髪が長くて量が多い妻は、1回でシャンプーを「5プッシュ」使います。朝晩シャワーを浴びるためシャンプーの減りが早いのですが、節約する方法はありますか?
配信日: 2024.11.09
今回は、シャンプーの使用量の変化でどのくらいコスト削減できるのか、シャンプーの回数を減らすポイントを解説します。シャンプーの購入頻度や家族のシャンプーの使い過ぎで困っている方はぜひご覧ください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1回のシャンプーでは何回プッシュするのが適切?
シャンプーの1回当たりの使用量はさまざまです。使用量は髪の長さや量に比例します。プッシュ式のシャンプーは1プッシュ当たり3ミリリットル程度であることが一般的です。
シャンプーやコンディショナーの適切な量は、髪の長さや量、髪や頭皮の汚れの具合によって異なるとされています。シャンプーは、髪と頭皮全体に行き渡って十分に泡立つ量、コンディショナーはすすいだ状態で髪全体に行き渡るのに十分な量です。ロングヘアの場合シャンプーの適量は、3プッシュ程度といわれています。
また、シャンプーは1000円以内で購入できる商品も多く、ドラッグストアなどでさまざまな種類が販売されています。
1日2回、1回5プッシュした場合のコストは?
今回の事例において、1日2回シャンプーを行い、1回当たり5プッシュする場合のコストを計算してみましょう。
シャンプーの1日の使用量は、3ミリリットル×5プッシュ×2回=30ミリリットルとなります。1ヶ月を30日とすると、30ミリリットル×30日=900ミリリットルになり、容量が450ミリリットルのシャンプーであれば月に2本分使用することとなります。
シャンプーの価格が450ミリリットルで770円だとすると、1ヶ月のシャンプー代だけで1540円と決して安くはない費用がかかることになるでしょう。
1回3プッシュにするとどのくらい節約できる?
同じ条件で、1回当たりのシャンプーを5プッシュから3プッシュに変えた場合、どのくらい節約できるのでしょうか。
1日3ミリリットル×3プッシュ×2回=18ミリリットルとなり、5プッシュと比べると12ミリリットル節約できます。1ヶ月だと12ミリリットル×30日=360ミリリットル節約でき、前述の450ミリリットル770円のシャンプーだと、1ヶ月に1.2本分、価格に換算するとおよそ924円の費用で済むため、1回5プッシュのときよりも月に600円以上節約できる計算です。
また、シャンプーを必要以上に使用するとシャンプー代が膨らむだけでなく、洗い流しに時間がかかり水道代もかかる可能性があるでしょう。
シャンプーの使用量を減らすポイント
シャンプーを節約するポイントはいくつかありますが、代表的な例として以下2つが挙げられます。
●シャンプー以外で頭を洗う
●1日に2回以上洗う場合、回数を減らす
シャンプー以外で頭を洗う
実はシャンプーを使わずお湯だけで頭を洗っても、大半の皮脂汚れは取れるといわれています。例えば1日2回、朝と夜に洗う際、朝のシャンプーをお湯のみで洗うことで節約につながるでしょう。
ただし、皮脂汚れの量は個人差があるため、気になる人は毎度シャンプーを使うことをおすすめします。
1日に2回以上洗う場合、回数を減らす
頭を複数回洗う場合、回数を減らすことをおすすめします。例えば、2回洗うのを1回に減らすだけで節約になります。
複数回頭を洗うときは、洗い過ぎてシャンプーの成分で頭皮を痛めつけていないか判断することがポイントです。一度、シャンプーを必要以上に使い過ぎていないか確認することが必要でしょう。
シャンプーの種類を変更することで節約につながる
安いシャンプーへの変更が節約につながるときもあります。変更のタイミングとしては、現在使用しているシャンプーがなくなってからにしましょう。
また、ほかに変更のタイミングとしては、ふけやかゆみなどの症状が出る場合、頭皮バランスが崩れている可能性があるため、シャンプーの種類を変更して様子を見ることがおすすめです。
シャンプーは適切な使用量で回数を見直すことが節約につながる
ロングヘアのシャンプーの適切な使用量は、3プッシュ程度といわれています。5プッシュから3プッシュに回数を減らすことで、1ヶ月のシャンプー消費量を2本分から1.2本分まで削減できるケースもあります。シャンプーの使用量を減らすポイントとしては、朝晩2回のうち朝をお湯のみで流したり、1日に2回以上洗う場合は、回数を見直したりすることがよいでしょう。
また、現状より安いシャンプーへ変更することで節約につながることもあります。変更のタイミングは、現状のシャンプーを使い切ってからや頭皮トラブルが起こったときなどです。
自分にあったシャンプーの使用量を把握することで、回数を削減できる可能性があります。シャンプーにこだわりがない場合は、価格が安いものを購入し、生活費を節約しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー