更新日: 2021.08.23 その他暮らし

社会人の自炊頻度はどれくらい? 外食にかける平均額は?

社会人の自炊頻度はどれくらい? 外食にかける平均額は?
自炊の機会が増えるほど、「ちょっと今日はラクしたい」「人の作ったおいしいものが食べたい気分」など、外食が恋しくなってしまうもの。
 
そこで今回は、世間の自炊の頻度や自炊に対する思い、さらに外食の頻度やその予算などをチェックしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

節約のために自炊するも、負担を感じている人が半数以上

合同会社DMM.comが発表した「食生活と外食に関する調査」の結果(※)を見てみます。この調査は、全国の20代~50代のビジネスパーソン男女500名を対象に行われたものです。まずは自炊についてチェックしてみましょう。
 

【自炊する頻度はどれくらいですか】

1位:毎日 38.4%
2位:週5〜6日 19.0%
3位:全くしない 16.0%
4位:週3〜4日 15.0%
5位:週1〜2日 11.6%

 
6割近くの人が週5日以上自炊をしていることがわかります。およそ7人に1人は自炊を全くしていない様子。外食・中食がメインだったり、家族が作ってくれたりする場合はこのようになりそうですね。
 
自炊をする理由については、以下のとおり。
 

【自炊をする理由(複数回答)】

1位:節約になるから 48.1%
2位:緊急事態宣言中は外食できない 34.5%
3位:感染対策で外食を控えている 32.1%

 
TOP3は上記の結果に。一番に考えることは「お金の節約」ということがわかりますね。ちなみに、「自分では作らない(同居人・家族が作る)ので理由はない」という人は8.1%でした。
 
さて、自炊を負担に感じている人はどれくらいいるのでしょうか。
 

【自炊を負担に感じますか】

1位:どちらかというと感じる 38.8%
2位:どちらかというと感じない 22.6%
3位:感じる 19.8%
4位:感じない 14.5%

 
負担に感じる計は6割近く。感じない計は4割弱でした。どちらかというと自炊を負担に感じている人のほうが多いのですね。
 
節約のために自炊をするのは大切なことですが、負担をため込みすぎないためにも定期的に外食・中食を取り入れるのもよさそうです。
 

ここ最近は週1、2回の外食が平均的

では次に、最近の外食の頻度について見てみましょう。
 

【緊急事態宣言中の外食の頻度】

1位:週に1〜2回 37.6%
2位:月に1回 32.1%
3位:それ以下 18.3%
4位:週に3〜4回 7.9%
5位:週5日以上 4.1%

 
多くても週に2回まで、という人が9割近くでほとんどということがわかります。逆に週3日以上と頻繁に外食をしている人は12%程度に収まっています。「節約したい」という理由で自炊をがんばる人が多いだけに、外食の頻度も低いようですね。
 

外食ランチ・ディナーで払える金額はちょっと低め?

最後に、外食で払う金額について見てみましょう。まずはランチから。
 

【ランチ1回あたりの支払金額】

1位:500円以上1000円未満 51.7%
2位:1000円以上1500円未満 27.6%
3位:2000円以上 8.3%
4位:1500円以上2000円未満 6.9%
5位:〜500円未満 5.5%

 
半数以上の人は、500円〜1000円未満に収めています。それ以上でも1500円未満には収めるという人も、3割程度と比較的多め。たまの外食ランチであれば、1000円払っても問題ないと考える人も多そうです。
 
さて、ではディナーについてはどうでしょうか。たまのディナーを外食で奮発、と行きたいところですが……?
 

【ディナー1回あたりの支払金額】

1位:1000円以上2000円未満 24.8%
2位:3000円以上5000円未満 23.4%
3位:2000円以上3000円未満 20.3%
4位:〜1000円未満 17.9%
5位:5000円以上8000円未満 9.3%
6位:1万円以上1万5000円未満 1.7%
7位:8000円以上1万円未満 1.4%
8位:1万5000円以上 1.0%

 
1000円から5000円の間に収めるという人がほとんどということがわかります。
 
しかし、ディナーであれど1000円未満という人も2割弱いるため、世間の財布のひもはなかなか堅くしまっているようですね。いっぽうで、5000円以上払うという人は13%ほど。お祝いや記念日などであれば、特別に奮発することもありえます。
 
ここ最近の世間の傾向として、「節約のために自炊をする」「外食は多くて週2回」「外食ランチで払う金額は500円以上1000円未満」「外食ディナーで払う金額は1000円以上5000円未満」ということがわかる調査結果でした。
 
この金額をひとつの目安にし、自炊に疲れたときにはたまに外食・中食を取り入れてみるのもよさそうです。
 
※合同会社DMM.com 緊急事態宣言中、外食したのは約6割! 3人に1人「1名で利用」。 ディナー平均「1000円~2000円」と安めの傾向に。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集