更新日: 2024.10.10 貯金
なかなか貯金ができない20代前半の社会人です。友人から「500円玉貯金は以外と貯まるよ」と言われましたが、どのくらい貯まるのでしょうか?
そこで本記事では、500円玉貯金にスポットを当て、特徴やいくらくらい貯められるのか、効率良く500円玉貯金に取り組むポイントをまとめました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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500円玉貯金とは? どのくらい貯まる?
500円玉貯金とは、手元のお金から500円玉だけを専用の貯金箱などに貯めて、コツコツと金額を積み上げていくタイプの貯金方法です。誰でも簡単に始められること、少額ずつの貯金であるために家計への影響が少なく、長く続けやすいこと、貯まった実感が得やすいことなどから、ちょっとした金額を効率良く貯める方法として人気があります。
500円玉貯金には次のようなさまざまなやり方があります。
・1日1枚など頻度を決めて貯金箱に入れる
・お釣りなどで手元に500円玉ができるたびに貯金箱に入れる
どのようなやり方をするかで貯められる金額は異なりますが、例えば1日に1枚ずつ必ず500円玉を貯金する方法だと、1ヶ月に約1万5000円ずつ貯まり、1年間の貯金額は18万円になります。驚くほど大きな金額というわけではありませんが、10年で180万円、20年で360万円と考えると決してバカにはできません。
500円玉貯金で効率良くお金を貯めるコツ
モチベーションを保ちながら500円玉貯金で効率良くお金を貯めるには、次のようなポイントを意識してみましょう。
・貯金の目的や目標額を決める
・ルールを決めて取り組む
・現金払いなどで意識して500円玉を作る
・無理のない範囲でやる
500円玉貯金を始めるときは、貯めたお金の使い道や目標額、期限などを具体的に決めておくのがおすすめです。明確なゴールが見えていることで、モチベーションの維持がしやすくなります。500円玉を入れる頻度などのルールも決めておくと、計画的に目標額を貯めやすくなるでしょう。
また、500円玉貯金は手元に500円玉が頻繁にある状況でなければ、まとまった金額が貯まるのに時間がかかります。現金で買い物をしてお釣りをもらう頻度を増やすなど、500円玉を作ることを意識しましょう。
ただし、500円のお釣りをもらうために余計な買い物をするのは本末転倒です。また、家計に影響が出るほどの金額を一度に貯めることも控えましょう。無理のない範囲で地道に取り組むのが大切です。
500円玉貯金とあわせて家計の節約にも取り組もう
いくら500円ずつの貯金とは言っても、家計に余裕が全くなければ負担になる可能性があります。500円貯金と並行して支出の見直しにも着手し、無理なく500円玉貯金を続けられるように家計を改善しましょう。
とはいえ、食費や趣味のお金を切り詰めるなど、生活を大きく変える必要がある節約は、なかなか長続きしません。家計を見直す際にまず取り組みたいのは、固定費の見直しです。
毎月必ず出ていく固定費をシェイプアップできれば、過度に節約を意識しなくても余裕のある家計を維持できます。保険の保証内容や電気、ガス、スマートフォンなどの契約プランなど、無駄を省ける部分がないか精査してみましょう。
また、コンビニで買い物をしすぎていないか、食品のロスが多すぎないか、誰もいない部屋の電気をつけっぱなしていないかなど、生活を切り詰めなくても支出をおさえられそうなポイントを意識して、無駄遣いをなくすことも家計の改善につながります。
500円玉貯金にコツコツ取り組んで目標額を貯めよう
500円玉貯金は、自分で決めたルールの中でコツコツと貯金を続けやすく、誰でも取り組みやすい貯金方法です。一度に積み立てる金額は少なくても、長く続ければまとまった金額をしっかり貯められます。
500円玉貯金を始めるときは、目標や目的、貯め方のルールをあらかじめ決めておき、無理のない範囲で取り組むのがポイントです。同時に普段の支出の無駄も見直して、少しずつでも確実に貯金を増やせる家計に改善していきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー