更新日: 2024.10.10 家計の見直し

節約上手な人は洗剤などの日用品を過剰にストックせず、都度買いしていると聞きました。まとめ買いをした方が節約になりませんか?

節約上手な人は洗剤などの日用品を過剰にストックせず、都度買いしていると聞きました。まとめ買いをした方が節約になりませんか?
洗剤やトイレットペーパーなどの日用品をストックしている方は多いでしょう。使い切ったときに備えて常にストックを準備している方や、収納スペース確保のために、なくなる度にその都度買いに行く方もいるかもしれません。
 
まとめ買いをすれば買い物に行く回数を減らせるので、特に子育てなどで忙しい方は、買えるときに買っておきたいと思う方も多いでしょう。しかし、何も考えずにまとめ買いをすると、使い切れずに結局損をする可能性もあります。
 
この記事では日用品の買い物のコツを、まとめ買いのメリット・デメリットとともに紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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日用品のまとめ買いをしている人は約7割

株式会社アンビシャスの「日用品はまとめ買い派?なくなったら買う派?まとめ買いしたものの収納調査」によると、約7割近くの方が日用品をまとめ買いしているようです。また、同調査によるとまとめ買いをしている日用品はトイレットペーパーが最も多く、次いでティッシュペーパー、洗濯洗剤となっています。
 
特にトイレットペーパーなどの紙消耗品はいつの間にか使い切ってしまい、ないと困る物なのでまとめ買いをする方が多いようです。かさばる物も多いので、まとめ買いの際は収納スペースを確保する必要があるでしょう。
 

まとめ買いのメリット・デメリット

日用品をまとめ買いすることで、時短や節約につながることがあるでしょう。しかし、同様に注意点もあります。それらを考慮したうえで生活に取り入れてみてください。
 

まとめ買いのメリット

日用品をまとめ買いするメリットはおもに以下の通りです。
 

・買い物に行く回数を減らせる
・無駄な出費が減る
・1つあたりの単価が安くなる
・震災や停電などのイレギュラーに対応できる

 
まとめ買いをすることで、買い物に行く回数が減ることによる時間の余裕ができたり支出を減らせたりするなどのメリットがあるでしょう。
 

まとめ買いのデメリット

まとめ買いをするデメリットはおもに以下の通りです。
 

・保管スペースが必要になる
・残数を把握しきれない
・余裕がある分使いすぎてしまう

 
まとめ買いによって家の中の物が増えてしまい、自分が何を持っているのか把握しきれなくなる可能性があります。同じ物を買ってしまうリスクも高まり、結果として支出増につながる場合もあるでしょう。
 
一方、都度買いの場合は、日用品の在庫管理がしやすく、無駄買いを減らせたりそのときの気分や流行に合わせた商品を購入できたりする利点があるでしょう。ただし、買い物に行く回数が増えるため、まとめ買いするよりも時間を確保する必要があります。
 
まとめ買いが本当にお得なのか、自分の消費状況を冷静に分析し、管理しきれる範囲で購入することをおすすめします。
 

過剰なストックとはどれくらい?どちらがお得なのか?

今回は、詰め替え用の洗濯洗剤を例に1個売りと2個売りの価格を比較してみます。1個売りの場合の価格が1380円、2個売りの場合の価格が2150円です。1個売りを2回に分けて購入した場合の価格が2760円なので、まとめ買いをした場合610円お得になります。
 
ただし、まとめ買いはストックのためすぎにつながる場合もあるでしょう。過剰なストックは出費を増やす原因にもなりえます。ストックは1ヶ月分あれば十分で、逆にそれ以上だと無駄になってしまったり、管理ができなくなったりする可能性があります。
 
例えば、毎月の日用品に使う予算を定め、買い置きを1ヶ月に1回必要な分だけ行う方法があります。そうすることでストックの管理がしやすく、買い物の時間も減らせるでしょう。買ったものを管理する仕組みを作れば、二重買いを減らすことにもつながります。
 

日用品は1ヶ月に1回のまとめ買いがおすすめ|過剰なストックは無駄な出費につながる可能性も

日用品のストックを確認せず、「腐らないし、いずれ絶対に使うから」と安売りに遭遇する度に購入すると、結局使わずに捨てることにつながる可能性があります。毎月の予算や個数を定めて把握できる範囲でストックすることを意識し、まとめ買いの失敗を防ぎましょう。
 
また、ある程度買い物に時間を確保できる方など、都度買いが向いている方もいるでしょう。大切なのは、買った物を管理する仕組みを作り、無駄がないようにすることです。ご自身にどのような買い物の仕方が合っているかを理解することが重要です。
 

出典

株式会社アンビシャス 日用品はまとめ買い派?なくなったら買う派?まとめ買いしたものの収納調査(PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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