更新日: 2023.02.15 年収

「つらい」何年勤続しても年収が上がらない…。そんなときに取るべき行動は?

執筆者 : 柘植輝

「つらい」何年勤続しても年収が上がらない…。そんなときに取るべき行動は?
もう何年も同じ会社に勤めているのになかなか年収が上がらない。友人や知人、同世代とは年収の差がつく一方だがそれは仕方ない。と、あきらめるのはもったいないです。年収が上がらないのには明確な理由があります。
 
今回は、年収が上がらず困っている方に知ってほしい、年収が上がらない理由と年収を上げるための行動について解説します。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

年収が上がらないのはなぜ?


 
年収が上がらないのには必ず何かしらの理由があります。その理由は大きく分けて3つです。1つ目は自分自身に原因がある場合、2つ目は職業に原因がある場合、3つ目は会社に原因がある場合です。
 

自分自身に原因がある場合

年収が上がらない場合にまず確認するのは自分自身に原因がないのかということです。自身の働きぶりや能力が会社の求める水準に達しているか、会社の評価基準に見合う結果が出せているかということを確認してみてください。
 

職業に原因がある場合

残念ですが世の中は職業によって大きく給与が異なります。例えば事務職とインセンティブのある営業職とでは営業職の方が給与が高くなりやすいです。また、業界によっても大きく差が付きます。例えば飲食業界と金融業界とでは基本的には金融業界の方が高収入を実現しやすいです。
 
自分の職業は年収が高い業界や上がりやすい業界であるのか、それとも年収が低めで上がりにくい業界であるか確認してみてください。
 

会社に原因がある場合

自分自身にも原因が見受けられないし職業的にも問題がない、そんな場合は会社に原因がある可能性も十分考えられます。
 
会社によってはオーナーや役員の報酬に利益が回り従業員に十分な還元がなされていないことがあります。そうでなくとも経営上好ましくない状態が長く続いていてどうにもならないということもあり得ます。
 

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年収が上がらない場合にとるべき行動は?

年収がどうしても上がらないという場合、原因を踏まえて何らかの行動をすべきです。そのまま待っていて年収が上がるということはなかなかありません。年収が上がらなくて悩んでいるというのであれば、次のような行動をとることで改善できる場合があります。
 

自身のスキルを磨く

自分自身が会社に評価されるようスキルを磨き、実績を出してみましょう。そうすることで、会社の評価基準に沿って昇給し年収を上げることができる可能性が高まります。会社に求められる評価基準やそれに沿ったスキルの磨き方が分からないという場合は、会社に評価基準について確認したり、自身がどうするべきか相談してみたりするのもよいでしょう。
 

会社に交渉をする

十分なスキルを身に付け結果も出しているにもかかわらず適正に評価がなされないという場合、会社に給与アップについて相談することも大切です。会社の状況やあなたの持つスキル、これまでの結果などによっては待遇の改善をしてもらえる可能性があります。
 

転職をする

職業や会社自体に年収アップが望めないというのであれば転職するべきです。今や転職は当たり前です。同じ業界で同じ業務内容でも会社によって給与水準が10万円違うということもあり、年収アップのための前向きな転職も盛んに行われています。
 
また、平均年収の低い業界に身を置いている場合、未経験の業界への転職も長い目で見て年収が上がる見込みがあればそちらへの挑戦が必要なこともあります。会社は世の中に無数にあります。今の会社にこだわりすぎないことも時には必要です。
 

副業をする

どんなに手を尽くしても年収アップが実現できないというような場合、副業もお勧めできます。WEB制作など初期費用が少なく自宅で行える副業なら、今の環境や働き方を大きく変えることなく低いリスクで年収アップを狙える可能性があります。ただし、会社の規定によって副業が禁止されていることもあるのでその点は要確認です。
 

年収を上げるためには何らかの行動が必要!

年収を上げるのはそう簡単ではありませんが、待ちの姿勢を続けていてはいつまでもその状況は打開できません。年収アップは状況を客観的に分析し、現状有効だと思われる方法を1つずつ試していくことで実現が可能です。
 
今の職場で何年勤続しても年収が上がらず歯がゆい思いをしている方は、その気持ちをバネに年収アップに向けてどんどん行動していきましょう。
 
執筆者:柘植輝
行政書士