私の上司は毎朝「スタバ」のコーヒーを飲んでいます。「マック」や「コンビニ」のコーヒーしか飲めない新卒の私と比較し、年間いくら出費している計算になりますか?

配信日: 2024.12.31

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私の上司は毎朝「スタバ」のコーヒーを飲んでいます。「マック」や「コンビニ」のコーヒーしか飲めない新卒の私と比較し、年間いくら出費している計算になりますか?
朝の眠気覚ましや仕事中の息抜きのため、毎日コーヒーを飲んでいる方もいるのではないでしょうか。「カフェチェーン店」のコーヒーを飲んでいる方がいる一方、「ファーストフード」や「コンビニ」のコーヒーにして節約を心掛けている方もいるかもしれません。
 
例えば、「マクドナルド」や「コンビニ」のコーヒーを飲んでいる方と比べ、「スターバックス」のコーヒーを飲んでいる方は、年間いくら出費していることになるのでしょうか。当記事では、コーヒーの年間コストや、カフェチェーン店とファーストフード・コンビニの差額について解説します。
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カフェチェーン店・ファーストフード・コンビニのコーヒー価格は?

まずは、カフェチェーン店・ファーストフード・コンビニのコーヒー価格をおさらいしておきましょう。それぞれ代表的な店舗のホットコーヒー価格をピックアップすると、表1のような結果となります。
 
表1

主な店舗 サイズ別コーヒー価格(税込み)
カフェチェーン店A ショート:380円
トール:420円
グランデ:465円
ベンティ:510円
カフェチェーン店B ショート:360円
トール:420円
グランデ:480円
ファーストフードA S:120円
M:180円
ファーストフードB 290円
コンビニA R:120円
L:180円
コンビニB S:120円
M:180円
L:220円

※参考資料を基に筆者作成
 
サイズによって価格は異なるものの、カフェチェーン店のホットコーヒーは360~510円、ファーストフードは120~290円、コンビニは120~220円程度ということが分かりました。
 

毎日コーヒーを飲むと年間いくらの出費になる?

嗜好品として人気の高いコーヒーですが、気になるのはコストです。1杯あたりの価格は安いコーヒーですが、仕事のある日に1日1杯飲んだ場合、年間だといくらくらいの出費になるのでしょうか。表1のコーヒー価格を基に、年間のコストを計算してみました。
 
なお、表2では所定労働日数を250日として、年間のコストを計算しました。
 
表2

主な店舗 年間(250日)のコスト
カフェチェーン店A 9万5000円~12万7500円
カフェチェーン店B 9万円~12万円
ファーストフードA 3万円~4万5000円
ファーストフードB 7万2500円
コンビニA 3万円~4万5000円
コンビニB 3万円~5万5000円

※参考資料を基に筆者作成
 
ホットコーヒーを毎日飲むと、カフェチェーン店では年9万~13万円程度、ファーストフードでは年3万~7万円程度、コンビニでは年3万~5.5万円程度の出費となることが分かりました。1日だと小さな出費ですが、年間だとかなり大きな出費だと感じる方もいるかもしれません。
 

カフェチェーン店とファーストフード・コンビニの差額は?

今回の例のように、カフェチェーン店のホットコーヒーを毎日飲んでいる方は、ファーストフードやコンビニのコーヒーを飲んでいる方に比べ、年間いくら出費している計算になるのでしょうか。表3では、仕事のある日は毎日カフェチェーン店Aのベンティサイズ(510円)を1杯飲んでいると仮定し、ファーストフードやコンビニのコーヒとの年間の差額を計算してみました。
 
表3

主な店舗 年間(250日)の差額
ファーストフードA 8万2500円~9万7500円
ファーストフードB 5万5000円
コンビニA 8万2500円~9万7500円
コンビニB 7万2500円~9万7500円

※参考資料を基に筆者作成
 
サイズによって異なるものの、カフェチェーン店のコーヒーはファーストフードやコンビニに比べ、年間10万円近い出費増になることが分かりました。
 

コーヒーを少しでもお得に飲む方法

ここまで述べてきた通り、1杯あたりは安いコーヒーでも、年間に換算すると大きな出費となります。特に、カフェチェーン店を利用すると、年間10万円以上の出費になる可能性もあるでしょう。コーヒーは毎日飲むことが多いものですので、少しでも節約したいものです。そこで、コーヒーを少しでもお得に飲む方法としては、以下のようなものが挙げられます。

●割引クーポンを利用する
●サイズアップクーポンを利用する
●コーヒーチケットを活用する
●カフェチェーン店の場合はタンブラーを持参する

少しでも節約するには、カフェチェーン店ではなく、なるべくファーストフードやコンビニを利用した方がよいでしょう。また、水筒にインスタントコーヒーを淹れて持参すれば、さらなる節約も可能です。
 

まとめ

今回はコーヒーの価格や年間コストについて解説しました。1日だと小さな出費ですが、年間に換算すると大きな出費となります。特に、カフェチェーン店を利用すると、年間10万円を超えるような出費になる可能性もあるでしょう。クーポンやコーヒーチケットなどを活用し、少しでも節約を心掛けましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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