更新日: 2024.04.22 自動車保険

自動車保険の乗り換え方法とタイミングは? 解約の方法もわかりやすく解説!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

自動車保険の乗り換え方法とタイミングは? 解約の方法もわかりやすく解説!
自動車保険の乗り換えについては検討したいと思っているものの、「めんどうだ」「いつ乗り換えれば良いのかわからない」「乗り換える方法がわからない」などの理由から、同じ会社で継続している人も多いのではないでしょうか。
 
自動車保険を乗り換えると、適切な補償内容に見直せたり、保険料を節約できたりといったメリットを受けられるかもしれません。
 
本記事では、自動車保険の乗り換え方法とタイミングや解約の方法、乗り換えるメリット・デメリットなどについて解説しています。

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自動車保険の乗り換えタイミングは「満期」と「中途解約」の2種類

一般的に自動車保険は1年契約ですので、1年ごとに満期を迎えて契約が切れます。契約が切れるといっても、現在の保険会社と契約を継続する場合には簡単な手続きで契約の更新が可能です。
 
ただし、このタイミングで他の保険会社の自動車保険に加入し直すこともできます。このような乗り換えタイミングは「満期」での自動車保険の乗り換えです。
 
一方、満期以外のタイミングで現在の保険会社の契約を解約し、別の保険会社へ切り替えることもできます。このような乗り換えタイミングは「中途解約」での自動車保険の切り替えです。
 
それぞれの特徴を見ていきましょう。
 

「満期」での自動車保険乗り換えの特徴

一般的に、自動車保険を乗り換える場合には「満期」で乗り換える場合が多いです。「満期」までの1年間無事故無違反であれば乗り換えなかった場合と同じように、1等級上がった状態で契約ができ、保険料をその分安くできます。
 
満期日に合わせて乗り換える場合、原則として現在の保険会社に更新しない旨の通知は不要で、乗り換え先の保険会社との加入手続きをすれば良いです。ただし、自動契約特約が付いている場合、何もしないと契約が勝手に更新されてしまいます。自身の契約内容を事前に確認しておきましょう。
 

「中途解約」での自動車保険乗り換えの特徴

「中途解約」として乗り換える場合、乗り換え先との契約はもちろんですが、現在の保険会社へ解約を申し出る必要があります。
 
乗り換え先の契約はその日から1年間同じ等級です。つまり、「満期」よりも等級が上がるタイミングが遅くなってしまいます。このあたりについての詳細は本記事の後半を参照ください。
 

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自動車保険の乗り換え方法(退会から新規加入までの手続き方法)

自動車保険の乗り換えといっても、具体的な流れや手続きの方法についてはよくわからないという人も多いでしょう。手順に沿って解説していきます。
 

STEP1:乗り換え先の保険会社を検討する

自動車保険の乗り換えはいつおこなっても良いですが、やはり多いのは現在加入している自動車保険の満期での乗り換えです。
 
満期が近づくと、現在加入している保険会社から、満期日のお知らせが届きます。このお知らせに記載されている満期の時期を目安に、乗り換え先の保険会社を検討していきます。
 
乗り換え先としてどの保険会社がいいのか、どのような補償内容にすべきかは、ゼロから決めようとすると難しいかもしれません。その場合、まずは現状の契約について整理したうえで、なにが不満か、どう変えたいかなどを明確にしていくことで、新しい自動車保険会社や補償内容を探す目安ができていきます。
 

STEP2:乗り換え先の保険会社を決める

今の保険をどう変えたいのかを考えたら、乗り換え先の保険会社を決めていきます。日本には多くの保険会社があるため、すぐに決めるのは簡単ではないかもしれません。
 
とはいえ、保険会社ごとに提供する補償内容や保険料の金額は異なります。
 
今の保険をどうしたいか、例えば「今の補償内容を少しなくして、保険料を安くしたい」「事故対応がしっかりとしたところがいい」など、自分がこだわるポイントを明確化し、それに合った保険会社を探していきます。
 
自動車保険を乗り換える際には、保険料の金額について気になる人も多いでしょう。保険料については補償内容に応じた見積もりをもらえます。
 
見積もりは各社個別に連絡しても良いですが、ネットの一括見積もりサービスなどを使うと効率的に複数社の見積もりがもらえるので、労力を削減できます。
 
自分の重視する条件に合った保険会社や自動車保険を選ぶようにしましょう。
 

STEP3:乗り換え先の保険会社に申し込みをおこなう

乗り換え先の保険会社が決まれば、他社の自動車保険から乗り換えをする旨を伝えます。必要な手続きは各社で異なりますが、一般的には署名や押印に加え、車検証や運転免許証などの提出が必要です。
 
保険料の支払いも必要なので、バタバタと慌てないよう、必要な書類は事前に準備しておきましょう。
 

STEP4:現在の保険会社に解約の連絡と手続きをおこなう

乗り換え先の保険会社への手続きと並行して、必要に応じて現在の保険会社に解約の連絡をおこないます。
 
自動車保険は1台の車で重複して契約できません。解約の連絡がうまく伝わらないと、乗り換え先の保険が無効になってしまう事態を招きかねませんので、しっかりと忘れずにおこなう必要があります。
 
自動車保険の解約方法の詳細については、これから説明していきます。
 

自動車保険の解約方法

自動車保険の解約というと面倒そうな印象を持つ人もいるかもしれませんが、そこまで複雑ではありません。
 
自動車保険の解約方法について見ていきましょう。
 

自動車保険解約の基本的な流れ

自動車保険を解約する際の基本的な流れは次のとおりです。
 

(1)解約の申し出を保険会社におこなう
(2)保険会社から解約申込書が送付されてくる
(3)解約申込書に記入し、保険証券と一緒に保険会社に提出する
(4)保険会社から手続き完了通知書が送られてくる

 
基本的には、保険会社に連絡をすると、あとはスムーズに手続きが進んでいきます。なお、保険会社へ連絡する際には、解約したい日にちをしっかりと伝えたほうが良いです。
 
解約は書類の郵送などで思ったよりも時間がかかることもあるため、希望日を伝えることで遅延なく手続きを進めることができるようになります。
 
なお、解約申込書は郵送で送ってもらわずに、自分で代理店に取りに行くことも可能です。急ぐ場合は、郵送を待たずに、書類を実際にもらいに行ってもよいでしょう。
 
ちなみに、保険会社によっては解約申込書とは別の名称の書類が送られてくることもあります。
 
保険証券については、自動車保険を契約した際に保険会社から送られてきています。ただ、普段は使用することはあまりないため、なくしていることもあるかもしれません。保険証券が見つからない場合、速やかに保険会社に連絡しましょう。
 

ネット上で自動車保険の解約が完結する場合もある

昨今は実店舗を持たずにネット上で運営をおこなう保険会社もありますが、紙の書面ではなく、ネット上で解約が完結する場合もあります。また、AI自動音声受付やAIチャットサポートなどで解約を進められるサービスも増えてきています。
 

自動車保険を乗り換えるメリット

自動車保険の乗り換えについては面倒であまり気乗りしないという人もいるかもしれません。しかし、自動車保険を乗り換えることで、今までよりも便利なサービスを受けられたり、保険料を下げられたりすることがあります。
 
自動車保険を乗り換えるメリットを見ていきましょう。
 

自動車保険を乗り換えるメリット1:保険料を安くできる可能性がある

自動車保険の乗り換えで得られるメリットとして最も代表的なものは、保険料を安くできるかもしれないということです。
 
自動車保険を乗り換える時には補償やサービス内容を改めて確認します。そして、その過程において、保険料を安くできることもあります。自動車保険は普段はなかなか見直すこともないので、実は現状を考えると余分なところまで補償されていて、その分保険料を多く支払っていることもあるのです。
 
例えば、新車を購入する際には車両保険を付けている人も多いでしょう。車両保険に入っていると、交通事故によって車が壊れた際の修理費や、飛び石によるガラス破損などに対応できます。
 
新車で車の価値が高いうちは車両保険の必要性も高いですが、長い間乗り続けてきて、車の価値自体がかなり下がっている状況では、車両保険を使うくらいなら車自体を買い替えるという人もいるでしょう。仮に車が壊れた場合でも、その修理費用を貯蓄から完全にまかなえる人もいます。
 
このような人にとっては、車両保険に入っていてもただ保険料だけを払っている状況ですので、見直すことで保険料を安くできます。
 
他にも、運転者限定や年齢条件、免責金額といった設定を現状に合わせて見直すなど、保険料を安くできる手段や可能性はさまざまです。
 
また、補償内容は変わらなくても、保険会社を変えるだけで保険料が安くなることもあります。自動車保険の保険料は保険会社によって異なるため、複数社に見積もりを出してもらい、一番安い会社にすればそれだけで節約になります。
 
例えば、自動車保険には実店舗を持つ代理店型と、ネットなどで対応する通販型がありますが、基本的には通販型のほうが保険料は安いです。このように、同じ保障内容でも、通販型の保険会社に乗り換えることで保険料を安くできることは少なくありません。
 
現在はネットでも簡単に自動車保険に加入することができますので、気になる人はまず見積もりから取得してみましょう。
 

自動車保険を乗り換えるメリット2:適切な補償やサービス内容に見直せる

自動車保険は交通事故に遭った時に備え、自分にとって本当に必要な補償や特約を選んでいるかどうか、継続的にチェックをしたいところです。ただ、自動車保険は一度加入してしまうと、普段は保険内容にそれほど注意しないという人も多いのではないでしょうか。
 
もちろん、最初にした契約内容でずっと問題がないという人もいます。しかし中には契約時と現在で、車の利用状況や利用環境が変わっている人もいるでしょう。
 
「自動車保険を契約した時には独身だったものの、今は結婚して配偶者が運転するようになったのに、配偶者が運転する場合は補償の対象外」「もともとは通勤に使用していたが、今は在宅勤務のため、仕事には全く使っていない」「自車に対する補償がなされると思っていたが、確認してみると実は入っていなかった」など、改めて現状の環境と保険の補償内容を見比べてみることで不備に気づき、見直しによって適切な補償やサービス内容を受けられることもあります。
 
自動車保険の乗り換えを検討する過程では、このように自分の現状と補償内容を確認していきます。そして、過度に補償されている箇所は削除し、反対に現在足りていないものの、補償してほしい箇所は追加していきます。
 
生活における変化は、それぞれは大きいものでも、生活している中ですぐに自動車保険とのつながりに気づける人はそう多くはありません。自動車保険の乗り換えは、改めて補償内容と現状を見比べ、適切な補償やサービス内容に切り替えるきっかけになるでしょう。
 

自動車保険を乗り換えるメリット3:新規契約者向けのサービスを受けられる

自動車保険に限らず、新規に契約をする際にはさまざまなサービスを受けられることが多いです。「クレジットカードに加入すればポイントが得られる」「新規会員になると初回無料」といったことはいろいろなケースで存在します。
 
自動車保険においても、保険会社が新規顧客獲得のために、乗り換えや新規契約者向けのサービスやキャンペーンを用意している場合も少なくありません。
 
キャンペーンの内容は会社によりますが、図書カードやギフトカード、商品券といった場合もあれば、保険料が割引となる場合もあります。キャンペーン目的だけで自動車保険の乗り換えをするのはおすすめできませんが、付加価値としてサービスを受けられるのはうれしいところです。
 
ちなみに、自動車保険を継続することで特典を受けられる場合もあります。とはいえ、通常は乗り換えた場合の特典のほうがよりお得なものが用意されています。
 

自動車保険を乗り換えるデメリット

自動車保険を乗り換えることで、保険料を安くできたり、補償内容を適切なものに変更できたり、新規契約者向けのサービスを受けられたりします。ただ、自動車保険を乗り換えることにはメリットだけでなくデメリットもあります。
 
自動車保険の乗り換えを決める際には、デメリットも理解したうえで乗り換えを検討していきましょう。
 

自動車保険を乗り換えるデメリット1:中途解約での乗り換えは等級が不利になることもある

自動車保険の等級とは、正確には「ノンフリート等級」というものです。等級は運転者の事故率によって1~20ランクがあり、ランクが上がるほど保険料が安くなります。
 
等級は1年間無事故で保険を使っていなければ1等級アップします。そして、満期で自動車保険を乗り換えた場合、乗り換え先でも上がった等級が引き継がれます。
 
しかし、中途解約では、乗り換えた時点の等級が新しい自動車保険へと引き継がれますが、そこから1年間無事故で過ごした時点で等級が上がります。つまり、例えば、本来2024年12月が満期でこのタイミングで等級が上がるとしても、2024年11月に中途解約で乗り換えをした場合、2024年11月から1年間無事故で過ごしたあとに等級が上がるということです。
 
また、事故を起こした場合も、中途解約からの乗り換えで等級が不利に働くことがあります。等級は事故を起こせば下がり、保険料が高くなりますが、保険料が高くなるのは次年度からです。
 
しかし、事故を起こして等級が下がることが決定した状態で自動車保険を乗り換えた場合、この時点で等級が下がります。つまり、乗り換えることで保険料が上がるタイミングが早くなってしまうということです。
 

自動車保険を乗り換えるデメリット2:満期日前の解約で解約返戻金が少なくなる可能性がある

自動車保険の保険料の払い方としては、毎月支払う月払いと、1年分を一括して支払う年払いがあります。自動車保険の保険料を年払いで支払っていた場合、途中で解約すると、残りの保険期間分の保険料が解約返戻金として戻ってきます。
 
ただし、返ってくる解約返戻金の金額は多くの場合、残りの保険期間の分を月割りで計算した額よりも少ないです。どれくらい少なくなるのかは保険会社ごとに定めた「短期料率」という指数で計算されます。
 
例えば半年で解約すれば、支払った保険料の半分が返ってくるような気がしますが、実際は短期料率が適用されて30%くらいしか返ってこないということがあります。
 
そのため、1年間に支払うトータルの保険料は、中途解約で乗り換えをした年は、しない場合よりも多くなってしまうかもしれません。このような事態を防ぐには、満期日で乗り換えをおこなう、途中解約をするつもりであれば、保険料を年払いではなく月払いで契約するといった対策が考えられます。
 

自動車保険を乗り換えるデメリット3:手間がかかる

通常、同じ保険会社の保険に入り続けている場合、保険の更新手続きにそれほど手間はかかりません。最近は更新手続きをネット上で終わらせられる場合も多く、その場合は数分間で何回かパソコンの画面をクリックするだけで完結してしまいます。
 
一方、とくに中途解約で自動車保険を乗り換える場合、現在の保険会社との契約を解約しつつ、乗り換え先の保険会社との契約を進めなければなりません。仕事や普段の生活がある中で、適切なタイミングと漏れのない手続きをするのは、人によっては気を遣い、大変だと感じることもあるでしょう。
 
とはいえ、自動車保険の乗り換え手続きにおける作業自体は、そこまで時間がかかるわけではありません。多少の手間はかかりますが、自動車保険を見直すことによるメリットも大きいので、ある程度の手間は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
 

自動車保険を乗り換える際の注意事項

自動車保険は定期的に見直し、必要に応じて乗り換えることで保険料を安くできるなどのメリットがあります。ただし、自動車保険を乗り換える際には気を付けたい注意事項もあります。
 
代表的なものを確認していきましょう。
 

自動車保険を乗り換える際の注意事項1:空白期間を作らない

空白期間とは、保険が適用されない期間のことで、自動車保険を乗り換える際には、空白期間を作らないようにしなければなりません。もしも空白期間に事故を起こしてしまうと、自動車保険での補償がされないためです。
 
そのため、自動車保険を乗り換える際には、現在の保険会社の解約日と、乗り換え先の保険会社の補償開始日をしっかりと合わせて、空白期間を作らないことが大切です。
 
空白期間を作らないということは、等級の引き継ぎに失敗して6等級からの契約となることを防ぐ効果もあります。
 
自動車保険の等級は保険会社が変わっても引き継がれますが、保険満期日または解約日の翌日から起算して8日以上空くと引き継ぎできません。そのため、例えば現在10等級だとしても、自動車保険を解約して8日以上空いて契約をすると、等級は6等級になってしまいます。
 
なお、海外赴任などでしばらく自動車に乗らない場合、「中断証明書」を発行すると、再度自動車保険に加入するまで最大10年間は現在の等級を維持しておくことが可能です。
 

自動車保険を乗り換える際の注意事項2:補償内容に漏れが発生しないように注意する

自動車保険を同じ会社で更新していく場合、基本的には同じ補償内容が継続されるため、最初に決めた補償内容がそのままカバーされます。しかし、自動車保険を乗り換えると、自分が必要だと思っている補償が外れてしまう可能性があります。
 
もちろん、保険会社の人に「今ある補償をそのままで」などと指定すれば基本的には大丈夫です。ただ、そういったことを指定せずに保険会社からおすすめされた契約プランでそのまま契約すると、自分が必要と思っている補償がカバーされていない可能性もあります。
 
保険会社としっかりコミュニケーションを取るとともに、契約プランをしっかりと確認しておきましょう。
 

自動車保険を乗り換える際の注意事項3:代理店型と通販型でどちらが良いか考えておく

少し上述しましたが、自動車保険を契約する際には代理店型と通販型があります。そのため、乗り換える会社を選択する際にも、まずはそのどちらにするかを考える場合も多いです。代理店型と通販型ではさまざまな点が異なります。
 
まず保険の契約方法ですが、「代理店型」では多くの場合、代理店の担当者と対面で話をして、そのまま手続きを進めます。一方の「通販型」では、ネット上や電話などを通じ、手続きをしていきます。
 
続いて保険料ですが、通常は代理店型よりも通販型のほうが安いです。通販型では店舗を持たずにすむため、その分保険料を安くできていることがその一因です。
 
交通事故があった際の対応も異なってきます。代理店型では代理店の担当者によっては事故現場に来てくれることもありますが、通販型では、そのようなことはあまりありません。一部の保険会社では警備会社のかけつけサービスを提供する場合もありますが、全般的には代理店型のほうが実際に事故現場までかけつけるケースが多いです。
 
代理店型と通販型はどちらのほうが優れているということはありません。違いをしっかりと認識したうえで、自分に合った保険会社を選びましょう。
 

自動車保険を乗り換える際の注意事項4:適切なタイミングか考える

自動車保険の乗り換えはタイミングが大切です。乗り換えのタイミングによっては、解約返戻金が思ったより少なかったり、等級の引き継ぎの関係で保険料が想定よりも早く上がってしまったりします。
 
乗り換えたすぐあとに、家族構成が変わるなどの影響で、再度保険の見直しをしなければならないといったことにもなるかもしれません。
 
自動車保険を乗り換える際には、今が適切なタイミングなのかをしっかりと考えておきましょう。
 

自動車保険の乗り換えまとめ

自動車保険の乗り換えタイミングは「満期」と「中途解約」がありますが、とくに中途解約の場合には注意しておきたい項目は多いです。
 
とはいえ、自動車保険を乗り換えることで、保険料を安くできたり、必要な補償内容の見直しができたりします。
 
本記事で紹介したデメリットや注意事項なども考慮しながら、適切なタイミングで自動車保険の乗り換えを検討してみましょう。
 

出典

損害保険料率算出機構 自動車保険参考純率
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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