東京23区でフードデリバリーを最も利用しているのはどこ? トップの区の平均利用額は月12万円も

配信日: 2021.08.09 更新日: 2021.09.20

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東京23区でフードデリバリーを最も利用しているのはどこ? トップの区の平均利用額は月12万円も
2020年はコロナ禍で、おうち時間が増えました。おうち時間を楽しむために、動画配信サービスを契約して自宅で映画を見たり、外食を避けデリバリーをする人が増えるなど、私たちの行動は大きく変わりました。
 
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区)は、同社が発行するセゾンカード・UCカード会員の決済データをもとに「2020年のおうち時間に利用が増えたカテゴリ」の調査を実施しました(※)。
 
何の利用が増えたのか、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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2020年、利用率が高かったのは「動画配信サービス」。前年からの伸びが大きいのは「フードデリバリーサービス」

最初に、2020年、おうち時間に利用が増えたものを聞きました。2020年で最も利用率が高いのはNetflixやAmazon Prime Videoといった「動画配信サービス」(5.48%)でした。おうち時間が増え、自宅で映画やドラマなどの配信を見るようになったと思われます。
 
次いで「フードデリバリーサービス」(4.08%)でした。外食を避け、デリバリーを依頼した人が多かったようです。以下は、「据え置き型ゲーム」(3.66%)、「電子書籍サービス」(2.37%)でした。
 
2019年と比較して2020年に最も利用率が増えたのは、「フードデリバリーサービス」で、1.93%増加しました。Uber Eatsや出前館などの自転車やバイクをよく見かけるようになりましたよね。
 
次いで、「動画配信サービス」が1.78%増、「据え置き型ゲーム」が1.1%という順になりました。
 

東京23区でフードデリバリーサービスを最も利用しているのは港区。月間平均利用金額は約12万円って本当?

2019年と比較して最も利用率が上昇したフードデリバリーサービスですが、注文できるお店やメニューも増えて、外出をしなくても自宅で人気のお店の料理が楽しめるようになりました。みんなはどのくらい利用しているのでしょうか。
 
そこで、セゾンカードの決済データをもとに東京23区の平均利用金額を調査しました。これによれば、東京23区で最も平均利用金額が高かったのは「港区」でした。他には「千代田区」「渋谷区」が多いことがわかりました。
 
「東京都港区」といえば、六本木ヒルズや高級住宅街といった「セレブな街」イメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
 
港区の2020年月別のフードデリバリーサービスの利用金額・回数を調査したところ、月間平均利用金額は約12万円、平均利用回数は48回ということがわかりました。1日あたり約4000円、1日1回以上利用している計算になります。
 
イメージ通り、フードデリバリーサービスにかける金額が高額であることがわかりました。
 

動画配信サービスの利用もゲームの利用も20代が最も多い

次に、動画配信サービスの利用状況について、2019年と2020年で年代別の利用状況に何か変化はあったのか、セゾンカードの決済データをもとに調査した結果、2019年、2020年とも最も利用していた年代は20代で、29.25%から30.46%と微増しました。
 
2019年に25.29%と、20代に次いで利用者が多かった30代は、2020年では3.01%下がりました。一方、40代が23.96%と、前年から0.14%微増し、30代を上回っています。
 
最後に、据え置き型ゲーム関連、アプリゲーム関連の利用率を年代別に調査した結果を見てみましょう。据え置き型ゲームでは20代が33.21%、40代が28.52%、30代が25.93%という結果に。
 
一方、アプリゲームでは、こちらも20代が27.92%とトップで、僅差で30代が27.80%で続きました。40代は25.53%という結果になりました。
 
2021年も引き続きおうち時間が長いと思われます。最近ではコロナ慣れか、出歩いている人も多いですが、早くコロナを収束するためにもなるべくおうちにいた方がいいでしょう。
 
※株式会社クレディセゾン 【東京でフードデリバリーを最も利用したのは何区?】決済データからみる2020年のおうち時間の過ごし方。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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