彼氏が「ブラックカード」でお会計しているのを目撃…!お金持ちが使っているイメージですが、誰でも使えるのでしょうか?
配信日: 2024.12.15
一般的に、ブラックカードは高収入者の方が所持しやすいでしょう。とはいえ、お金持ちであれば誰でも使えるカードなのでしょうか。
今回は、ブラックカードが使える人の条件や豪華な特典、高収入でなくても所持できる場合の理由について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ブラックカードを使える人の条件
ブラックカードは、年収が高い人なら誰でも所持できるわけではありません。クレジットカード会社によって異なりますが、以下のような条件を満たす必要があります。
●カード会社からのインビテーション(招待)を受ける
●年間のクレジット支払金額を満たしている(例:500万円以上)
●支払いの滞納がない
●継続的に同カード会社のクレジットカードを使用している
●ランクの高いクレジットカードを所持している
基本的に、カード会社からインビテーションを受けなければ、ブラックカードの審査には申し込めません。そのため、収入よりも、いかにそのカードを利用しているか、過去の使い方に問題がなかったかが重要です。
ブラックカードは、年会費や入会費が最も高額なカードです。あるブラックカードでは、年会費だけで10万円以上かかるものもあるようです。入会費を払うのは1回きりですが、年会費はカードを使用し続ける限り発生するため、毎年払える財力も条件に含まれるでしょう。
ちなみに、ブラックカードの審査基準は公表されていないため、年収・職業・年齢などの具体的な条件は不明です。とはいえ、「年間のクレジット支払金額が500万円以上の方」を基準としているカード会社もあるため、必然的に稼いでいる方が対象に当てはまりやすくなるでしょう。
ブラックカードにはどのような特典がある
ブラックカードは、カードランクの中でも最上級クラスに該当するため、付いている特典も豪華です。
●リムジンの手配や送迎
●ポイント還元率アップ
●手荷物宅配サービス
●専属コンシェルジュによるサービス
●付帯保険の付与
ブラックカードの特典はカード会社によって異なりますが、多くの会社で専属のコンシェルジュが付きます。コンシェルジュにはさまざまな依頼ができ、レストランの予約や旅行に関する手続き・コンサートや舞台のチケット確保も可能です。
また、保険のサービスも充実しています。国内・海外旅行の保険や、ショッピング保険などがあり、カード会社の特性によって内容もさまざまです。
年収が高くなくても「ブラックカード」を使えるケースもある
ブラックカードは、原則として、カード所有者である本人しか使用できません。契約違反やセキュリティーのリスクもあるため、基本的に、本人のみが使える特別なカードです。
しかし、「家族カード」や「追加カード」の制度を導入しているクレジットカード会社であれば、ブラックカードと同様の特典を利用できます。
そのため、ブラックカード所持の条件を満たしていない方が利用している場合は、家族カードや追加カードの可能性があります。家族会員には審査がないため、お金持ちでなくても使用可能です。
豪華な特典を利用するために家族会員になり、旅行やレストランの支払いに使うケースも考えられるでしょう。
ブラックカードは、お金持ち全員が使えるわけではない!
ブラックカードは、お金持ちであることだけを理由に、使用できるカードではありません。所持するには、基本的にカード会社からのインビテーションが必要であり、さらに審査をクリアしなければなりません。
条件として「年間のカード利用額」も含まれるため、クレジットカードを頻繁に高額利用している方が、招待を受けたうえで所持できると考えられます。とはいえ、収入がなければカードの高額利用はできないため、必然的に高収入の方がブラックカードを所持することになるでしょう。
ただし、高収入でなくても、ブラックカードと同様の特典を受けられる可能性があります。カード会社にもよりますが「家族カード」や「追加カード」がある場合は、審査なしで使用できます。
ブラックカードは、誰でも簡単に所持できるわけではありません。しかし、人によっては、家族がブラックカードを持っている場合「追加カード」を使用できる可能性があります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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