更新日: 2022.05.10 その他暮らし

【弁当派が増加?】あなたは、作る派?買う派?

【弁当派が増加?】あなたは、作る派?買う派?
昼食には何を食べますか?
 
家にいる場合、自分で作ったり、お弁当などをテイクアウトしたりする人もいるでしょう。一方、出勤の際は、社員食堂や近くのお店で食べたり、持参したお弁当を食べたりする人もいるかと思います。コロナ禍で、なんとなく外食を避けるようになった人もいるかもしれません。
 
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)は、「弁当」に関するインターネット調査を2022年3月1日~3月5日に実施し、1万68件の回答を集めました。早速結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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週1日以上でお弁当を食べる人は4割

今回の調査対象者のなかで、月1日以上お弁当を食べる人は61.3%でした。
 
そのなかで、「週に4〜5日」が15.1%、「月に数日」が13.6%、「週に2〜3日」が11.0%でした。週に1日以上お弁当を食べる人は43.8%という結果になりました。
 
お弁当をどのように準備することが多いかを聞いたところ、8割強が購入したお弁当を食べると回答しました。「スーパーで購入」が51.8%で2019年調査より増加しています。「コンビニエンスストアで購入」「弁当店・惣菜店など専門店で購入」が4割前後、「自分で作る」は24.3%、「家族が作る」は17.7%となりました。
 

コロナ禍でお弁当を買う人が増えた?

お弁当を購入する理由は、「食事の準備をする時間がない」が39.2%、「すぐに食べたい」「食事の準備や後片付けが面倒」「短時間で食事を済ませたい」がそれぞれ3割弱となりました。やはり、食事の準備を簡単に済ませたいという理由が多いようです。
 
総務省統計局の家計調査によると、2020年の「弁当」の年間平均支出金額は1万7196円でした。コロナ前の2019年では1万5780円であったので、コロナ前から8.9%増加しています。
 
やはり、感染予防のため、外食を避けてお弁当にした人が多いのではないかと思われます。自分で作る人を含めると、お弁当派の人はもっと多そうです。
 
購入したお弁当を食べるのは、「平日:昼食」が65.2%、「休日:昼食」が37.6%、「平日:夕食」「休日:夕食」が3割前後となっています。「休日:昼食」は、女性30・40代で多く、お弁当を週に2~3日・週に4~5日食べる層では、「平日:昼食」が8割前後となっています。
 
小さい子どもを育てている場合が多い30・40代の女性は、休日のお昼に家事を少し休んでお弁当に頼ることも多いのかもしれません。普段仕事している人ならお昼はお弁当を買って済ませる様子がうかがえます。
 

自分でお弁当を作る人は3割強。食費の節約が主な目的

自分でお弁当を作る人は35.5%で、男性2割弱、女性6割弱でした。「月に1日未満」が11.0%で最も多く、「週に4〜5日」と、平日はほぼ毎日作る人は9.6%で、週1日以上作る人は19.4%でした。
 
自分で作るお弁当のおかずの準備方法を聞くと、お弁当を作る人の半数以上が「冷凍食品」「手作りのおかず:お弁当用に当日に調理・準備したもの」と回答しています。冷凍食品を使いつつ、卵焼きなど当日にさっと作れるものを組み合わせているのではないでしょうか。
 
「手作りのおかず:夕食・朝食などの残り物を利用」「手作りのおかず:お弁当用に前日に調理・準備したもの」がそれぞれ40%台となっており、朝のお弁当作りの時間を短くしようとしているようです。
 
自分でお弁当を作るときに参考にする情報を聞いたところ、「レシピ投稿型サイト・アプリ」が29.2%、「テレビ番組・CM」「料理レシピを書いた本」がそれぞれ2割弱となりました。
 
自分でお弁当を作る理由は、「食費の節約」が50.5%で最も多い結果でした。毎日外食したりお店でお弁当を買ったりすると1ヶ月に1〜2万円はゆうにかかり、先ほど紹介した年間平均支出金額を軽く超えてしまいそうです。手作りしたほうが圧倒的に安いですよね。
 
ほかには、「手作りの方がおいしい」「好きなものを食べられる」「家族のため、家族の要望」「分量を調節できる」がそれぞれ2割強でした。
 
外食やテイクアウトのお弁当だと揚げ物が多くて高カロリーだったり、塩分が多かったりします。健康のためにも、できればお弁当は手作りしたいですよね。
 

出典

マイボイスコム株式会社 弁当に関するアンケート調査(第4回)
総務省統計局家計調査 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2021年計
総務省統計局家計調査 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2020年計
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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