2018.02.01 暮らし

それで良いのかニッポン男子諸君!今、女性にモテるのは金持ちよりも「4低男子」

Text : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 池田 理明

「お金を持っているか」「お金をどのように使うか」は男性がモテるうえで、切っても切り離せない関係です。

「三高」という言葉をご存じでしょうか。「三高」とは、バブル時代のモテる男性の条件です。その条件とは高学歴・高収入・高身長のこと。

当時はゴージャスな男性が女性に人気でしたが、時代は変わり、今は「4低」の時代。女性にモテる「4低」の条件とは一体なんなのでしょうか。

バブル時代に女性が男性に求めた「三高」とは

「三高」は、1980年代末から1990年代はじめに起こったバブル景気の頃に流行した言葉です。俗にいう高学歴・高収入・高身長の男性のことで、女性の主流層が結婚相手に望む条件とされていました。
 
当時の日本経済は上昇傾向で、日々の生活に不安を抱くことも少なかったといいます。働けば働いただけお金が入る時代の中で、女性はゴージャスな男性に魅力を感じました。分かりやすいステータスやブランド力のある男性を、パートナーにしたいと思う人が多くいたようです。
 
実際に三高の男性は多くの女性から熱烈なアプローチを受けました。この頃の男性は、モテたいならば「三高」を目指せば間違いなかったのです。
 

モテる男の条件。「三高」は廃れ「4低」の時代に

時代は変わり、最近では若者の恋愛離れが問題になっています。2012年頃からは「三高」の代わりに「4低」なんていう言葉が広まりました。
 
○4低
・低姿勢(家族に威張った態度をとらない)
・低依存(家事や子育てを妻にまかせっきりにしない)
・低リスク(リストラにあうリスクが少ない)
・低燃費(無駄なお金を使わない)
 
いかにお金を沢山稼ぐかではなく、いかに長く安定してお金を稼ぐかを重視しています。つまり、高収入ではなくても支出が控えめで、長く働ける環境にいる人がモテるようになったのです。
 

玉の輿よりも安定が選ばれるのは失業率が原因?

女性が男性に「安定」を求めるようになったのは、近代の失業率の高さが原因のひとつではないでしょうか。
 
厚生労働省の夫婦の婚姻年齢によると、平成2年(1990年)の平均婚姻年齢(全婚姻)は夫が29.7歳、妻が26.9歳。平成27年では夫が33.0歳、妻が31.0歳です。今も昔も、平均的な初婚年齢は30歳前後です。
 
参考資料:厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況, 1婚姻の年次推移,(2)夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた婚姻」より
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf
 
それに対して、25歳~34歳の失業率は上昇しています。総務省統計局の統計によると、1987年の失業率が2.3%なのに対して、2016年では4.3%です。バブルの頃と比較すると、約2倍失業率が上がっています。
 
参考資料:総務省統計局「労働力調査 長期時系列データ,年齢階級(10歳階級)別完全失業者数及び完全失業率」より
http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/03roudou.htm
 
失業する人が増え、身近な人がその煽りを受けることも多くなりました。そのような様子を見た女性は、玉の輿よりも安定を重視するのかもしれません。
 

東京桜橋法律事務所弁護士の池田先生にお伺いしました。モテる男性と、結婚後上手くいく男性の「お金の使い方」は同じ?

法律相談でお聞きするケースから、結婚後トラブルになりやすい男性のお金の使い方や、夫婦の家計管理について考えてみました。
 
夫に単純な浪費癖があるような場合では、家族会議などで浪費が防止されたり、お小遣い制で妻が家計を管理するように工夫したりすることで、浪費を防止できるため、離婚話に直結することは少ないと思います。
 
お金絡みで弁護士に離婚の相談をするのは、単に浪費癖が治らないという次元を超えて、たとえば、夫が家庭に満足なお金を入れなくなったケースなどが多いと思います。夫が滅多に帰宅しなくなり、また、家計にお金を入れなくなって貯金が底をつくなどし、妻の我慢が限界に達して弁護士に相談に来ます。
 
このようなケースでは、女性関係や性格の不一致など、他の原因があって家計にお金を入れなくなることが殆どで、その原因が分からない(証拠をつかめない)というケースもあります。
 
勿論、家計にお金を入れないこと自体、そもそも夫婦の扶助義務(民法752条)に違反しますし、他の事情を総合して判断すると、民法で定められている「離婚原因」になることもありますので、何が真の原因だとしても、あってはならないことです。
 
結局のところ、お付き合いしている頃からお金を自由に使い、しかも何処で使っているのかが分からないような男性の場合、女性側にとっては要注意かもしれません。結婚してすぐにお金の使い方が変わることを期待するのは難しいでしょう。
 

男性はモテたい・結婚したいなら堅実性をアピール

結婚後も上手くいく男性は、やはり無駄なお金を使わず、家庭にしっかりとお金を入れるタイプの男性ということが分かりました。4低でいうところの「低燃費」です。
 
逆に結婚生活でトラブルになりやすいのは、家庭にお金を入れず、自分の好きなようにお金を使う独占的なタイプ。4低の中では「低姿勢」(家族に威張った態度をとらない)の逆のタイプだといえるのではないでしょうか。残りの「低依存」(家事や子育てを妻にまかせっきりにしない)、「低リスク」(リストラにあうリスクが少ない)の2つも、当然妻としては結婚生活において安心できる要素です。
 
結局のところ、結婚前にモテる男性のお金の使い方と、結婚後も上手くいく男性のお金の使い方は共通点が多いことが分かりました。
 
今の時代、モテたい・結婚したいなら、お金に対する堅実性をアピールするのが大事です。
 
著:ファイナンシャル フィールド編集部
監修:池田 理明 (いけだ みちあき)弁護士
東京桜橋法律事務所、第二東京弁護士会所属 http://tksb.jp/

IT関連・エンタメ関連の企業法務を中心に、相続・不動産・債権回収・破産など幅広い法律事務に対応。

FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

 

 

池田 理明

監修:池田 理明(いけだみちあき)

弁護士/東京桜橋法律事務所/第二東京弁護士会所属

中央大学法学部卒。弁護士登録後、東京桜橋法律事務所に勤務。平成25年以降は同所パートナー弁護士に昇格し、主にIT関連、エンタメ関連の企業法務を中心として、相続・不動産・債権回収・破産など幅広い法律事務に対応している。

座右の銘は「強くなければ生きられない。優しくなれなければ生きていく資格はない。」時には、クライアント自身の姿勢を問うようなアドバイスができるよう心掛けている。

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