚率は男性23.4%、女性14.1%となっています(※3)。特に男性は4人に1人に生涯独身だそうです。そのような時代、「孤独になる」ことに不安を感じる人は25.1%となりました。独身であれば、友達付き合いや社会のつながりを大切にしたほうがいいですよね。
 

病気で仕事を失い、収入がなくなるのが心配。貯金して健康でいることが一番

もしも病気になった場合、何を最も心配に感じるか聞くと、「仕事を失う」「働けなくなる」「充分な収入が得られなくなる」があわせて31.5%と1位となりました。2位は「治療費がかかる」(25.3%)でした。治療が長引き入院ともなると、多額の費用がかかります。3位は「家族に負担がかかる」(20.9%)で、金銭面に加え介護の面で家族に負担をかけてしまうことを懸念しているようです。他には病気になって働けなくなることで「生活費が払えなくなる」「子供の学費が払えなくなる」「住宅ローンが払えなくなる」といった生活費に関する心配(10.8%)も大きいという結果になりました。
 
つまり、病気そのものも心配だけど、それによって収入を失う心配が、気持ちに大きくのしかかっているのではないでしょうか。
 
次に、将来の不安を解消するために、今後行いたいと思う手段はあるかを聞いたところ、「貯金を増やす」(48.9%)、「倹約する」(36.4%)、「健康に気をつかった生活」(27.7%)という結果となりました。やはり、お金を貯めて病気にならないことが一番ですよね。
 
貯金を増やすためにしていることでは、男性30代で「金融資産への投資」の割合が27.1%、女性30代で「副業する」の割合が27.2%と、他の年代に比べて高いことがわかりました。一方で、全体では「何も行いたいと思う手段はない」という人が2割以上おり、将来に不安を持ちながら過ごしているという人も多いことがうかがえます。
 

5割の人が貯金300万円未満。2000万円以上貯金があるのは1割強

「将来の備え」としての貯金について、最も多かったのは「0円~20万円未満」(22.3%)と、2割の人が20万円に満たない貯金額しかないことがわかりました。貯金が少ないのは若い人かと思いきや、男性50代でも20.6%と高いようです。次いで「100万円~300万円未満」(14.3%)、「20万円~100万円未満」(13.0%)と約5割の人は貯金が300万円未満という結果となりました。
 
なお、2000万円以上の貯金がある人は全体の13.6%でした。そのうち5000万円以上貯金がある人は5.7%で、しっかり貯めている人もいることがわかりました。女性50代では「5000万円以上」が13.9%ということなので、先ほどの50代男性で貯金がないという人のなかには、奥さんが全て管理している人がいるのかもしれませんね。
 
将来の不安を少しでも解消するには貯金をしておくことはもちろんですが、病気にならないよう健康に気をつけることが一番です。健康であれば働くことができますからね。食事に気をつけ、適度な運動をするほか、定期検診も忘れずに受け、健康維持に努めましょう。
 
出典
※1:厚生労働省「平均寿命の国際比較」
※2:SBI生命保険株式会社「将来の不安に対する意識についてのアンケート調査」
※3:内閣府「少子化社会対策白書」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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