更新日: 2021.07.29 保険

梅雨から夏にかけて増える熱中症。健康保険は適用できる? できない?

執筆者 : 柘植輝

梅雨から夏にかけて増える熱中症。健康保険は適用できる? できない?
毎年、梅雨に差し掛かるころから熱中症になる方が増え始め、夏にはピークを迎えます。しかし、中には熱中症にかかっても、医療費を気にして病院に行くことを後ろ向きに考える方もいらっしゃいます。
 
そこで、熱中症で医療機関を受診した場合に健康保険や医療保険が利用できるのかなど、熱中症と医療費について見ていきます。
 
柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

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熱中症は健康保険が適用される

日本では国民全員が何らかの健康保険制度に加入しています。自営業者やフリーランス、無職の方、それらの配偶者、扶養されている方であれば国民健康保険に、会社員やフルタイムのパート・アルバイトの方などは勤務先の健康保険に加入することが一般的です。
 
熱中症によって病院など医療機関で診察を受けた際の医療費は、通常の病気やケガで通院したときと同様に健康保険制度の適用対象となり、医療費について3割の自己負担で診察を受けることができます。
 
また、熱中症であっても一刻を争う際は、ためらわず救急車を利用することも大切です。救急車は行政が実施しているサービスであり、基本的には無料で利用することができます。
 

実際に医療費がどれくらいかかるのか?

熱中症が健康保険の適用対象になるとはいえ、実際にどれくらいの医療費が生じるのかは気になるところです。軽症で、その日のうちに帰宅することができるレベルであれば、点滴などの措置を受けたとしても8000円程度、余裕を持って1万円と考えればまず十分に事足ります。
 
ただし症状が少し重くなり、中程度から重症レベルにまで達して入院が必要となると、一泊二日でも8万円を超えるくらいの金額となることが想定されます。
 
なお、夜間や休日など救急外来受診となると、費用が一気に跳ね上がるためご注意ください。
 

熱中症は生命保険や医療保険の対象になる?

保険商品や契約内容、治療内容にもよりますが、熱中症により治療を受けたり、死亡した場合は加入している生命保険や医療保険の対象となることがあります。
 
ただ、損害保険の場合、多くは熱中症については対象外です。詳細については加入している保険商品の内容を確認したり、保険会社に問い合わせるようにしてください。
 

夏は冷房の積極的な使用が医療費の節約に

夏は電気代が気になって、暑くても我慢して冷房を使用しないようにしている、という方はいらっしゃいませんか?
 
仮に夏場、日中から夜にかけて毎日エアコンを使ったとしても、よほど古いエアコンを使用していない限り、月々の電気代が2万円も3万円も高くなったりはしません。1万円程度で十分お釣りがきます。
 
例えば夏の4ヶ月ほど、エアコンの使用によって電気代が毎月1万円程度上がったとしても、熱中症で入院することに比べたら軽微な支出です。
 
熱中症は時に命を失うことにもなりかねない危険なものです。夏場は冷房を使用する方が快適な生活を送れるだけでなく、熱中症による通院や治療の必要がなくなる分、かえって医療費や時間の節約になるかもしれません。
 
特に高齢者や子ども、体の弱い方がいる家庭では、夏の間の冷房の使用を強く推奨します。
 

熱中症は健康保険の対象! いざというときは速やかに医療機関の受診を

熱中症は一般的な病気と同様に健康保険の対象となります。そのため、軽症であれば8000円から9000円程度で適切な治療を受けることができます。とはいえ、重症化すると医療費は8万円以上に跳ね上がることもある上、最悪は命を落とす場合もあります。
 
夏場の暑い日は熱中症対策として冷房を適切に使用するとともに、万が一の際はためらわず医療機関を受診するようにしてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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