更新日: 2020.09.06 その他暮らし

マイナポイントのスマホ手続きが面倒…そんなアナログ人間に福音?ATMでの登録を実践してみた

マイナポイントのスマホ手続きが面倒…そんなアナログ人間に福音?ATMでの登録を実践してみた
「マイナンバーカードでマイナポイント最高5000ポイント獲得」の政府広報がアツいです。マイナポイントを得るためにはマイナンバーカードが必要です。
 
筆者はマイナンバーカードについては取得済みですので、マイナポイントの恩恵にあずかろうとしました。しかし、何だかスマートフォンを使う手続きが面倒くさそうです。
 
ところが「セブン銀行ATM」で手続きできるようになったと聞き、実践してきましたので、失敗も含めて報告します。

藤木俊明

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

ATMで手続きしてみたい

8月31日よりセブン銀行のATMでマイナポイント取得の手続きができる(※)ということなので、さっそく何の準備もせずに、マイナンバーカードを持ってセブンイレブンに行きました(それが失敗でしたので後述します)。マイナンバーカードの取得については、さまざまなサイトで説明されていますので、そちらを参照ください。
  
さて、セブン銀行ATMの最初の画面には、最初から「マイナンバーカードでの手続き」という選択ボタンがありました。これはわかりやすいですね。
 
次に、マイナポイントを申し込む決済サービスを決めます。これはPASMOに決めておきました。ATMで、「ハ」で検索すると出てきました。
 
次に「希望する(マイナポイントの)付与のタイミング」を選びます。PASMOは前払い時一択ですので、画面の指示通り進めていきます。ここまで、基本的に画面で指示される通りにしていけば良いので楽です。
 
そして「電子マネーを所定の位置においてください」と出ましたので、「いよいよかな」とPASMOをATMの指定位置におきます。ところがそこでストップ。所定の手続きが済んでいないということで、エラーのレシートが出てきてしまいました。やり直し……。
 

やり直し~事前登録が必要

実はPASMOを決済手続きに選択する時には、事前のPASMOへの登録手続きが必要だったのです。いったん家に引き上げてパソコンを開き、「PASMO マイナポイント」で検索して、該当したサイトから「PASMOマイナポイント加算サービス」から会員登録します。(後で気がついたのですが、ここではけっこう個人情報を入力するので偽サイトではないことを十分に確認すべきですね)
 
登録にはメールアドレスと、手元にPASMOのカードを準備します。PASMOの裏に書いてある番号が必要だからです。住所など個人情報も入力しなくてはなりません。入力が済むと「PASMOマイナポイント加算サービス」に自分のマイページが作られます。今後は、付与されるポイントなどはこのマイページで確認することになるようです。
 
ともかくも登録し終わって、ふたたびセブン銀行ATMに向かいます。今度はすんなり手続きが進み、いよいよマイナンバーカードを読み込ませます。
 
読み込んだら、画面の指示に従って、『利用者証明用の暗証番号』(4ケタ)を入力、電話番号の下4ケタを入力して終了。「ご利用明細票」が出てきました。そこには「マイキーID」(本人認証ID)が書かれています。これも大事に取っておきます。今後、マイナンバーのプラットフォームでいろいろ使うことになるはずです。
 

本登録も完了したもののポイント付与は少し先に

翌日、【PASMOマイナポイント】本登録手続き完了のメールが届きました。この後、PASMOにチャージしていけば、ポイントが付与され、最高5000円がポイントバックされるわけです。
 
しかし、今回9月にチャージしたとしても、5000ポイントに達した月の約3ヶ月後からでしか、ポイントを受け取れないようです。ちょっと間が空いていたのですね。筆者の場合は「2020年12月中旬~2021年3月上旬」に受け取れるとのことです。
 
もっと早く受け取りたい人は、他の決済サービスなども検討したらいいかもしれません。その反省もあり、「事前にやっておくこと」をまとめておきます。
 

事前に準備しておくこと

■マイナンバーカードを新たに取得するなら

マイナンバーカードを取得したら、その時の暗証番号はすべて控えておきましょう。これが大事になります。
 
また、マイナンバーカードの取得はもちろんですが、5年以上経った場合、「電子証明書」を更新しておかなくてはなりません。誕生日前だと郵送で更新できるのですが、私の場合更新を忘れていて、市役所のサービスセンターに出向く羽目になりました。

■マイナンバーカード登録時の『利用者証明用の暗証番号』(4ケタ)の確認

これはセブン銀行ATMで手続きする場合に必要になります。先ほどの控えを持っていったほうがいいでしょう。

■決済サービスの吟味

自分はあまり深く検討せずに決めてしまいました。もっといろいろサービスを吟味しておいたほうがいいかもしれません。

■セブン銀行ATMでの申し込み可能期間

2020 年8月 31 日(月)~2021 年3月 31 日(水)で、セブンイレブン営業時はいつでもできます。もちろん無料です。
 

まとめ

ATMでの登録はUI(ユーザーインターフェイス)がなかなか優れていて、楽に登録できました。
 
むしろ事前の準備がポイントで、マイナンバーカードの取得時の暗証番号と決済サービスをしっかり確認・決定しておくべきですね。また、登録の手順で取得できる「マイキーID」も大切に保管しておくべきです。
 
筆者はアナログ人間なので、大きな(リアルの)書類ボックスに、マイナンバー関係の書類は全部保管しておくことにしました。ご参考まで。
 
「セブン銀行ATMでマイナポイントの申込みが可能に 」報道資料
 
執筆者:藤木俊明
副業評論家


 

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