「ヨーグルト」への出費が多い……。スーパーで毎週購入するのと自家製はどちらがお得?
配信日: 2023.10.25 更新日: 2024.10.10
今回は4人家族が週に4日100グラムずつヨーグルトを食べる際に、購入する場合とヨーグルトメーカーを使う場合ではどれくらい費用に差があるかを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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家族4人が週4日ヨーグルトを食べるといくらかかる?
スーパーで売られている400グラム入りのヨーグルトの平均価格は、総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、特別区部で189円とデータが出ています。400グラムのヨーグルトを家族4人が100グラムずつ週に4回食べる場合は、1週間に約750円かかります。
なお、加糖タイプのヨーグルトの場合はそのままでも美味しく食べられますが、無糖タイプを選ぶ場合はフルーツやジャムを入れて食べる機会が多く、その場合はヨーグルトだけでなく、フルーツやジャムのお金もかかるため、さらに出費がかさむでしょう。
ヨーグルトメーカーを購入して作る場合の費用は?
次にヨーグルトメーカーを購入し、牛乳と少しのヨーグルトを用意して継続的に自家製ヨーグルトを作るケースを想定してみましょう。自家製ヨーグルトは、牛乳と種になる少しのヨーグルトを用いて作ります。参考程度ですが、初期費用として下記の金額が必要です。
用意するもの | 価格 |
---|---|
ヨーグルトメーカー | 6500円程度 |
牛乳(900ミリリットル) | 232円 |
ヨーグルト(100ミリリットル) | 189円(1回目のみ購入) |
※筆者作成
ヨーグルトメーカーを購入するために大きな金額がかかりますが、一度購入すればあとは牛乳とヨーグルトを9時間程度発酵させることで、まとまった量のヨーグルトができあがります。
ヨーグルトを毎回少し残しておき、牛乳を足して発酵させると何度でもヨーグルトを味わえます。
ヨーグルトは毎週購入と自家製どちらがいいの?
コスト面で比較すると、一見、毎週購入するほうがお得に感じられるでしょう。しかし、食べる回数によっては、ヨーグルトメーカーの購入がおすすめの場合もあります。ここからはヨーグルトの購入と自家製それぞれにおすすめのタイプを紹介します。
毎週購入がおすすめの人
ヨーグルトを食べる習慣がつきはじめたばかりの人や、単身の方はスーパーで毎回ヨーグルトを購入するほうがお得です。今は美味しいと感じていても、飽きてしまう可能性もあります。半年ほど食べ続けたり朝食の固定メニューになったりした場合に、ヨーグルトメーカーの購入を検討しましょう。
ヨーグルトメーカーでの自作がおすすめの人
4人以上の家族の場合やヨーグルトを料理にも使う場合は、自家製ヨーグルトがおすすめです。毎日たくさん食べることが分かっている場合は、1リットル作っても消費の見通しが立ちます。また、ヨーグルトはタンドリーチキンやソースなどにも活用できます。料理が好きでさまざまな活用方法をしている場合にも、自家製ヨーグルトが適しているでしょう。
ヨーグルトメーカーでは甘酒や麹、サラダチキンを作れる機能がついたものもあります。ご自身の好みや料理のスタイルを元に、購入か自家製かを考えてみましょう。
出典
総務省統計局(e-Stat) 小売物価統計調査(動向編) 2023年8月
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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