「ワイシャツの寿命」ってどのくらい? 同じものを「5年以上」使い続けているなら買い替えるべき?
配信日: 2024.11.04 更新日: 2024.11.05
本記事では、ワイシャツの寿命の目安や買い替えを判断するポイント、長持ちさせるコツなどを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ワイシャツの寿命は2年前後
ワイシャツには寿命があり、一般的な目安は2年前後といわれています。着用し続ければ汚れたり傷んだりするとともに、洗濯の繰り返しによるダメージが蓄積していきます。ただし、素材や生地、着用頻度、洗濯方法などによって異なる可能性があるため、2年前後はあくまで目安の寿命であることを覚えておいてください。
ワイシャツの買い替えタイミングは?
ここでは、ワイシャツの買い替えタイミングを見極めるためのポイントを紹介します。
首や袖まわりが黒ずんできたとき
首や袖まわりの黄ばみが目立つようになってきたら買い替えを検討しましょう。ワイシャツの黄ばみは、繊維に付着した皮脂の酸化が原因です。
また、黒ずみは皮脂にほこりが吸着して定着したものだとされています。黄ばみや黒ずみは、最初のうちは洗濯によってきれいに落とせますが、時間が経つにつれて繊維の奥に入り込み、洗濯やクリーニングに出しても落としにくくなっていきます。汚れ落ちが悪くなり、黄ばみや黒ずみが目立つようになってきたら、買い替えのタイミングと捉えましょう。
しわやヨレがなおらなくなってきたとき
ワイシャツのしわやヨレが目立つようになってきたら、買い替えのタイミングです。着用と洗濯を繰り返していると、どうしても繊維が劣化していき、ハリがなくなっていきます。アイロンをかけてもしわやヨレが残ってしまい、風合いや肌触りが変わったと感じたら買い替え時だと考えられます。
生地の擦れやほつれが目立ってきたとき
ワイシャツに生地の擦れやほつれが目立ってきたら、新しいものに買い替えましょう。何度も着用していれば摩擦によって生地が擦れ、ほつれが生じます。ほつれが一部のみであれば応急処置をして着用できるかもしれませんが、ほつれや擦れなどの劣化が多くみられる場合は、買い替えタイミングと考えるのもよいでしょう。
節約のために知っておきたいシャツを長持ちさせるコツ
ここでは、ワイシャツの購入費用を節約するために、長く着用し続けるポイントを紹介します。
洗濯するときはネットに入れる
ワイシャツを洗濯する際は、軽く畳んで大きめのネットに入れましょう。ネットに入れると脱水時の負荷を減らし、洗濯時の生地や繊維に対するダメージを軽減できる可能性があります。
また、生地や繊維が傷むのを防ぐためには、脱水時間をなるべく短めに設定しましょう。脱水する際の目安時間は15~30秒ほどで、それ以上脱水するとしわが生じやすくなるといわれています。
クリーニングに出す頻度を減らす
ワイシャツを長く使い続けたいのであれば、クリーニングに出す頻度を減らしましょう。クリーニングに出すと、家庭では落ちない汚れを落とせるとともに、しわのない新品のような状態で受け取れます。しかし、洗浄力が高い分、生地に大きな負担がかかるといわれています。
また、頻繁にクリーニングに出すと見た目はきれいになりますが、生地そのものの劣化を早めてしまうおそれがあるでしょう。クリーニングの頻度を減らすためには、シャツ選びも大切です。ノンアイロン機能や防汚加工などが施された製品は、自宅での洗濯に向いているとされています。
複数枚を着まわす
ワイシャツを長持ちさせるためには、1・2枚を繰り返し着用するのではなく、複数枚用意して着まわし、1枚あたりの着用頻度を減らしましょう。ワイシャツの枚数が多ければ着用頻度が少なくなり、結果的に長持ちにつながる可能性があります。平日5日勤務と考えると、5枚以上もっておけば余裕をもって着まわせると考えられます。
ワイシャツの寿命の目安は2年前後と考えておこう
ワイシャツの寿命は2年前後が目安といわれているため、5年以上使い続けている場合は買い替えを検討しましょう。ただし、ワイシャツの寿命は着用頻度や洗濯方法で異なる可能性があります。できる限り、生地や素材に負担をかけない利用方法を心がけましょう。
ワイシャツに黄ばみや黒ずみが目立ち始めたり、しわやほつれがみられたりしたら買い替えのタイミングです。清潔感を保つためにも、ワイシャツのダメージが気になったら新しいものを購入しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー