更新日: 2024.11.01 その他家計

「お酒を飲まない人」の方が生活費も少なくて済みますよね?今、お付き合いしている男性は毎日缶ビールを3本以上飲むのですが、どのくらい生活費が多くなるでしょうか?

「お酒を飲まない人」の方が生活費も少なくて済みますよね?今、お付き合いしている男性は毎日缶ビールを3本以上飲むのですが、どのくらい生活費が多くなるでしょうか?
「禁酒すれば、生活費をかなりおさえられるかもしれない」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。お酒はおいしく、ストレスを軽減したりコミュニケーションを促進したりするのに役立つことがありますが、飲み過ぎると大きな出費につながることもあります。
 
本記事では、お酒やビールの平均支出額について解説し、お酒代を節約するための4つのコツを紹介します。一般的な世帯のお酒代や節約方法に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

お酒・ビールの平均支出額

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2023年」によると、二人以上の世帯が年間にお酒に使う金額は4万5700円でした。内訳は以下のとおりです。

●清酒 5423円
●焼酎 6096円
●ビール 1万2584円
●ウイスキー 2711円
●ワイン 3212円
●発泡酒・ビール風アルコール飲料 9374円
●チューハイ・カクテル 4878円
●その他 1422円

特にビールへの支出が最も多くなっています。月額に換算すると、お酒に使う金額は約3808円で、そのうちビールは約1048円です。
 
ビールの種類やメーカーによって異なりますが、缶ビール(350ml)1本あたりの価格はおよそ150〜200円程度(税抜)です。もし毎日3本飲む場合、1日で450〜600円、1ヶ月(30日)で1万3500〜1万8000円、1年では16万2000〜21万6000円と、平均を大きく上回る金額になります。
 

自宅でのお酒の頻度や種類

ビール酒造組合が行った「ビール」「発泡酒」「新ジャンル商品」の飲用動向と税金に関する調査によると、お酒を飲むと答えた人は50%で、そのうち「毎日飲む」が14.2%、「週1〜2回飲む」が13.2%、「月1〜3回飲む」が10.5%でした。
 
家でよく飲まれているお酒の種類はビールが56.6%で最も多く、次いでチューハイ・サワーが44.2%でした。また、外食でよく飲むお酒も、ビール系飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル)が55.8%と最も多い結果でした。
 

お酒代を節約するコツ

お酒代を節約するコツには、飲む頻度を減らす、特売日やクーポンを活用する、コンビニではなくスーパーで購入するなどがあります。これらを実践することで、お酒代を大幅におさえられる可能性があります。また、浮いたお金は他の用途に回すこともできるでしょう。
 
本項では、お酒代を節約する4つのコツについて詳しく見ていきましょう。
 

飲む頻度をおさえる

お酒代を節約したい場合は、飲む頻度を見直すことをおすすめします。
 
例えば、1本200円の缶ビールを1日3本飲むと、月に1万8000円かかりますが、2日に1回に減らせば9000円、3日に1回なら6000円におさえられます。
 
飲む頻度を減らすことで、節約はもちろん健康にも良い影響が期待できます。
 

発泡酒やプライベートブランドのビールを選ぶ

一般的に、ビールより発泡酒の方が安い傾向にあります。また、大手メーカーのビールより、小売店のプライベートブランドのビールの方が手頃な価格で販売されています。
 
味の違いはありますが、お酒代を節約したい場合、発泡酒やプライベートブランドのビールを選ぶのも一つの方法です。
 

特売日にまとめ買いする

スーパーによっては、「ビール24本入り200円OFF」など、特売日にはお酒が安くなることがあります。また、アプリや会員向けに割引クーポンを配布している場合もあります。
 
特売日やクーポンをうまく活用すれば、お酒代を節約することが可能です。
 

スーパーで購入する

お酒はコンビニや自動販売機ではなく、スーパーで購入するのがおすすめです。スーパーでは、缶ビール1本あたりコンビニや自動販売機よりも20〜50円ほど安く買えることがあります。
 
1本あたりの差は小さいですが、長期的には大きな節約になります。
  

生活費や健康を意識して、お酒のペースを調整しよう!

お酒はおいしく、毎日の活力やストレス解消に役立つ一方で、飲み過ぎると大きな出費につながり、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
 
お酒の種類や飲む頻度は人それぞれのため、まずは毎月のお酒代を計算してみましょう。その上で、お酒代を節約したい場合は、購入場所やお酒の種類、飲む頻度を見直すことをおすすめします。
 

出典

ビール酒造組合 「ビール」「発泡酒」「新ジャンル商品」の飲用動向と税金に関する調査
総務省統計局 家計調査(家計収支編)2023年
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集