パラリンピックも一部または全部無観客に決定した場合、チケットはどうなるの?
配信日: 2021.08.05
その中で新型コロナウイルスの感染者数も増加しており、パラリンピックについては、まだどのような開催方法になるか決定されていません。
本記事では、もしパラリンピックが無観客開催と決定された場合、競技観戦チケットがどのような扱いになるか確認していきます。
※この記事は2021年8月3日時点の情報を基に執筆しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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オリンピックのチケットはどうなった?
まずオリンピックのチケットはどのようになったか確認します。
●開催決定前
新型コロナウイルスの影響で開催がまだ決定されていない時期には、観戦チケットの払戻期間が設定され、その間に申請をすることで払い戻しを受けることができました(オリンピックチケット:2020年11月10日~30日 パラリンピックチケット:2020年12月1日~21日)。
●無観客(一部有観客)開催決定後
(1)無観客が決定した競技の場合
こちらは無条件で返金となり、申請期間に関係なくオリンピックの公式チケット販売サイトから届いたメールに基づき、返金手続きを進める形になりました。
(2)有観客となったものの、人数制限のため再抽選となった場合
・再抽選の結果、当選となった
この場合は当然観戦できますが、やはり状況的に観戦したくない、都合がつかなくなり観戦できないといった場合はチケットの払戻期間が再度設定されていたため、その期間内(2021年7月10日~7月20日午前)に申請することで返金が受けられました。
当初、都合がつかなくなった場合などは公式リセールによって別の方に転売という計画もありましたが、そちらについては実施されないこととなりました。
・再抽選の結果、落選となった
こちらは無観客決定の場合と同様に無条件での返金となり、メールが届いたのちに手続きとなります。
パラリンピックの開催決定はどうなる?
パラリンピックについて、当初の予定ではオリンピック開会式1週間前の7月16日までに方針を決定するとされていましたが、新型コロナウイルスの感染状況が不明確であるため、オリンピック閉会後に決定することとなり、現段階(2021年8月3日時点)では未定といえます。
観戦チケットに関しては7月16日に再抽選後、払戻期間が設定される予定でしたが、それについても実施されていない状況です。
もし無観客開催が決定された場合の流れではオリンピックと同様に無条件での払い戻し、一部有観客開催の場合は再抽選後、落選の場合は無条件での払い戻し、当選の場合でも希望者は申請による払い戻しになる可能性が高いといえますので、すでにパラリンピックの観戦チケットをお持ちの方は公式発表、公式チケット販売サイトからのメールを待って確認する必要があります。
まとめ
以上、簡単ではありますがオリンピック、パラリンピックの観戦チケットの扱いについて解説しました。
今後の新型コロナウイルスの影響によって状況は流動的ですが、すでに始まっているオリンピックはステイホームで応援して楽しめるといいですね。
出典
東京2020オリンピック 公式チケット販売サイト 東京2020観戦チケット―大会延期に伴う希望者への払い戻し実施について
東京2020オリンピック 公式チケット販売サイト 東京2020大会のチケットをご購入いただいたすべての皆さまへ
東京2020パラリンピック 公式チケット販売サイト パラリンピック観戦チケットに関する重要お知らせ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部