更新日: 2024.09.19 その他家計
毎日夕方にスーパーにいって買い物をしています。「半額」のものだけを買うと一ヶ月にどれくらい節約になりますか?
本記事では、毎月の平均的な食費を紹介するとともに、スーパーで値引きが行われるタイミングや見切り品の活用方法なども紹介するため、食費を節約して家計にゆとりをもたせたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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一般的な家庭の平均的な食費
総務省が発表した「家計調査報告」によると、2人以上世帯の毎月の平均的な食費は、8万5657円です。もし、必要な食材すべてを半額で購入できれば、食費は4万円ほどになります。
しかし、食材には半額になりやすいものとなりにくいものがあり、すべての食材を半額で入手するのは現実的に難しいでしょう。食費を抑えるためには、半額になりやすい食材の種類を把握して、うまく利用することが大切です。
スーパーで値引きが行われるタイミングと食材の種類
ここでは、スーパーで値引きが行われるタイミングと、値下げされやすい食材の種類を紹介します。食費を節約するためには、食材の購入価格を抑えることが大切です。
夕方から閉店直後
スーパーで値引きが行われるタイミングは、夕方から閉店直後です。1日の後半に値引きされる商品には、当日中に売り切る必要のある食材が多くあります。
例えば、生肉や生魚などの生鮮食品や手作りの総菜、消費期限が短い商品が挙げられます。また、生鮮食品や総菜類は、消費期限が迫れば値引き率が高くなります。夕方には特売やタイムセールとして値引きが行われ、翌日に備えて閉店後にさらに値引きされるケースが多い傾向です。
開店直後
スーパーの開店直後も、値引き商品を購入する絶好のタイミングです。例えば、牛乳やパン、お弁当などの加工食品や、野菜などの生鮮食品が該当します。前日の閉店前に値引きシールが貼られた商品が売れ残り、翌朝の開店時にさらに値引きされて販売されるケースが多くあります。
24時間スーパーは店舗による
24時間営業のスーパーは、値引きのタイミングが店舗によって大きく異なります。そのため、値引きされるタイミングを把握することが大切です。値引きされる時間帯は、立地や客層に影響されます。
例えば、駅前やビジネス街にある24時間スーパーでは、終電や閉店前の時間に値引きが行われる傾向があります。また、繁華街や夜間の集客が多い店舗では、深夜になっても値引きされない場合もあるでしょう。
食費を節約するなら見切り品も視野に入れる
食費を節約するためには、値引きシールが貼られるタイミングを把握するのみでなく、見切り品の活用も大切です。
見切り品とは、店舗が早く売り切りたいと考える商品のことで、主に消費期限や賞味期限が迫っているものや、季節限定商品、旧パッケージの商品などが該当します。
見切り品は専用のコーナーで販売されているケースが多く、うまく利用することで食費を大幅に節約できるでしょう。各食材別の見切り品を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。
・野菜は傷みが少ないものを選ぶ
・魚介類はその日のうちに加熱調理で食べきる
・見切り品の果物は、傷みや汁、カビがないかよくチェックする
あれもこれもと購入してしまうと、結果的に食材を使いきれずに無駄になる可能性があります。自分の食生活や保存方法を考慮したうえで、使いきれる範囲で食材を購入してください。
半額品や見切り品を活用して食費を節約しよう
2人以上世帯の平均的な月の食費は8万円以上であり、食材を半額で購入できれば4万円ほどの節約が可能です。現実的にすべての食材を半額で購入するのは難しいですが、値引きシールが貼られた商品や見切り品を活用すれば、食費を大幅に節約できるでしょう。
出典
総務省統計局 家計調査報告-2024年(令和6年)7月分-
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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