更新日: 2024.10.10 貯金

みんなの貯金額はいくら?貯金額が多い人の生活習慣とは

みんなの貯金額はいくら?貯金額が多い人の生活習慣とは
日々の貯金に苦労することはありませんか?
 
思ったようにお金が貯まらなかったり、どうしても貯金を切り崩してしまう月があったりと、悩みを抱えている人もいらっしゃると思います。貯金をうまくできる人とできない人の差は、どこにあるのでしょうか。
 
今回は、お金が貯まる生活習慣を知るために、リスクモンスター株式会社が発表した「お金が貯まる人のライフスタイルアンケート」の結果(※)を見てみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ちまたの貯金額、もっとも多いのは何円台?

この調査は、全国20歳から69歳の男女500人を対象に行われたもの。まずは、貯金額(株式などの金融商品を含む・不動産資産を除く)を把握してみましょう。

    

【現在の貯金額はいくらですか?】
1位 100万円以上300万円未満 18.8%
2位 1000万円以上3000万円未満 18.4%
3位 500万円以上1000万円未満 16.0%
3位 0円 16.0%
5位 1万円以上100万円未満 13.8%

 
1位と2位がほぼ同率で、その貯金額にはおよそ10倍の差が出ました。また3位は同率で、その貯金額には最大999万円の差が。この結果を見る限り、貯金については、ある人はあるし、ない人はないというかなり極端な状況であることが伺えます。
 
ちなみに、既婚者で貯金額が0円という人は18.2%、未婚者では13.3%となりました。独身時代に貯めていた貯金を、結婚式や結婚生活の準備などで一度使ってしまうという人もいるのかもしれません。
 

睡眠時間が長いほうがお金が貯まる!? 貯金額が多い人の生活習慣とは

貯金額の分布を押さえたところで、さっそく貯金額が多い人の生活習慣をチェックしてみましょう。

【日常的な運動習慣の有無と貯金額(中央値)】

・運動している(35.8%)  400万円
・運動していない(64.2%) 200万円

まずは、日常的に運動をしているかどうかです。なんと、運動をしている人としていない人の貯金額に200万円もの差ができています。
 
具体的にどのような運動をしているのか、貯金額順に見てみましょう。
 

【日常的にしているスポーツ(貯金額中央値順)(複数回答)】
1位 水泳     1500万円
2位 ゴルフ     900万円
3位 スポーツジム  800万円
4位 バレーボール  500万円
4位 ランニング   500万円

 
もっとも貯金額が高くなったのは、水泳でした。ゴルフが趣味だったり、ジム通いをしていたりする人もしっかり貯金ができているようです。
 
日常的に運動をして健康に気をつけたり、プロポーションに気をつけたり、ストレスを発散させたりという習慣がある人は、自分を律するのがうまく、浪費を抑えてしっかりお金を貯めることができるのかもしれません。また、平均睡眠時間についてもおもしろい結果が出ていました。
 

【平均睡眠時間と貯金額(貯金額中央値順)】
1位 6時間~7時間 400万円
2位 7時間~8時間 300万円
3位 5時間~6時間 260万円
4位 3時間~5時間 200万円
5位 8時間以上   30万円
6位 3時間未満   14万円

 
これを見ると、6時間から8時間と理想的な睡眠時間の人のほうが、貯金額が高いことがわかります。3時間未満、もしくは8時間以上という人は、貯金額が著しく低くなっています。
 
適度な睡眠時間で毎日の生活リズムが整えられている人は、起きている間中しっかり動くことができ、効率的・建設的な作業を行えるのかもしれません。
 
いっぽうで睡眠時間が短すぎたり長すぎたりすると、起きている間の行動に影響が出てしまい、仕事に集中できなかったり眠気を紛らわすために無駄遣いしてしまったりと、悪循環に陥ってしまうこともあるのかもしれません。
 
では最後に、朝食について見てみましょう。

【朝食の有無と貯金額(中央値)】

・朝食を食べる(83.4%)  300万円
・朝食は食べない(16.6%) 100万円

朝食を食べる派のほうが圧倒的に多いようです。さらに、貯金額の中央値には200万円もの差が開きました。この調査から、規則正しい理想的な生活リズムで、適度な運動をして生活することが、貯金に成功する体質へ近づく第一歩……といえそうです。
 
興味のある方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
 
[出典]
※リスクモンスター株式会社「第1回『お金が貯まる人のライフスタイルアンケート』調査結果 」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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