更新日: 2023.11.08 自動車保険

まだローンが残っているのに…! 家計の大問題「盗難リスク」にかけるべき予防費用の目安と内訳は?

まだローンが残っているのに…! 家計の大問題「盗難リスク」にかけるべき予防費用の目安と内訳は?
せっかく購入した車が盗難被害に遭ってしまうリスクは、誰にでもあります。ローンが残っている車が盗まれたとしても、ローンの返済は免除されません。車の盗難被害は経済的な大きな打撃となるため、盗難リスクに備えることは重要です。
 
本記事では、車の盗難リスクに備える方法や、予防費用の目安について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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価値の高い車は盗難に遭いやすい

一般社団法人日本損害保険協会が2020~2022年にわたって行った「第24回 自動車盗難事故実態調査結果」によると、2022年に盗難被害に遭った車(2656件)のなかで多かった車種は下記のとおりです。

●1位:ランドクルーザー(450件)
●2位:プリウス(282件)
●3位:アルファード(184件)
●4位:レクサスLX(156件)
●5位:レクサスRX(90件)

一般的に、人気のある車種が盗難被害に遭いやすい傾向にあります。人気車種は、車本体だけでなくパーツも高く売れるためです。また、高級車やレアなモデルも価値が高いため、盗む側のターゲットになりやすいです。盗む側の最終目的は「換金すること」なので、市場価値が高い車種は盗難被害に遭いやすいといえるでしょう。
 
車が盗難被害に遭うと、家計に深刻なダメージを与えかねません。車両保険に加入している場合は保険金が受け取れる可能性があるとはいえ、ローンが残っている場合は盗難に関係なく返済しなければなりません。
 
また、車で通勤している人の場合、車を調達するまでの間は代替交通手段を利用することになります。公共交通機関やタクシーなどの費用が発生する点も、経済的な損失といえるでしょう。
 
車を業務に使用している場合は、車両が利用できないことで仕事にも悪影響が出ます。仕事に悪影響が出れば、「車が盗まれた」という損失だけでなく、収入が減少してしまうリスクも考えられます。
 
車はいつ盗まれるか分からない以上、何の盗難対策もしていない人は、できるだけ早く対策をしましょう。
 

自動車盗難対策アイテムと費用の目安

駐車場のセキュリティーが弱い家は、車の盗難被害に遭いやすいです。盗難リスクを軽減するためにも、盗難対策を行うことをおすすめします。
 
以下で、自動車盗難対策アイテムと費用の目安を紹介します。

●ハンドルロック(ハンドルを固定する):1000~2万円程度
●タイヤロック(タイヤをロックする):3000~1万5000円程度
●カーアラーム(警報音を鳴らす):2000~30万円程度

他にも、センサーライトやイモビライザー、GPSトラッカーなどの盗難対策があります。性能によって価格に差はありますが、盗難対策をきちんとしていれば、盗む側をけん制する効果を与えられます。
 
また、盗難被害の経済的損失を防ぐためには、車両保険の加入もおすすめです。車両保険に加入することで、盗難被害に遭ったときに、車両保険金額を上限に補償を受けられます。
 
車両保険の保険料は「契約時の時価相当額」で設定します。高級車や型式が新しい車は、保険料が高くなりやすい点は押さえておきましょう。車両保険には「一般型」「エコノミー型」があり、エコノミー型は保険料を抑えられます。保険会社によっても保険料は異なるため、複数の損害保険会社で見積もりを行うことが大切です。
 

盗難対策費用と保険料が家計を圧迫しないように注意

車の盗難対策を行ううえではアイテムの導入や保険加入が必要なので、一定のコストが必要です。「愛車を守りたい」という気持ちは分かりますが、盗難対策にコストをかけすぎて、家計を圧迫してしまうのは問題です。
 
例えば、手取り収入が25万円の世帯で、車両保険に毎月5万円も支払うのは現実的ではありません。きちんと収支の状況を踏まえたうえで、「盗難対策にコストをかけすぎない」意識を持つことも大切です。
 
また、現在保有している車の市場価値も調べておきましょう。もし市場価値が低いとターゲットにされにくいことから、多額の盗難対策コストをかけるのは無駄といえます。
 
車が盗まれることによる経済的損失や、現在保有している車の市場価値を考慮したうえで、適度な範囲で盗難対策をしましょう。
 

まとめ

大切な車が盗難被害に遭ってしまうと、精神的にショックを受けてしまうのはもちろん、経済的にも大きな打撃を受けます。特に、高級車や人気の車を保有している人は盗難リスクが高いため、盗難対策を施す重要性が高いでしょう。
 
盗難対策アイテムの導入や車両保険の加入が、自動車盗難に対する効果的な対策です。盗難対策にも費用が必要になることから、家計状況などを鑑みつつ「最適なバランス」で対策することが大切です。
 

出典

一般社団法人日本損害保険協会 第24回自動車盗難事故実態調査結果
警視庁 「自動車盗、車上ねらい」の防犯対策
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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