「災害」に備え「1回きり」の「モバイルバッテリー」を持っていますが「ポータブル電源」を準備するべきでしょうか? かなり高額だったので、一人暮らしの私には手が出しにくいです…。

配信日: 2024.11.04 更新日: 2024.11.05

この記事は約 3 分で読めます。
「災害」に備え「1回きり」の「モバイルバッテリー」を持っていますが「ポータブル電源」を準備するべきでしょうか? かなり高額だったので、一人暮らしの私には手が出しにくいです…。
災害時の備えとして、モバイルバッテリーやポータブル電源の需要が高まっているようです。安否確認の連絡をしたり仕事をしたりするためにも、電力の確保は欠かせません。しかし、ポータブル電源は数万円する高額な商品のため、手を出しにくいと感じている人も多くいるでしょう。
 
本記事では、モバイルバッテリーとポータブル電源の特徴、ポータブル電源の必要性などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

モバイルバッテリーの特徴

モバイルバッテリーは、スマホやタブレットに使える小型機器向けの充電器です。種類によって価格はさまざまですが、数千円から購入でき、持ち運びも便利です。また、事前に充電しておけばコンセントは不要で使用できます。
 

ポータブル電源の特徴

ポータブル電源は、モバイルバッテリーに比べて格段に大容量で、多様な機器に対応しています。スマホやタブレットはもちろん、ノートパソコンや小型の家電製品も動かせるため、停電時の生活をサポートしてくれるといわれています。ただし、価格は数万円からと高価な傾向があり、サイズも大きくなりがちです。
 

ポータブル電源を用意すべきかの判断基準

ここでは、ポータブル電源を用意すべきか迷っている方に向けて、ポータブル電源を利用する際の判断基準を紹介します。
 

災害時にどのくらい電力を使用するか

災害時に必要となるのが、スマホをはじめとした通信機器の電力です。スマホを充電できれば、連絡を取ったり情報収集したりすることができるようになる可能性があります。そのため、モバイルバッテリーがあれば十分事足りると考えられます。
 
しかし、停電が数日間続くような大規模な震災の場合であれば、ノートパソコンや照明器具、携帯ラジオなど、スマホ以外の電子機器を稼働させたいと考える方もいるでしょう。ただし、複数の電子機器を充電するにはモバイルバッテリーだけでは足りない可能性があります。停電が数日間続く状況下で複数の電子機器を稼働させたいときには、ポータブル電源があると便利だとされています。
 

コストの差はどれくらいか

ポータブル電源は便利ですが、コストの高さがネックです。安いものでも数万円ほどの価格で、大型のものでは10万円を超える場合もあるでしょう。
 
一方、モバイルバッテリーは数千円から購入でき、手軽に常備できます。コストを押さえつつ電力を確保するために、モバイルバッテリーを複数購入するのも一つの手段です。
 

災害時以外にも活用シーンがあるか

ポータブル電源の使用頻度がどのくらいであるかも、購入を判断するときの基準の一つです。災害時だけではなく、キャンプや車中泊など別のシーンでも活用する予定があれば、価格の高いポータブル電源でも投資とみなせるでしょう。災害時の備えとして、使わず数年間しまっておく可能性があることを前提にして、購入を検討するのがおすすめです。
 

節約のために!モバイルバッテリーの活用方法

ここでは、節約のためにモバイルバッテリーを活用する方法を紹介します。
 

容量の大きいモバイルバッテリーを用意する

近年、大容量のモバイルバッテリーも手ごろな価格で購入できるようになりました。大容量の製品であれば何度もスマホを充電できるうえに、照明をはじめとした小型デバイスにも対応している場合があります。複数の製品を保管しておけば、災害時にも十分対応できる可能性があります。
 

ソーラーチャージのできるモバイルバッテリーを用意する

モバイルバッテリーだけでは不安に感じる場合は、ソーラーチャージ機能を備えた製品がおすすめです。晴れている日にバッテリーを充電できるため、数日間電力が途絶えても電力を供給できると考えられます。
 

一人暮らしならモバイルバッテリーで十分な場合もある

ポータブル電源は災害時に電力を確保できる便利な製品ですが、コストと使用頻度を考えると、一人暮らしではモバイルバッテリーで十分足りる可能性もあります。スマホや小型の電子機器のみ充電したい場合は、モバイルバッテリーを複数用意しておくのもおすすめです。災害時以外にもポータブル電源を利用する機会があれば、購入を検討してみるのもよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集