お金を貯められる人は「夜の過ごし方」が違う!? 20代で「手取り20万」のギリギリ生活を変える方法を解説
配信日: 2023.04.23 更新日: 2024.10.10
本記事では、「お金をためられる人がどのような夜を過ごしているか」について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
平均手取り給与は約350万円
国税庁が公表している「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は443万円となっています。手取りにすると約350万円、月で約29万円です。ただし、1年を通じて勤務した給与所得者であれば全年齢が対象となっていることから、20歳代で手取り20万円という人は少なくはないと考えられます。
平均金融資産保有額は1150万円
金融広報中央委員会の2022年調査結果によると、全世帯における金融資産保有額の平均は1150万円(図表1)、手取り年収の平均は445万円(図表2)となっています。背景は人それぞれでしょうが、世の中には年収400万円で1000万円を貯めている人もいるのです。一体、何がちがうのでしょうか。
図表1
金融広報中央委員会 (参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和4年調査結果
図表2
金融広報中央委員会 (参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和4年調査結果
お金をためられる人はシンプルな夜を過ごしている
たくさんお金をためられる人は、簡単な貯蓄方法を長く継続することができている場合が多いです。まさに「ちりも積もれば山となる」です。そして、大きな我慢や節約はしていません。ストレスなく自然にたまる仕組みを構築しているのです。
できるだけ直帰する
仕事で疲れたあとの帰宅中は、ストレス発散のためにお店に入ってお金を使いたくなるものです。仕事が終わったらよそ見せずに直帰する習慣を身に付けましょう。
もちろん、「絶対に寄り道NG」はストレスになってしまうためNGです。そのストレスを解消するために、月に1回大爆発を起こして浪費しては元も子もありません。「金曜日はコンビニに行く」などマイルールを設けるとよいでしょう。
自炊する
自炊は健康的な食事と圧倒的なコスト・パフォーマンスの高さを両立しています。コンビニで500円する弁当より満足度の高い食事が、高くても200円程度でできるでしょう。しかし、自炊は時間がなくてはできないため、直帰するメリットはここにも影響します。
自分時間をもつ
読書や筋トレ、YouTubeの動画視聴など、自身がリラックスできる時間を作りましょう。もちろん単にボーっとするだけでもOKです。料理を趣味にすると、前述した自炊のメリットと相乗効果を得られます。外に遊びに出掛けなくても、楽しめる方法は意外と多いものです。お金をかけることがストレス発散になるとは限らないことを知っておきましょう。
早寝早起きする
お金を貯められる人に多い意外な共通点は「早寝早起き」です。時間を効率的に使おうとする意識が、お金の使い方にも影響しているようです。
●夜間の光熱費が節約できる
●深夜のネットショッピングにハマらない
●お弁当を作る時間を確保できる
●朝時間に余裕があり準備万端で自宅を出られるため、忘れ物による無駄な出費がない
●朝活でスキルアップできる
早寝早起きを習慣化するためには、「散歩する」、「勉強する」など目的を明確にするとよいでしょう。目的を達成して充実感を得る流れを繰り返すことで、継続しやすくなります。
まとめ
お金をためられる人は、お金を使わずに夜を快適に過ごす方法を確立しています。そして、どれも節約だけではなく健康にもつながる過ごし方であり、好循環を生み出しています。手取り20万円で生活が厳しい、楽しみがないとマイナス点だけに目を向けるのではなく、まずは誰にでもできる夜の過ごし方を見直してみましょう。
出典
国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査
金融広報中央委員会 (参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和4年調査結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー