更新日: 2022.06.02 その他暮らし

意外と知られていない!? 「家具・家電の長期リース型サブスク」について

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

意外と知られていない!?  「家具・家電の長期リース型サブスク」について
今話題のサブスクリプションサービス。有名なサービスとしては「Amazonプライム・ビデオ」や「Netflix」などの映像・動画配信サービス、「LINE MUSIC」や「Sportify」などの音楽配信サービスが挙げられます。
 
その他にも、ビュッフェやコーヒーなどの飲食関連だったり、子育て世代にうれしいおむつや知育玩具のサブスクだったり、変わり種としてゴルフやギターのサブスクがあったりします。
 
多種多様なサブスクですが、実は家具・家電もサブスクで借りられるってご存じでしたか?
 
特に「長期リース型のサブスク」を利用すれば、初期費用を抑えながらも「もたないくらし」を実現することができるのです。
 
「長期リース型のサブスク」といわれてもピンとこない方もいらっしゃると思うので、まずは長期リース型サブスクとは何か、認知度はあるのかについて見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

そもそも、長期リース型のサブスクってみんな使ってるの?

「長期リース型のサブスク」という言葉自体、初耳の方が多いのではないでしょうか。サブスクは、一定期間に定額の費用を支払えば利用できるサービスのことですが、昨今いろいろな種類に分化されてきています。その中で、自動車や高級家具など高価な商品を長期にわたって利用できるタイプのものが「長期リース型サブスク」です。
 
なので、「長期リース型のサブスク」は、先ほど触れた映像・動画配信サービスや、音楽配信サービスとは毛色の異なるサービスになります。
 
では、長期リース型のサブスクの利用者数はどのくらいいるのでしょうか。ナイル株式会社は、全国の男女2182人を対象に、「長期リース型のサブスクの利用有無」についてインターネット調査を実施しました。
 
結果、長期リース型のサブスクを利用しているかどうか聞いたところ、8割以上の人が「利用していない」と答えました。世代別の内訳を見てみると、10〜20代は27%以上の人が利用しているのに対し、30代以降は20%に満たない結果でした。(※1)
 

出典:ナイル株式会社 【持たないくらし×サブスクについての調査】
 
長期リース型のサブスクは若者の間では若干浸透してきているようですが、30代以降の人たちにはまだ耳新しいサービスなのかもしれません。
 

長期リース型のサブスク、「家具・家電」が最も使われていた!

先ほど長期リース型サブスクを利用していると答えた方に対して、利用しているサブスクを聞いたところ、「家具・家電」が最も多く37.85%という結果になりました。(※1)
 

出典:ナイル株式会社 【持たないくらし×サブスクについての調査】
 
しかし、別の調査で「家具・家電の定額制レンタルサービス」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらったところ、「ほぼ誰も使っていない」と答えた人は全体の42%に及び、さらに「コンセプト自体知らない」と答えた人は全体の54%もいました。(※2)
 

出典:LINE株式会社 「家具・家電の定額制レンタルサービス」の現状の認知率調査
 
こうして見てみると、家具・家電のサブスクは認知度が低いため、まだまだ伸びしろのあるサービスであることが分かります。
 
家具や家電というと、入居時に購入したまま買い換えない方が多数なため、「借りる」という考えに至る人が少ないのかもしれません。また、「サブスク=配信サービス」という共通認識があり、家具や家電がサブスクで借りられるという情報すら入ってきていない可能性が考えられます。
 

高まっていきそうな家具・家電のサブスク需要

家具・家電のレンタルサービスを利用しない人が挙げる理由は、「子育て世代からしたら、家具や家電を子どもが傷つけてしまうのが怖くてレンタルできない」「レンタルまでの過程や返却の手間が面倒」など、さまざまでした。
 
家具・家電の長期リース型サブスクは、返却時の補修費用が一切かからない安心保証に入れる場合もありますし、サイトから即日申し込みできたり、返却もスマホ一台で済んだりするため、今後売り上げを伸ばしていきそうなサービスとなっています。
 
家具・家電の長期リース型サブスクを利用すれば、季節や気分によって室内の衣替えができたり、最新家電をお得に利用できたりするメリットがあります。サブスクを活用して、家具・家電を借りたいときだけ借りる「もたないくらし」を実現しましょう!
 

出典

※1:ナイル株式会社 【持たないくらし×サブスクについての調査】
※2:LINE株式会社 「家具・家電の定額制レンタルサービス」について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集