更新日: 2024.10.10 働き方

製造業の時間外労働はどれくらい? 残業代についても解説

製造業の時間外労働はどれくらい? 残業代についても解説
仕事とプライベートを両立したいと考えている人も多くなっていると思います。そのような人にとって、興味のある業種の労働時間や残業代は気になるところです。特に製造業は残業が多いという印象を持っている人も多いのではないでしょうか?
 
そこで本記事では、製造業の労働時間がどのようになっているか、残業代とともに紹介します。

工場求人ナビ【PR】

nissou_kyujin

おすすめポイント

全国に案件あり、案件1000件以上掲載、月収35万円以上の高月収求人多数、
WEB面接開催中、2020年ユーザー調査で製造業に強い求人サイト第1位

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

製造業の労働時間

日本経済団体連合会は「2020年 労働時間等実態調査」で労働時間の調査結果を報告しています。同調査によると、2019年の労働時間の平均は2000時間です。2017年は2040時間、2018年は2031時間だったので、労働時間は少しずつ短くなっていることがわかります。
 
製造業の平均的な労働時間は1984時間です。1ヶ月あたりに換算すると、165.3時間となっています。2017年は2020時間、2018年は2014時間です。こちらについても、少しずつ短くなっているので、労働環境が改善されているとわかります。
 
非製造業は2014時間でした。製造業の労働時間は全体の平均だけでなく、非製造業よりも短いようです。そのため、仕事とプライベートの両立がしやすい業種だと考えられます。
 

製造業の時間外労働

労働時間だけでなく、時間外労働が多いのかも就職や転職の際に重要な要素です。
 
時間外労働の平均は、「業種全体」で年間184時間となっています。1ヶ月あたり15.3時間です。時間外労働についても、2017年は197時間、2018年は196時間と最近の方が短くなっているので、労働環境の改善がうかがえます。
 
これに対して『製造業』の時間外労働の平均は180時間です。1ヶ月あたり15時間なので、業種全体の平均とほとんど変わりありません。2017年は194時間、2018年は193時間となっているので、製造業の方も少しずつ時間外労働の時間が短くなってきています。
 
非製造業の時間外労働の平均時間は189時間です。そのため、製造業は他の業種と比べても、時間外労働が短く、プライベートの時間も多く確保できる業種だと考えられます。
 

製造業の残業代

時間外労働は労働時間が長くなるので、体力的に厳しいものですが、その分残業代を受け取れるメリットがあります。それでは、残業代の平均はいくらになるのでしょうか?
 
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和5年1月分結果速報」では、所定外給与の平均月額について公表しています。所定外給与とは、時間外手当、早朝出勤手当、休日出勤手当、深夜手当などの所定の労働時間を超えて労働をした場合に支払われる給与のことで、いわゆる残業代です。
 
同調査によると、所定外給与の平均月額は1万8647円となっています。産業別に見てみると、製造業は2万7522円です。製造業は平均よりも残業代を多く受け取れるので、時間外労働も働き甲斐があるといえます。
 

製造業は働きやすく、給与もよい産業

本記事では、製造業の労働時間がどのようになっているかについて解説するとともに、残業代についても紹介してきました。製造業は、労働時間が平均よりも短いので、仕事とプライベートの両立がしやすい業種だといえます。
 
また、時間外労働も平均より短く、それでいて残業代は平均よりも高いという特徴もあるので、働きやすく給与も良い産業と言えるでしょう。製造業で働くことを考えている場合は、ぜひ参考にしてください。

工場求人ナビ【PR】

nissou_kyujin

おすすめポイント

全国に案件あり、案件1000件以上掲載、月収35万円以上の高月収求人多数、
WEB面接開催中、2020年ユーザー調査で製造業に強い求人サイト第1位


 

出典

厚生労働省 2020年 労働時間等実態調査
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和5年1月分結果速報
厚生労働省 毎月勤労統計調査で使用されている主な用語の説明 所定外給与
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集