更新日: 2023.04.26 年収

工場で稼ぎたい! 高給って聞いたんですが、手取り収入の平均はいくらくらいですか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

工場で稼ぎたい! 高給って聞いたんですが、手取り収入の平均はいくらくらいですか?
就職先や転職先を考える際に、未経験者でも応募しやすい工場勤務を視野に入れる人もいるでしょう。製造業における工場勤務の仕事は多岐にわたっており、安定している点や専門的な知識やスキルが身に付けられる場合がある点が魅力です。仕事の内容もさることながら、どれくらいの給料がもらえるのかは気になるところでしょう。
 
そこで今回は、製造業の手取り収入の平均額や支給される金額を左右する要素について紹介します。

工場求人ナビ【PR】

nissou_kyujin

おすすめポイント

全国に案件あり、案件1000件以上掲載、月収35万円以上の高月収求人多数、
WEB面接開催中、2020年ユーザー調査で製造業に強い求人サイト第1位

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

製造業の手取りの平均はどれくらい?

国税庁長官官房企画課の「令和2年分民間給与実態統計調査 調査結果報告」によると、製造業の平均給与は男性が577万3000円、女性が302万3000円、男女合計が501万4000円です。正規雇用者の平均給与は496万円ですので、製造業の平均給与は給与所得者の平均給与を上回っています。
 
業種別の給与階級別構成割合によれば、製造業の給与の中で最も多い金額帯は300万円超400万円以下で16.8%、次いで400万円超500万円以下で16.2%、3番目は200万円超300万円以下で13.7%、4番目が800万円超で12.8%です。800万円超の割合は平均が9.2%ですので、製造業はやや多いといえます。
 
なお、ここで示された給与は総支給額で、時間外手当や通勤手当なども含まれた金額です。実際に自分がもらえる手取りは、総支給額から所得税や住民税、社会保険料などが差し引かれた金額になります。手取りは総支給額の約8割で計算できるので、製造業の手取りの平均額は約400万円となります。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店 収入証明書
最短当日 - ※2
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。 ※2 ご希望のご利用限度額が50万円以下の場合は不要です。 ※2 学生は20歳以上で安定収入がある方に限る

企業規模や学歴による平均給与の違い

まずは、大学卒の人が令和3年4月に支給された平均給与額を比較してみましょう。企業規模が500人以上の製造業で支給された平均給与額は38万329円でした。企業規模が100人以上500人未満の製造業で支給された平均給与額は32万7362円でした。企業規模が50人以上100人未満の製造業で支給された平均給与額は30万6248円でした。企業規模が500人以上の企業と50人以上100人未満の企業では、同じ学歴でも平均給与額は7万4081円の差があります。
 
つづいて、高校卒の人が令和3年4月に支給された平均給与額も比較してみましょう。企業規模が500人以上の製造業で支給された平均給与額は36万3693円でした。企業規模が100人以上500人未満の製造業で支給された平均給与額は30万6808円でした。企業規模が50人以上100人未満の製造業で支給された平均給与額は29万1429円でした。
 
高校卒の場合も、企業規模が500人以上の企業と50人以上100人未満の企業では、7万2264円も差があります。企業規模の違いは給与に大きく影響するため、高給を狙うなら大企業をめざすと良いでしょう。また、500人以上の企業で大学卒と高校卒を比較すると、大学卒のほうが1万6636円多く支給されており、学歴による差も見られました。
 

役職につくと平均給与は上がる

同じ企業規模、学歴、年齢層であったとしても、役職が付くと給与は上がります。例えば、企業規模が500人以上、大卒で28~32歳の年齢層の場合に、何も役職がついていない人の平均給与は月額37万5772円であったのに対し、技術主任の役職についている人の平均給与は月額39万2986円で、その差は1万7214円です。同じ条件で技術係長の人は月額42万2655円で、役職についていない人との差は4万6883円になります。
 

工場勤務の給与は平均額を上回っており企業規模や学歴・役職なども給与に影響する

工場勤務の人の平均給与は501万4000円、手取りは約400万円で、給与所得者全体の平均額より上回っています。平均給与の金額を左右する要素には企業規模、学歴、役職などがあり、中でも企業規模は支給される金額に大きな違いをもたらす要素です。就職や転職を考える際には、なるべく大企業をめざすことで高給をもらえる可能性が高まります。
 

工場求人ナビ【PR】

nissou_kyujin

おすすめポイント

全国に案件あり、案件1000件以上掲載、月収35万円以上の高月収求人多数、
WEB面接開催中、2020年ユーザー調査で製造業に強い求人サイト第1位

出典

国税庁長官官房企画課 令和2年分民間給与実態統計調査 調査結果報告
人事院 令和3年職種別民間給与実態調査 表10 職種別、企業規模別、学歴別、年齢階層別平均支給額(事務・技術関係職種)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集