公開日:2019.10.03 保険

「年齢と病歴から加入を断られた…」老後に備える保険は、やっぱり若いうちがお得?

老後の生活についての不安が広がっています。年金だけでは老後の生活資金が不足することは明らかなので、自助努力が必要です。高齢になれば、医療費も心配です。「備えあれば憂いなし」といいますが、老後の安心のために医療保険に加入することの是非を考えます。
 
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい…。そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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早くから医療保険に加入するメリット

医療保険に加入を検討しているという方から、次のような相談を受けました。
 
「まだ30代ということもあり、元気なので医療保険の必要性は感じていません。ですが、老後のことを思うと、加入しておいた方がよいのかなと考えるようになりました。というのも、保険料は年齢と共に上がっていきます。『加入時の保険料は一生涯上がりません』というタイプの保険に、今から加入しておいた方がよいのでしょうか?」
 
確かに、保険料は年齢が上がるに従って上がります。ですが「早くから加入しておいたほうがよい」と勧められる理由は、他にもあります。50~60代になると周りの友人などが病院に通う回数が増えます。
 
自分も体力の衰えを感じて、いざ保険に加入したいと思った時に入れないことがあります。保険料が高額になってしまっていること以外に、病歴があって加入できないケースも多いのです。
 
「持病があっても入れます」という保険(引受基準緩和型保険)もありますが、通常の医療保険に比べると保険料は割高ですし、告知項目に該当していなくても、体の状態によっては加入できないことがあります。
 
参考までに、下記は引受基準緩和型保険の告知項目の一例です(保険会社によって質問事項は異なります)。
 
□ 最近3ヶ月以内に受けた医師による検査、検診または診察により、以下の(1)または(2)を勧められたことはありますか。
(1)入院または手術 (2)ガンの疑いで再検査・精密検査
□ 過去1年以内に、病気やケガで入院または手術を受けたことはありますか。
□ 過去5年以内に、以下(1)~(3)の病気だと新たに診断されたこと、あるいは以下(1)~(3)の病気により入院や手術を受けたことがありますか。
  (1)ガン(悪性新生物または上皮内新生物)
  (2)肝硬変
  (3)統合失調症、アルコール依存症、認知症
 

加入した保険の見直しは必要

「高額医療制度もあるので、医療保険は必要ないのではないか」という意見もあります。医療保険に加入するか否かは、個々の家庭事情や感情にも左右されます。将来にわたり、医療保険に加入することで安心が得られるのであれば、然るべきタイミングで医療保険に加入することは良いと思います。
 
医療の進歩に従って、医療保険の商品内容も順次刷新されています。以前は、入院時に備えて医療保険に加入していましたので、「入院日額をいくらにするのか?」が保険選びの要でした。
 
最近は入院日数が短期化し、日帰り手術や通院での治療も増えました。これまで特約とされていた、診断一時金や手術前後の通院給付金が主契約にラインアップされることも多くなっています。
 
このように現在「ベストな商品」と思って加入しても、その商品が20年後も「ベストな商品」であることは稀です。当初の相談のように、加入の理由が「将来の保険料の上昇に備えて」なら、お勧めはできません。加入している保険が、将来陳腐化することを考慮する必要があるからです。
 
保険は「入りっぱなしではなく、ライフステージが変わったときなどに見直しが必要」といわれています。自分の状況だけでなく、時代にマッチした契約内容かということも吟味することが必要です。見直すことで無駄をなくし、節約につながることが多いことも忘れてはならない点です。
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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