節約にもつながるという「オールインワンキッチン洗剤」。本当に安く済むの?

配信日: 2024.10.05 更新日: 2024.10.10

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節約にもつながるという「オールインワンキッチン洗剤」。本当に安く済むの?
キッチンには食器洗い洗剤のほかに、コンロ回りの油汚れやシンクの水あかなどを掃除するためのキッチンクリーナーをそろえているという家庭もあるでしょう。「キッチンで使う洗剤の種類が多いので、お金がかかる」と悩まれることもあるかもしれません。
 
そんなキッチン回りの洗剤をひとつにした「オールインワンキッチン洗剤」が登場し、どの程度の節約効果があるのか確認したいという人もいるでしょう。
 
本記事では、オールインワンキッチン洗剤の節約効果やメリットについて、キッチン回りで必要な洗剤の種類とともに詳しくご紹介します。
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キッチン回りで使う洗剤の種類と費用

キッチン回りで使用する洗剤には、以下のようなものがあります。それぞれの費用についても例を挙げるので、チェックしておきましょう。
 
【食器用洗剤】
食器の汚れを落とすための洗剤で、界面活性剤などが配合されています。皮膚や環境にやさしい中性洗剤や、洗浄力の高い弱アルカリ性洗剤などがあります。
 
・170ミリリットル入り:152円(税込み)/100ミリリットルあたり約89.4円
 
【除菌用洗剤】
まな板や包丁・ふきんなどを除菌するための洗剤です。特に、まな板や包丁は生肉や魚などの食材に直接触れるため、雑菌が繁殖しやすいと考えられます。除菌液を浸透させることで衛生的に使用できるようになるでしょう。
 
・300ミリリットル入り:460円(税込み)/100ミリリットルあたり約153.3円(税込み)
 
【キッチン掃除用洗剤】
キッチン回りには油汚れや水あかなどの汚れが付きやすいため、汚れの性質に応じた洗剤を複数そろえている家庭もあるでしょう。例えば、シンクのくもりを取り除くクレンザーや、シンクからコンロまで使えるクリーナーなどは以下のような値段で販売されていることもあります。


・クレンザー:270ミリリットル入り:203円(税込み)/100ミリリットルあたり約75.2円(税込み)
・クリーナー:370ミリリットル入り:647円(税込み)/100ミリリットルあたり約174.9円(税込み)

 

オールインワンキッチン洗剤にした場合の節約効果は?

上記でご紹介した食器用洗剤・除菌用洗剤・キッチン掃除用洗剤(クリーナー)を1つずつ購入したとして、100ミリリットルあたりで計算すると合計で300ミリリットル約418円かかります。これを100ミリリットルに換算すると約140円です。
 
1本で3つの役割を同時に果たしてくれるオールインワンキッチン洗剤を275ミリリットル入り350円(税込み)で購入した場合、100ミリリットルあたり約127円になるため、13円ほどの節約になる計算です。
 
洗剤はほぼ毎日使うため、使い切るスピードもそれなりに速いと考えられます。少しでも安く購入したければ、オールインワンキッチン洗剤に替えることも検討してみるとよいでしょう。
 

オールインワンキッチン洗剤のメリット

オールインワンキッチン洗剤には、費用面以外にも「家事の時短につながる」というメリットがあります。食器用・除菌用・掃除用というように複数の洗剤を使い分けるのは手間がかかるため、1本でそのすべての用途に使えるオールインワンキッチン洗剤は大変便利なアイテムといえるでしょう。
 
また、何本も洗剤があるとそれだけキッチンのスペースを取ることになります。1本にまとまっていればキッチン内がすっきりして、広く使えるようになるでしょう。ゴミも減らせるため、環境にもやさしいという特徴もあります。
 

個別に買うより100ミリリットルあたり13円ほど節約になる可能性がある

オールインワンキッチン洗剤とは、1本で「食器洗い」「キッチン回りの除菌」「キッチン回りの掃除」などの役割を果たす洗剤のことをいいます。それぞれの用途にあわせて個別に洗剤を購入した場合と比較すると、100ミリリットルあたりで計算して13円程度の節約になる可能性があります。
 
費用面以外にも、家事の時短につながることや置き場所に困らないことなどのメリットがあるため、チェックしてみるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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