更新日: 2023.04.26 年収

【40代】年収の中央値は?人並みの生活レベルとは?

【40代】年収の中央値は?人並みの生活レベルとは?
40歳代は「働き盛り」とよばれる世代ですが、教育資金やマイホームの購入や支払いなどの出費がかかる年代です。それに対し、賃金が思うように上がらなかったり、コロナ禍や物価高騰により生活が苦しくなったりと、家計に悩む人も少なくありません。
 
自身の世帯が人並みの生活を送れているのか、疑問に感じる人も多いため、本記事では年収の中央値から、40歳代の人並みの生活レベルについて追及します。
FINANCIAL FIELD編集部

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40歳代の年収の中央値

年収における中央値とは、ある一定の条件で調査した年収を順に並べ、ちょうど真ん中に値する年収を指します。同じ40歳代でも年収が高い人もいれば低い人もいるため、自身の収入をどこの値や金額と比べてよいのか、分からない人も多いです。
 
中央値は年収の平均値ではないため、年収が突拍子もなく高い人がいてもデータに大きく影響しません。分かりやすく解説するならば、1~5位の年収の中央値は金額に関係なく3位の方が該当します。
 
平均年収よりも中央値は40歳代全体の年収の傾向を知るのに役立つため、覚えておきましょう。それでは、厚生労働省の情報に基づく40歳代男女の年収の中央値(図表1)を見ましょう。
 
図表1

年収の中央値 男性 女性
40歳代前半 331万円 246万円
40歳代後半 362万円 245万円

厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査の概況
 
一方、厚生労働省の情報によると、同じ40歳代の平均年収は図表2の通りです。
 
図表2

平均年収 男性 女性 男女平均
40歳代前半 571万円 317万円 470万円
40歳代後半 621万円 321万円 498万円

厚生労働省 令和2年分 民間給与実態統計調査
 
平均年収よりも中央値の年収は低くなっており、よりリアルな生活レベルが垣間見えます。自身の年収が低いのか高いのかを把握したい方は、それぞれの年齢に該当する中央値を参考にしましょう。
 

全世代から見る40歳代の年収

全世代から算出した年収の中央値は437万円となっており、40歳代の年収の中央値より数値は高いです。40歳代は他の世代に比べると年収が低いと捉えがちですが、厚生労働省の調査によると40~49歳の年収は2番目に多いことがわかっています。
 
最も年収が高いのは50~59歳となっており、全世代の年収データから数値を算出していることから中央値が高くなります。あくまでも参考データの1つに過ぎないため、一喜一憂する必要はありません。
 
収入アップを目指している人は、全世帯の年収の中央値である437万円が1つの目安となるでしょう。
 

40歳代における「人並みの生活」とは?

人並みの生活とは、一般的に健康でほどほどに趣味や娯楽を楽しめる生活をイメージするでしょう。家計的にも貧しくなく、生活費に困ることなく過ごせる暮らせる生活です。
 
40歳代の人並みの生活を具体的な年収で示すならば、中央値である男性331~362万円、女性245~246万円が参考になります。
 
しかし、金額だけでは生活の豊かさは判断できません。1000万円の年収があっても借金の返済や生活費で趣味や娯楽も楽しめず貯蓄ができない生活ならば、豊かな生活とは言いにくいです。
 
反対に、年収が低くても家計に余裕があり、趣味に時間やお金を費やしたり投資を始めたりしている人は経済的な余裕があるため、周囲からは豊かな生活と見受けられるでしょう。
 
今の自身の生活が衣食住の生活に困っていない状態であれば、人並みの生活といえます。年収の中央値や平均年収はあくまでも目安の1つのため、収入に見合った生活レベルをキープできれば人並みの生活です。
 

まとめ

40歳代の年収の中央値は、同じ年代の生活レベルを把握する1つの目安となります。必ずしも年収の高さと生活レベルの高さは比例しません。自身の収入に合った生活を送ることが大切です。
 
40歳代は出費がかかる傾向にあるため、収支のバランスをうまく調整しながら人並みの生活を楽しみましょう。
 

出典

厚生労働省 令和2年分 民間給与実態統計調査
厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査の概況
厚生労働省 Ⅱ 各種世帯の所得等の状況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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