2019.03.07 暮らし

次の爆買い客たちはあのアジアの国?と2019年の予測をチェック!

今月頭は中国の春節でしたね。多くの中国人観光客が日本に訪れたというニュースも記憶に新しいのではないでしょうか。そんななか、訪日中国人観光客のインタビューで「爆買いはもう卒業した」という発言もたびたび聞かれていました。いま、もう日本での爆買いは落ち着きを見せているのでしょうか?
 
気になる訪日外国人の2018年の動向を振り返りつつ、2019年の予測をチェックしてみましょう。
 

2018年の訪日外国人は、中国をはじめとするアジア圏が圧倒的!

アジア9拠点で、マーケティングやアセットなどのグローバルコンサルティングを展開しているアウンコンサルティング株式会社が、「2018年訪日外国人の年間動向と2019年の予測」(※)を発表しています。
 
この資料によると、2018年の訪日客数は前年比8.7%増の約3119.1万人に達し、7年連続の増加となったとのこと。
 
【訪日客が多い上位3地域】
1位:中国 838.0万人(前年比 102.4万人増 13.9%増)
2位:韓国 753.9万人(前年比 39.8万人増 5.6%増)
3位:台湾 475.7万人(前年比 19.3万人増 4.2%増)
 
中国が圧倒的かと思いきや、韓国からの観光客も追い上げを見せています。やはり移動距離が近いアジア圏の国からの観光客が多いのですね。
 
【伸び率が増加している国・地域】
1位:ベトナム 38.9万人(前年比 8.0万人増 26.0%増)
2位:ロシア   9.4万人(前年比 1.7万人増 22.7%増)
3位:スペイン 11.8万人(前年比 1.9万人増 19.1%増)
 
伸び率だけ見てみると、グッと増加しているTOP3は上記のとおり。ロシア、スペインなどの遠方の国からも観光客が増えているとは驚きですね。
 
資料によると、「観光庁では、団体旅行の割合が高いベトナムで現地旅行会社に向けた取り組みを強化し、セミナー商談会や旅行会社と連携した訪日旅行推進キャンペーンなどの実施や、SNSでの情報発信に力を入れていました」とのこと。
 
これが、ベトナムからの訪日観光客の伸び率が上昇した理由のひとつかもしれませんね。
 

訪日外国人は、旅行のパッケージ商品にどのくらいお金をかけている?

次に、旅行のパッケージ商品にかけるお金(旅行前支出)の動向をチェックしてみましょう。
 
【旅行前支出の平均消費金額】
・中国     9万5683円
・ベトナム  14万0976円
・フィリピン  5万3784円
 
訪日伸び率1位のベトナムは、さすがに旅行前支出も大きい金額に。ちなみに、アジアの国と地域を見てみると、団体パッケージツアーからの申し込みが減り、その分個人旅行向けパッケージ商品の申し込みが増えている国があります。
 
その1位が、フィリピンでした。それを加味すると、フィリピンからの訪日観光客も今後続々増えていきそうな予感がしますね。

中国人の爆買いは鈍化?次はフィリピンの時代が来るかも

さて、次は日本に滞在している間の買い物代を見てみましょう。上記でチェックした3国からの訪日客の買い物代は、いったいどうなっているのでしょうか。
 
【滞在中「買物代」の平均消費金額】
・中国    9万7719円(前年同期比 ー 5.2%)
・ベトナム  5万4610円(前年同期比 ー52.7%)
・フィリピン 4万4817円(前年同期比 +41.7%)
 
中国からの訪日客の間では、爆買いは落ち着きを見せているのではないかな、という感じです。ベトナム人も大幅に買い物代が減少していますね。
 
その真逆の状況なのが、前年同期から大幅に支出が伸びているフィリピンからの訪日客。このままの勢いでフィリピンからの訪日観光客が買い物を続けると、2019年の爆買いはフィリピン人が牽引する……といっても過言ではない状況になりそうです。
 
※アウンコンサルティング株式会社「2018年訪日外国人の年間動向と2019年の予測」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
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FINANCIAL FIELD編集部

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