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更新日: 2024.10.10 その他家計

ボーナスで「冷蔵庫」を買い換えたい! 新しい機種は10年前と比べて「電気代」がどれだけ安くなる? 節約効果や選び方を比較

ボーナスで「冷蔵庫」を買い換えたい! 新しい機種は10年前と比べて「電気代」がどれだけ安くなる? 節約効果や選び方を比較
ボーナスの支給を機に、家電の新調を検討している人も少なくないでしょう。
 
冷蔵庫は24時間365日動き続けており、家庭での電気消費量もトップクラス。昨今の光熱費高騰も踏まえ、環境問題に配慮された最新型の冷蔵庫に買い換えて、電気代を節約しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、2012年と2022年とではどれだけ電気代が安くなっているのかとともに、冷蔵庫の選び方のコツを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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冷蔵庫の電気代は10年でどれだけ変わった?

最近は性能がよく、電気代を効率よく抑えられる省エネの冷蔵庫が存在していますが、実際にどれくらい電気代が安くなっているのか気になる人もいるでしょう。
 
環境省の特別サイト「デコ活 くらしの中のエコろがけ」によると、401~450L入る冷蔵庫の電気代にかかる費用は、年約4557円~6107円もお得になっているとしています。
 
この数字は調査が行われた2022年当時から10年前の2012年と比べて約35~42%電気代が節約できている計算になり、新しい機種は非常に節約効果が高いことが分かるでしょう。
 

冷蔵庫のおすすめの選び方

省エネの冷蔵庫にすると電気代がかなり抑えられることが分かりました。続けて冷蔵庫の選び方について見ていきましょう。冷蔵庫を選ぶうえで押さえておきたいポイントは以下の4つです。


・置く場所に対して扉が開きやすいか、設置スペースはどのくらい必要か
・必要な容量はどのくらいか
・消費電力はどのくらいか
・食品の収納スペースは自分にとって使いやすい位置になっているか

それぞれについて詳しく見ていきます。
 

置く場所に対して扉が開きやすいか、設置スペースはどのくらい必要か

冷蔵庫の扉は右開きや左開き、両開き、真ん中から左右に開ける観音開きなどさまざまなタイプがあります。
 
設置する場所によっては開くのが大変になってしまう場合もあるため、自分の家庭での設置場所によってどの開き方が一番スムーズに食材の出し入れがしやすいか調べておきましょう。また設置するスペースを事前に考え、計測しておくことも大切です。
 

必要な容量はどのくらいか

各家庭に合わせて十分な量の食材が入るかどうかも重要なポイントです。容量の目安は家族の人数によって変わり、一般的に1人当たり約70Lとして人数分の量を計算します。
 
基本的な冷蔵庫容量の求め方は「冷蔵庫の容量=(70L×家族の人数)+120L〜170L(常備品容量)+100L(予備スペース)」となっています。例えば4人家族なら「70L×4人+120~170L+100L=500L~550L」です。この容量を目安に選択するといいでしょう。
 

消費電力はどのくらいか

消費電力がどのくらいかも、選ぶうえで確認しておきましょう。冷蔵庫は常に電気を消耗する家電です。
 
冷蔵庫の電気代は消費電力(kWh)×電気料金単価(円/kWh)によって計算できますが、自分で計算しなくてもカタログや統一省エネルギーラベルに年間の電気代の目安が分かるように記載されているのが一般的です。年間の費用も考慮しつつ選びましょう。
 

食品の収納スペースは自分にとって使いやすい位置になっているか

冷蔵庫の収納スペースの配置も確認しておきたいポイントです。例えば冷凍食品をよく使う家庭であれば、冷蔵庫の真ん中に冷凍食品があればより使いやすいと考えられますし、野菜を多く使うのであれば野菜が真ん中の引き出しに入っていたほうがいいという人もいるでしょう。
 
よく使う食品が一番下の引き出しに入れる構造になっていると、取り出すのが大変ということもあるため、自分にとって使いやすい引き出しになっているのかも気にして選ぶことをおすすめします。
 

省エネの冷蔵庫を購入して、年間の電気代を抑えられるように工夫しよう

今回は約10年間でどのくらい電気代が節約できるようになっているのか、冷蔵庫を選ぶ際のポイントも含めてついて解説しました。
 
2012年と2022年の製品を比べると、約4557円~6107円もの節約効果が見込めるようになっています。省エネの冷蔵庫を購入することで、自然と電気代の削減が期待できるため、ぜひ今回紹介したおすすめの選び方を参考に購入を検討してみてください。
 

出典

環境省「デコ活 くらしの中のエコろがけ」買換えてわかる電気代!省エネ製品に買換えると何がいいの?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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