更新日: 2021.08.25 その他暮らし

「のむヨーグルト」を飲む人が増えている? 組み合わせたい食品とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「のむヨーグルト」を飲む人が増えている? 組み合わせたい食品とは?
ヨーグルトは乳酸菌を豊富に含んでおり、昔から胃腸の調子を整えるというイメージがあります。
 
近年では、機能性表示食品として腸内環境を整えるほか、血圧を下げたり血糖値・中性脂肪の上昇を抑えたりする働きがあるとうたったヨーグルトを目にするようになりました。花粉症の季節などは、なんとなく体によさそうな気がしてヨーグルトを意識して食べているという人もいるのではないでしょうか。
 
ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社(埼玉県さいたま市)では、数か月に1回以上の頻度でヨーグルトを食べる(固形タイプ以外の飲むタイプも全て含む)全国の男女1000名を対象にアンケート調査を行いました(※1)。この調査では主に「のむヨーグルト」の摂取状況を中心に聞いています。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ヨーグルトを食べる頻度や量が増えた人は約4割でそのうち「のむヨーグルト」を摂取することが増えたのは6割以上

普段からヨーグルトを食べている人に、 「のむヨーグルト」を飲む頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」(8.1%)、「週に2~3回」(11.2%)、「週に1回」(9.4%)、「月に2~3回」(12.1%)、「月に1回」(11.2%)、「数か月に1回」(28.1%)という結果になりました。週に1回以上「のむヨーグルト」を飲んでいる人は28.7%で、「のむヨーグルト」を普段から飲んでいる人は80.1%になります。
 
なお、「ヨーグルト」を食べる頻度・量が増加した人は、全体の38.2%でした。総務省統計局の家計調査によると、2020年のヨーグルトの平均支出金額は1万4000円で(※2)、2015年の12135 円(※3)から15.3%も伸びており、実際にヨーグルトを買う人は増えているようです。
 
さらに、その中で「のむヨーグルト(ドリンクタイプ)」を飲む頻度や量は増えたか尋ねると、「とても増えた」(21.2%)、「やや増えた」(42.6%)と、合わせて63.8%が増えたと回答しました。
 

「のむヨーグルト」を飲む理由は「免疫のため」「ダイエットのため」など健康のため

「のむヨーグルト」を飲む頻度・量が増えた人に、「のむヨーグルト」を飲む理由を聞くと、「免疫のため」(35.7%)、「ダイエットのため」(16.2%)、「生活習慣病対策のため」(16.6%)、「便秘対策のため」(23.2%)の項目が高くなりました。コロナ禍もあって、免疫力アップや運動不足による肥満や便秘の対策として、「のむヨーグルト」を飲む頻度や量が増えたと考えられます。
 
また、「のむヨーグルト」のメリットを尋ねると、「手軽に摂取できる」(51.2%)がもっとも多く、「スプーン等を使わない」 (42.4%)といった利便性を挙げる人が多く見られました。ほかには、「乳酸菌を摂取できるため」(34.8%)、「飲み切ることができる」(29.3%)、「水分補給ができる」(23.2%)が挙げられました。
 

7割が「のむヨーグルト」をそのまま飲まず、アレンジして楽しんでいる

「のむヨーグルト」の飲み方を聞いたところ、72.2%が「アレンジする」と回答しました。「のむヨーグルト」は、そのまま飲んでいる人が多いと思われましたが、実は7割以上の人がアレンジしたメニューを楽しんでいるという意外な結果となりました。
 
それでは、どのようにアレンジして飲んでいるのでしょうか。そこで、「のむヨーグルト」を何と組み合わせるとおいしそうか尋ねたところ、もっとも多い回答が「はちみつ」(23.7%)でした。以下は「ナタデココ」(22.2%)、「シリアル」(19.9%)、「ジャム」(14.4%)、「ドライフルーツ」(13.6%)の順となりました。これ以外にもフルーツや野菜と一緒にスムージーにする等もおいしそうですよね。
 
以上のように、近年では多くの機能性表示食品も増え、健康のためにヨーグルト、中でも「のむヨーグルト」を摂取する人が増えているようです。上記のアレンジ以外にも無糖タイプのヨーグルトならカレーなどさまざまな料理に使えそうです。工夫してヨーグルトを積極的に摂取したいですね。
 
※1:ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社 ヨーグルト好きが選ぶ、「のむヨーグルト」に合う理想の食材1位は「はちみつ」
※2:総務省統計局家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※3:総務省統計局家計調査 2015年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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